ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

機動戦士クロスボーン・ガンダム

きどうせんしくろすぼーんがんだむ

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』(MOBILE SUIT CROSSBONE GUNDAM)とは、富野由悠季原作、長谷川裕一作画による、漫画作品である。劇場版アニメ『機動戦士ガンダムF91』の10年後を描いた “宇宙世紀ガンダムシリーズ”であり、1994年~1997年に「月刊少年エース」にて連載された。
目次 [非表示]

宇宙世紀0133

地球の誰もまだ

この戦いを知らなかった


概要

機動戦士ガンダムF91』の10年後の世界を描く同作の続編。

「漫画初出のガンダム作品」としてはガンダムの生みの親である富野由悠季が史上初めてにして、現在までで唯一直接制作に関わっている作品である(ただし本編のみで、続編に関しては一切触れていない)。

一方で、作画(及びネーム切りなどの実作業)担当の長谷川裕一氏独自の解釈による「ニュータイプ論」「アースノイドとスペースノイドの思想対立」なども加えられており、富野作品、長谷川作品双方からの評価も高い(物語佳境におけるドゥガチとの「人間」というものを巡るやり取りは、長谷川が出した解に対する富野の答えともいえる)。


ベラ・ロナを中心として再興した宇宙海賊クロスボーン・バンガードと、木星圏を根城とする木星帝国(ジュピター・エンパイア)との壮絶な戦いが描かれている。

後に、外伝『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』を皮切りに外伝・続編が連載・発表されている。


モビルスーツデザインに関しては『機動戦士Vガンダム』のカトキハジメが長谷川裕一のアイデアを元にF91との折り合いを付けるようデザインを行っている(一方で、そのデザインを下敷きにした長谷川独自デザインのMSも登場)。

また、メカニックデザインの一般公募も行われ、当時アマチュアであった海老川兼武のデザインしたモビルアーマーが登場した。


なお、時期的に言えばSDガンダムの最盛期から末期にあたり、かつ前作にあたる『機動戦士ガンダムF91』がSDガンダムの展開において大きな取り上げられ方をしていたにもかかわらず、当時の知名度があまり高くなかったためか、当時のSDガンダム作品群におけるキャラクター化は(ホビージャパンで発表された武者鋭駆主などのごく少数の例外を除いて)されていない。


知名度が高まったのは2000年にSDガンダムGジェネレーションFに取り上げられてからであり、以降多数の派生作品が誕生し、シリーズは初回から見れば四半世紀を超えるロングセラーとなった。


ストーリー

コスモ貴族主義を掲げる宇宙海賊クロスボーン・バンガードの蜂起に端を発したコスモ・バビロニア建国紛争終結から10年が過ぎた宇宙歴133年。

木星圏には宇宙海賊が跋扈しており、木星を統べる謎の勢力と交戦状態にあった。

地球から木星へ渡っていた留学生のトビア・アロナクスは新生クロスボーン・バンガードによる襲撃に巻き込まれ、謎のパイロットキンケドゥ・ナウの導きによってクロスボーン・バンガードに参加することになった。

やがてトビアは地球殲滅を目論む木星帝国の総統クラックス・ドゥガチの野望を阻止するべく、宇宙を股にかけた戦いに身を投じることとなり・・・・!!

主な登場人物

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

トビア・アロナクス

ベルナデット・ブリエット

キンケドゥ・ナウ

ベラ・ロナ

ザビーネ・シャル

ウモン・サモン


木星帝国(ジュピター・エンパイア)

クラックス・ドゥガチ

カラス先生

ギリ・ガデューカ・アスピス

ローズマリー・ラズベリー

バーンズ・ガーンズバック



地球連邦軍

ハリソン・マディン


登場兵器

宇宙海賊クロスボーン・バンガード

マザー・バンガード

クロスボーンガンダムX1

クロスボーンガンダムX2

クロスボーンガンダムX3

フリント

ゾンド・ゲー


バタラ


木星帝国(ジュピター・エンパイア)

バタラ

ペズ・バタラ

クァバーゼ

量産型クァバーゼ

アビジョ

トトゥガ

エレファンテ

エレゴレラ

ノーティラス

ディビニダド


地球連邦軍

量産型F91

ヘビーガン

133式ボール


派生作品

機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人

機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト

機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST

機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11

機動戦士クロスボーン・ガンダムLOVE&PIECE


関連イラスト

決着は「人間」の手でつけます歩いてゆく彼方とあるパン屋さんの風景【C86】新刊表紙その2


関連項目

ガンダム 宇宙世紀 機動戦士ガンダムF91

長谷川裕一 富野由悠季 カトキハジメ

長谷川裕一ガンダムMS&MA


閃光のハサウェイ 同じくGジェネレーションFに取り上げられて知名度を上げた作品。

仮面ライダーZXウルトラマンネオス 雑誌やイベントの展開がメインだった作品で、共に最終的には映像化を果たしている。


宇宙世紀(富野由悠季シリーズ)

機動戦士ガンダムF91機動戦士クロスボーン・ガンダム機動戦士Vガンダム

関連記事

親記事

宇宙戦国時代 うちゅうせんごくじだい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 942175

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました