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機動戦士Vガンダム

きどうせんしびくとりーがんだむ

『機動戦士Vガンダム』とは、1993年4月~1994年3月にかけて放映された、株式会社サンライズが最後に単独制作したTVアニメである。宇宙世紀ガンダムとしては最後年代が描かれているため、モビルスーツ技術も最高レベルに達している。
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伝説の白きモビルスーツが今、蘇る!

概要

機動戦士Vガンダム』は、1993年4月2日から1994年3月25日までANN系で全51話が放送された。略称は「Vガンダム」「Vガン」「VG」など。これまでは名古屋テレビ制作だったが、これより『機動新世紀ガンダムX』までテレビ朝日制作。


STAND UP TO THE VICTORY


アムロシャアが行方不明になってから60年後の宇宙世紀0153年が舞台。地球連邦軍が衰退した隙をついてコロニーサイド2に勃興したザンスカール帝国と、抵抗すべく立ち上がったレジスタンス組織リガ・ミリティアとの戦いを描いている。宇宙世紀を舞台にした映像作品(宇宙世紀の正史)としては、本作が劇中時間において最後年代に当たり、『ガンダムシリーズ』の中でも特に重苦しく陰鬱な雰囲気の作品となっている。


もともと「テレビアニメの原点に戻った、楽しいロボットアニメ」を目指して製作されており、主人公の年齢もシリーズ最年少の13歳と大幅に引き下げられた。

主人公 ウッソ・エヴィンが幼馴染のシャクティ・カリンや憧れの女性であるカテジナ・ルースを守る為にガンダムに乗り込み敵を打ち負かすというストーリーと、子供たちが真似て描くことができるデザインのVガンダムなど子供を意識した製作もなされていた。

これらについては番組放送開始前から積極的に各メディアでアピールされており、バンダイ刊行の『模型情報』1993年3月号では、当時の編集委員だった川口克己氏が編集後記で以下のように記述している。


「視聴者にとって解りやすい設定、世界観によるストーリー展開、またSDガンダムで育った年代にもアピールするため、主人公の年齢設定をガンダムシリーズでは最年少の13歳としている。」

サンライズ植田益朗プロデューサーによれば『未来少年コナンのような少年像をガンダム世界に導入したい』という。」


しかし、番組のメインスポンサーであるバンダイの意向に不満を示した原作者及び総監督である富野由悠季氏の手による、玩具会社の商業主義に対する皮肉まじりのバイク戦艦の登場(スポンサー側の最高権力者だった村上克司氏は大いに喜んだらしい)、劇中の戦略兵器もろに放送ギリギリな形状、映像作品において宇宙世紀最後を飾るモビルアーマー戦闘シーンすらなく爆散、味方問わず、登場人物を徹底的に虐殺していく富野演出が炸裂した所謂「黒富野」作品となっている。これを金曜17時に子供向けとして放送していた大変素晴らしい時代である。

また、このような残虐な設定の背景には当時苛烈を極めていた現実のユーゴスラビア連邦人民共和国~連邦共和国の崩壊に繋がった内部紛争も裏テーマにしていた(というより当時の時代背景を受けて「自ずとそうなった」との事)ためで、実際に現地ロケも行われている。

現在、ガンダムシリーズが日5枠になってからも、ショッキングな展開があるたびに、SNSのトレンドに『機動戦士Vガンダム』が浮上するほど古参のガンダムファンの間では「Vガンダム=鬱」という印象が強い。最新作に至っては30年も経っているのだからその根深さはなおのことである。

中でもミューラ・ミゲル最期のシーンは視聴者の大半にトラウマを植え付けたことで知られ、本作の製作を通して重度の鬱病に陥った富野監督は、1998年の『ブレンパワード』までTVアニメ監督業を休止する状態にまで追いやられた。


そういった経緯や制作時の背景もあり、富野監督自身も当作品には消極的な態度を見せている。

「何故『機動戦士Vガンダム』と云う作品を見てはいけないのか?」という質問に対しになるからです」と云う、何かと難解でひねくれた発言の目立つ富野監督とは思えない程に珍しく率直過ぎる回答が出たほど。

2004年に本作がDVD-BOX化された際に、商品に同梱されたブックレットでのスタッフインタビュー記事において富野監督は、「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」という警告のコメントを(買わなければ読めないのに)寄せている。

なお、これは同文中において「本当にそういうポスターを張り出してみると、きっとこのDVDはきっと凄く売れるでしょう。」と締めくくられている。

その11年後の2015年に本作はBlu-ray化もされ、上下2BOXの形態で発売される際に行われたスタッフインタビューの収録時においても富野監督は「何がダメなのか探してください。」と切り出し、「この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、全て監督の責任です。何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人がひとりでもいらっしゃればBlu-rayとして出した意味があると思っています。」と、この作品は悪いところを見つけてこそ意味がある趣旨のコメントを残している。


しかし、上記に挙げた様な富野監督による厳しい自己批判とは裏腹に、アニメーション作品としてのストーリーの出来は決して低くはなく、要所要所に陰鬱な描写があるものとして割り切って観れば、かなり振り切った内容で楽しめる。

特に最終盤の第50話で描かれたリーンホースJr.特攻」のシーンはガンダム史上屈指の名シーンの一つとして挙げられており、しばしば語り草となる。

また、戦闘シーン、メカアクションに関してもΖ~逆シャアの時代まで多用され続けたファンネルによる遠隔射撃描写を棄て、モビルスーツ同士の派手な格闘戦や射撃戦のみならず、地形を活かした戦術に加えて機体の分離変形機構を生かしたトリッキーな戦術やパーツアタック、そして光の翼などの乗機のギミックや特徴を最大限に活かした斬新で変幻自在な戦法など、ロボットアニメとして視聴者を厭きさせない様に最大限の工夫が凝らされており、シリーズの中でも高いクオリティを誇っている。

また、前述の通りモビルスーツの武装としてファンネルの存在こそ無くなったが、オールレンジ攻撃そのものはゲンガオゾのバックユニット等に見られるようにファンネルとは違った様々な形で表現されている。


何かと鬱要素が強調されがちなアニメ作品ではあるが、劇中の経過時間が二ヶ月半と短いのもあって、LM・ザンスカール間で「長期的な裏切り」や「善悪の逆転」が発生するのはカテジナぐらいでしかなく、他シリーズで顕著だった複数の裏切りや対立が重なってストーリー展開が複雑化といった要素はないので、宇宙世紀でも特に戦争の流れが分かりやすい作品という利点もある。

その他の「裏切り描写」はあったとしても話に影響を及ぼさないよう「即戦死」という形で退場させられるため、全編通してほぼリガ・ミリティアの人員はリガ・ミリティア、ザンスカールの人員はザンスカールのままで一貫している。

富野監督が最終話まで鬱病を患いながらも監督した作品ではあるが、これでもスポンサーが要求していた「視聴者の子供達にも分かりやすい勢力図とシナリオ構成」という課題はしっかりクリアしていたりする。


なお、近年ではロシアウクライナの紛争に端を発した激動の世界情勢の影響によって富野監督の考え方も多少軟化したようで、『グレートメカニックG 2023 SUMMER』で「機動戦士Vガンダム30周年特集」として行われたインタビューでは以下のように総括している。


「1番びっくりしたのは【タイヤ付きの戦艦なんか、出したってしょうがねぇじゃねえか】と思っていたのが、どうも作品のなかではそうじゃなかったということ」

(中略)

「『Gレコ』はここから始まっているとわかったという意味では【『Vガンダム』を作ったのは間違いではなかった】と思えます。自分の体感や知識…とまでは言わないけど情報量みたいなものは確実に受け継がれていますから。単純なロボットものじゃないということは、はっきりと言えると思います。また、今回のプーチンの戦争があったおかげで、むしろ『Vガンダム』は『機動戦士ガンダム』よりも、リアルなものがあったと感じられました。確かに手際のいい作品ではない部分もあるんだけど、嫌いでない人もいるというのがわかったのはよかったです。」


この様に、富野監督は本作を観直したうえで作品としての価値を認める旨の発言をしており、インタビューの最後は担当者に促されてシャクティ調に「皆さんちゃんと『見てください!』と冗談混じりに締めている。


ストーリー

地球を汚染させてしまった人類が、宇宙に移民をして、それに充分なじむ時代となっていた。

しかし人類は、この宇宙でも地球上と同じように戦争の歴史を繰り返していた。

それは、自らの愚かさを直して、新しい環境に適応しようとする人の本能がさせていることなのだろう。

こんな人類でも、宇宙で暮らすことができると信じなければ、人の歴史は余りにも悲しい。


──宇宙世紀0153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国は、長きにわたる地球圏統治の末、形骸化、腐敗した地球連邦政府に対し独立を宣言。宇宙における新たな秩序づくりの名の下に地球への武力侵攻を開始する。

それはウッソ・エヴィンシャクティ・カリンの住む東欧の不法居住区ポイント・カサレリアもまた例外ではなく、ザンスカールとそれに対抗するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦闘に遭遇したウッソたちは、運命に導かれるがごとく戦いに巻き込まれて行く。


周囲の人々を守りたい一心でヴィクトリーガンダムのパイロットとなったウッソは、戦争と言う不条理な現実の中で様々な経験を重ねて行くのだった…。(TVアニメ公式サイトより。)


登場人物

メインキャラ


リガ・ミリティア


シュラク隊


地球連邦軍


ザンスカール帝国


その他


登場メカニック


※1:アレキサンドリア級

※2:スペースアーク級

※3:ラー・カイラム

※4:漫画版


作中用語

  • ガチ党

宇宙世紀146年にフォンセ・カガチが発足した政党。マリア主義と腐敗した権力者をギロチンで粛清する反体制思想を主な考えとし、地球連邦を蹴落としザンスカール帝国として独立に成功した。

帝国内でも高い支持率を維持しているが、その実態はマリアのカリスマ性に魅せられ盲目的にマリア主義に賛同する者、ギロチンという腐敗した地球連邦政府官僚への粛清を英雄視する者達で構成されている。よって多くはマリア主義を「押し付けられている」事と反体制側が莫大な富と名声を得たことで「新たな体制を生んでいる」事実に自覚がない。

ベスパが地球侵略を開始していた本編開始時点では既にラゲーンでギロチンを使った処刑が行われており、オデロ、ウォレン、スージィはその光景を目の当たりにしてしまっている。


  • 特別居住区

地球上の地球連邦軍によりアースノイドの居住が認可された場所。

カテジナが住んでいたウーイッグやラゲーンが特別居住区に該当し、ウッソが住んでいたカサレリアは自然保護区のため本来居住が認められておらず不法居住扱いとなる。

しかし、ザンスカール帝国が地上用モビルスーツゾロとビームローターの開発に成功した事ですでにベスパによる占拠が始まっており、本編序盤間もなくしてウーイッグは焼け野原となった。

ちなみに後にウッソは連邦軍から正式にカサレリア居住を認められている。


  • Vプロジェクト

リガ・ミリティアが独自に立ち上げた最新鋭MS開発計画。戦いに乗り気ではない地球連邦軍の力を宛にせず、LM内の元メカニック陣が集結して、ベスパのMSに対抗できる最新鋭機を独自に開発したもの。

上述通り正規軍の力を借りてないため、ベスパのものと比べジェネレーター出力では負けていたり、種類が二つ(及び各マイナーチェンジモデル)しかないなどの難点もあったが、それでも当時の連邦の最新機に比べれば戦闘力は大幅に上がっている。

レジスタンスらしく各武装や内部構造も共通規格化され、ジェネレータから武装兵器に直接エネルギー供給が行えるハードポイントを各所に設けたことでいかなる形態でも攻撃が可能になっているなど高い拡張性も併せ持っている。


一年戦争が遠い昔となった事によるアースノイドとスペースノイド各々の価値観の変化や地球連邦政府の腐敗により勃発している戦争。

メディアミックスで「宇宙戦国時代」という言葉が最初に出てきたのはVからで、そこから逆算して「機動戦士クロスボーン・ガンダム」シリーズを筆頭にVの時系列前後に発生した宇宙圏の内乱を描いた作品が立て続けに発表されることとなった。


  • 核爆発

第二期モビルスーツが抱える問題。

このMS群が持つサナリィが開発した新型ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉は過去のジェネレーターより小型・高出力という画期的なものだったが、同時にジェネレーターにビームが直撃すると核爆発が生じてしまう。

この要素は物語序盤から語られ、英才教育を受けていたとは言え民間人だったウッソも熟知しており、両軍とも機体の四肢を狙った銃撃やコックピットブロックをピンポイントで狙った接近戦などに頼らざるを得なくなっている。


  • ハイランド

静止軌道上に位置する宙域にある太陽電池衛星(太陽光発電衛星)。

ザンスカール帝国が開発したカイラスギリーの電力確保のため、マサリク家とクランスキー家とイエリネス家の三家族により構成されるハイランド住人の親達は子供達をザンスカール軍により人質に取られていた。

リガ・ミリティアにより救出された後は三家族全員が停戦協定まで、マサリク兄弟とクランスキー姉妹はエンジェル・ハイロゥでの最終決戦までリーンホースJr.部隊にホワイトアークに乗船して協力し、ソフィアとブラスタの幼い姉弟を抱えるイエリネス家は停戦協定後は再び宇宙には上がらずに一家全員でカサレリアに残った。

太陽電池衛星は単なる発電スポットとしてだけではなく、マイクロウェーブをザンスカール艦隊に向け局所的に集中放出させて体調不良を誘発させたり、逆光による目眩ましといった戦術兵器としても活躍している。


サイド2に併設されたザンスカール帝国の敷地内国家だが、独自に反ザンスカール活動を行っている。金銭面では逼迫しているようで宇宙世紀150年代には最早二周りは型遅れのヘビーガンが主力兵器で、補給に来たリガ・ミリティアからもリーンホースJrごと保有兵器を掻っ攫おうとしていた。また、Vガンダムに平気でビームを発砲していたあたり、第二期モビルスーツの概念すら知らないらしく住人は浮世離れしている様子もある。

しかし粛清を良しとするザンスカール帝国側が何もしないはずもなく、新しく開発したタイヤ型サブフライトシステムであるアインラッドと専用モビルスーツのゲドラフの試運転も兼ねた最初の標的にされてしまった。


  • セント・ジョセフ

月面にある大都市。(コロニーの人口都市含め)世界名作劇場みたいな景色ばかりが映る本作で最も都会らしい場所。

リガ・ミリティアの秘密工場があるが、同時にザンスカール帝国の秘密警察もおり、ウッソの母親ミューラ・ミゲルが指名手配されていた。


  • アンダーフック

約2万人が住む地球の人工海洋都市。表向きはリガ・ミリティアに協力的な態度を見せているが、その正体はその上層部の大半がマリア主義の狂信者というほぼザンスカールのスパイで溢れかえってるような場所。皮肉にもカテジナを追ったウッソによって早期に正体がバレてしまい、マリア主義者だけが潜水艦で避難し、LM討伐のために投入された新型モビルアーマー・ドッゴーラの無差別攻撃によって崩壊の末路を辿った。


  • 地球クリーン作戦

ザンスカール帝国が提唱した地球を浄化させる作戦。しかし「浄化」とは名ばかりの、実態は高い剛性を持ったタイヤ型兵器を使って建築物や地球人を轢き潰し、物理的にクリーン(平ら)にするという極悪非道な作戦。この作戦には発案者とされるドゥカー・イクの「地球をバイク乗りの楽園にする(=バイクが自由に走り回れる平地を増やす)」という個人的野望も含まれている。

ベスパでタイヤ兵器アドラステアの本格運用とアインラッドの量産態勢が完了するとモトラッド艦隊によって執行開始された。

だが、この作戦すら地球連邦軍との停戦協定を結ぶミスリードに過ぎなかったことを発案者のドゥカーさえも知らず、真の地球クリーン作戦は停戦の裏で別途に行われようとしていた…。


主題歌

オープニングテーマ


エンディングテーマ


ナレーション

本編:中田譲治

サブタイトルコール:阪口大助

次回予告:黒田由美


各話リスト

話数サブタイトル退場者(斜線は明確な死亡描写のあるもの)
第1話白いモビルスーツボイスン
第2話マシンと会った日
第3話ウッソの戦いカルルマンの母、クリス・ロイド、テングラシー・ルース、リー・ロン
第4話戦いは誰のためにジム・スティフ、ライオール・サバト
第5話ゴッゾーラの反撃ガリー・タン
第6話戦士のかがやきバクー・チー、ディ・トランプ、ワタリー・ギラ
第7話ギロチンの音オイ・ニュング
第8話激闘!波状攻撃キーラ
第9話旅立ち
第10話鮮烈!シュラク隊ゲトル・デプレ
第11話シュラク隊の防壁ヘレン・ジャクソン
第12話ギロチンを粉砕せよロブ・オレスケス
第13話ジブラルタル空域マヘリア・メリル
第14話ジブラルタル攻防ケイト・ブッシュ、メッチェ・ルーベンス、クワン・リー
第15話スペースダスト
第16話リーンホース浮上
第17話帝国の女王
第18話宇宙艦隊戦
第19話シャクティを捜せ
第20話決戦前夜
第21話戦略衛星を叩け
第22話宇宙の虎ゴッドワルド・ハイン
第23話ザンスカール潜入
第24話首都攻防
第25話敵艦と敵地へ
第26話マリアとウッソペギー・リー
第27話宇宙を走る閃光ジュンコ・ジェンコ
第28話大脱走
第29話新しいスーツV2アジス・バギ
第30話母のガンダム
第31話モトラッド発進オリファー・イノエ
第32話ドッゴーラ激進ブロッホ
第33話海に住む人々
第34話巨大ローラー作戦ミズホ・ミネガン、メルクリン
第35話母かシャクティかアドラステアの艦内で洗濯をしていた少女兵
第36話母よ大地にかえれミューラ・ミゲル、ゴズ・バール
第37話逆襲ツインラッドシシリー・フィツィーネ
第38話北海を炎にそめてドゥカー・イク、レンダ・デ・パロマ
第39話光の翼の歌マチス・ワーカー
第40話超高空攻撃の下
第41話父のつくった戦場
第42話鮮血は光の渦にルペ・シノ、アルベオ・ピピニーデン
第43話戦場の彗星ファラキル・タンドン
第44話愛は光の果てにカリンガ・ヴォーゲル、キスハール・バグワット
第45話幻覚に踊るウッソトッリ・アーエス隊
第46話タシロ反乱
第47話女たちの戦場ファラ・グリフォン
第48話消える命 咲く命マリア・ピァ・アーモニア、タシロ・ヴァゴ
第49話天使の輪の上でユカ・マイラス、ネネカ隊
第50話憎しみが呼ぶ対決ムバラク・スターン、レオニード・アルモドバル、ロメロ・マラバル、オーティス・アーキンズ、ジン・ジャハナム(影武者)、ロベルト・ゴメス、フランチェスカ・オハラ、ミリエラ・カタン、コニー・フランシス
第51話天使たちの昇天ムッターマ・ズガン、オデロ・ヘンリーク、クロノクル・アシャー、フォンセ・カガチ

関連作品

漫画版

本作にはTVアニメが本放送されていた当時に発表された、有名な二種類のコミカライズ版が存在する。


  • コミックボンボン連載のコミカライズ版
    • 講談社の児童向け漫画雑誌のコミックボンボン誌上において1993年4月号から1994年3月号まで連載された、岩村俊哉氏の独自解釈によるコミカライズ作品である。
    • ファンからは通称ボンボン版Vガンダムと呼ばれて愛されている。
    • 破天荒な性格をして、凶悪な目付きの野性味溢れる笑顔がチャームポイントで、後ろ髪を逆立てた暴走族の様な派手な髪形をしたウッソ(しかも個人称も「オレ」)が登場する。
    • 児童向け漫画としてアレンジする際に「シャクティ1人にヒロインを絞りたかった」と云う理由から漫画の劇中にカテジナは存在しないのだが、それでも中盤からシャクティが完全に空気になってしまった事実から見て単純に作者の力量不足からカテジナを描くのが面倒臭かっただけである
    • アニメ版では描かれる事はなかった「『未来少年コナン』や『戦闘メカ ザブングル』のような、未来の世界を舞台にした明るい冒険活劇」と云う、バンダイ側が提示した機動戦士Vガンダム』の番組企画当初のコンセプトをなぞりながらも、児童向け漫画作品として特化した描写により最終的には全く違った印象を与えている。


  • いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!
    • 『MS SAGA』や『DYNE』等のバンダイが発行していたアンソロジーコミックス向けにことぶきつかさ氏が執筆していた『機動戦士Vガンダム』を題材にしたパロディギャグ漫画全4篇を含めた、ガンダム関連の漫画作品ばかりを纏めた単行本のタイトルがいけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!である。
    • 単行本は1994年にメディアワークスより発売されており、2012年には改訂新装版の単行本がことぶきつかさ短編集 いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!と改題されてKADOKAWAより発売された。
    • メディアワークスの旧単行本には1994年当時のことぶきつかさ氏が「当時、何の考えもなく書き殴っただけ」と云う「自分の漫画作品に関する裏話」と「ガンダム作品に対するコメント」のページが載っていたのだが、「関係者に喧嘩を売っていると誤解されてもおかしくなかった内容」だとKADOKAWAの編集者から指摘されており、「痛コメント」だと反省した本人の意向により改訂版の単行本では当時のコメントが載っていたページは「あとがき」を残して全て削除されている。
    • また、旧単行本の巻末に収録されていた、庵野秀明氏と鶴巻和哉氏を筆頭にうたたねひろゆき氏や園田健一氏といった数多の超豪華ゲスト陣が1994年当時に寄稿した祝辞ページは削除されることもなく、KADOKAWA版でもそのままである。
    • ちなみに、KADOKAWA版の単行本で削除されてしまったコメントページの内、『機動戦士Vガンダム』という作品に対して語っていた頁では「唯一気に入った『黒い女の人』がマーベットさんだった。」「もう今更この作品に関して語ることは何もない。マーベットさんに始まりマーベットさんに終わったのである。ただそれだけ。」と辛辣に評していた。
    • KADOKAWA版の単行本用に新規収録された対談コメントでは「旧単行本が出た後にVガンダムを何度か観返してるんですが、当時解らなかった味が徐々に見えてくる訳ですよ。なのにその作品の良さに気付けなかった鈍感な頃の自分の言葉しか旧単行本には記録されていない。」ことぶきつかさ氏は過去の自分の発言をかなり後悔していた。
    • 基本的にアニメ本編の台詞やストーリーをそれなりになぞってパロディ漫画化してはいるが、当時のことぶきつかさ氏はファースト原理主義者で「『0083でもギリOK』とか生意気言ってた頃」だったので『1stガンダム』から70年後と云う時代設定の『機動戦士Vガンダム』に対しては全く興味が持てず「ストーリー物から逃げたくてギャグ漫画にしたけど、それまでギャグ漫画は描いたことが無く、結局やり方が分からずにブラックに弄るしかなかった」と述懐している。
    • しかも漫画執筆中には度重なりバンダイサンライズ側からキャラクターの台詞チェックが入り、何度も漫画中の過激な台詞の訂正を求められてはバンダイの担当者と「表現の自由」に関して揉めており、最早やる気の欠片すらもなくなった後半は投げやりで暴力的な描写が目立つ様になり、大半のキャラクターがアニメとはかけ離れた破天荒で残虐な性格をしている内容となった。
    • ことぶきつかさ氏は現在でこそガンダムのアニメ作品にキャラクターデザインや総作画監督として大きく関わっているが、これらの若気の至りで書いた当時の漫画作品やコメントを見て「そんな人間がコミックスのあとがきで『今後のガンダム作品でデザイン参加とかしたいなぁ』とか言ってる(笑)ナメとんのかと(笑)」と回想し苦笑いしていた。
    • なお、「カテ公」「これ…母さんです…」といった『機動戦士Vガンダム』関連でよく語られるパワーワードはこの漫画から発生したものである。
    • 最終話でシャクティがワッパのオートコンパスだと偽り時限爆弾を仕掛けてカテジナを爆殺したシーン「視聴者の1年間の鬱憤を晴らしてくれた」とファンからは称賛された。

それ以外に有名な漫画作品



  • 機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
    • 機動戦士Vガンダム』の放送30周年を記念した外伝漫画である。2023年12月25日発売のマンガ雑誌『月刊ガンダムエースKADOKAWA)』2024年2月号より連載をスタートした。
    • オデロ・ヘンリークにスポットを当てた外伝で、『機動戦士ガンダム ゼロの旧ザク』等を執筆した岡本一広氏が漫画を担当する
    • 機動戦士Vガンダム』の劇中エピソードにおけるオデロの心情や動向を、オデロ本人及び彼と関わった他キャラクターの視点を交えて掘り下げる形で描かれる、回顧録的モノローグ漫画作品である。

ウエダハジメ氏の作品

物語シリーズ』のEDアニメーション等で有名な、イラストレーター兼漫画家のウエダハジメ氏は本作の大ファンで知られており、過去に『機動戦士Vガンダム』関連の同人誌を描いたり、本作のDVD-BOXのブックレットにも『Vガンダムの楽しみ方 ― how to fun of V GUNDAM』として2ページのイラストエッセイを寄稿している。


  • 幸福である『Vガンダム論』
    • ∀ガンダム』の放送中である2000年1月に徳間書店より発行された『ロマンアルバム GaZOスペシャル ガンダムミレニアム』に収載された描きおろしイラストエッセイ作品である。
    • シャクティ・カリンの口調を真似た、やや過激な放送禁止用語混じりな文章と、才気に満ち溢れたイラストで綴られた、「Vガンダム愛」に満ちた内容である。
    • 「幸福である。幸福であるのです。Vガンダムを愛でる人々よ。二十周年という事で溢れ返る、様々なメディアの総括企画。カッコー良ろしい切り口だったりするそれら全てが、もう一回、全てが!Vガンダムをシカトこいて下さる現状を前にすれば、戸惑うことかも知れませんし、傷つきもするでしょう。」
    • 「ハリで楽になる前の、トミノヨシユキが、おそらく最も死に近かった時の創作であり、凶暴な危険球であることは、明らかであります。そこに、MS忌諱というかMS好き忌諱といったものも、相っ変わらず匂い、が、だからこそ、その粗野な誠実に、我々は、それこそチ○コいじっているのと同じくらいやってきたガンプラ遊び(どう体裁繕おうが連中の本質はそれでありましょうよ。)よりも、強い快を得られたのですから、これは、幸福であります。」
    • 「Vガンダムを愛でる人々よ。我々は弾かれた存在でありましょうが、幸福であるのです。我々は知っているのです。オデロ・ヘンリークが健やかであったと。千住明、理性の楽曲奏でられるならなか展開する、乗用車を思わす心優しい形のビクトリーと、トミノメモへのアンサーを用意しなかったような石垣おもしろメカとの、凄絶なバトルを。」
    • 「だから、Vガンダムを愛でる人々よ、カテ公と呼んで整理するしかない人々を許し、Vガンダムという作品をつくり得た方々(一部除く)に、感謝の祈りを捧げましょう。」
    • 上記した文章は全文ではなく一部の抜粋であるが、非常にセンスに溢れた文章であり、『ガンダム20周年』当時の「ガンプラ至上主義で物語やキャラクターの魅力が顧みられない状況(これは現在も大して変わっていない)」を痛烈に皮肉っており、ページ内にギッシリと描かれたサイケデリックかつ繊細で秀逸なイラストと相まって一度読むと脳裏にこびりついて離れないのである。
    • この前ページに掲載の『我等がトミノ御大の大宿業「金髪さん」の系譜』は古参のガンダムファンならば必見の内容である。

  • 宇宙世紀小話 バグの子
    • 『月刊ガンダムエース』2003年6月号(No.010)に掲載された2ページのフルカラー読み切り漫画作品。
    • 同人誌『バグの子』に収録していた同タイトル作品を再構成して新たに描き下ろしたものである。
    • シャクティ・カリンが主役であり、『機動戦士ガンダムF91』に登場した殺人兵器バグが野生化して人々の暮らしを脅かしている独自の世界観が描かれている。


その他、イラスト、漫画等


  • 極私的黒歴史考
    • 神様ドォルズ』等の作品で有名な漫画家やまむらはじめ氏によるガンダムシリーズを独自の視点から語る自伝的イラストエッセイ作品である。
    • 当作品はKADOKAWAが発行しているガンダムエースの創刊号から数回に渡って不定期掲載されており、最初期は『極私的黒歴史』と云うタイトルだった。
    • 2001年6月発売の『ガンダムエース創刊号』の第1回掲載分ではカテジナについて少しだけ見解が書かれており、2003年3月発売の『月刊化記念特別号・ガンダムエース5月号増刊』の掲載分では『機動戦士Vガンダム』を丸ごと取り扱っている。
    • 「尋常ではないボルテージでマイノリティな人々の荒んだ心のヒダを乱暴に、けれども細かになぞってくれた」「全編これ悪意の塊というようなタイトなフィルム」「あんまし商売にならん」「ガンダムの嘘っぱちを自ら暴き立てるという荒業」「ソーカントクの捨て身のテロ行為もテレビの前の視聴者は総無視」
    • この様に、『機動戦士Vガンダム』と云う作品は一般的には「マイノリティ向けの商業的に失敗した作品」だとしており、富野監督を指して本文中では「ソーカントク」などと表記してみたり、何かと著者の「自己陶酔と傲慢さ」が随所に透けて見える内容である。
    • また、シャクティ・カリン「この作品の真に悪質なところ」「全ての物事の元凶」とし、「雪ダルマ式に状況を悪化させ、より多くの人死にを招いた。」「この娘の前ではカテジナの狂乱など可愛いもんだ。」と、評している。
    • これに対して、カテジナ・ルースは一貫して「男運がなかった」「ウッソが大人ならカテジナは狂わなかった」「戦争の被害者」だとしている。このカテジナに対する同情的な見解は上述したウエダハジメ氏のイラストエッセイ内の記述とも似通っている。
    • しかし、やまむら氏はシャクティ・カリンと云うキャラクターに関しては全く良い思い入れがなかったらしく、極めて個人的な主観によって『機動戦士Vガンダム』アニメ本編内の描写を曲解しており、挙げ句に片寄った誇張表現を用いて悪し様に語ってしまっている。
    • このイラストエッセイは全国区で大量発売された雑誌媒体に掲載された作品であったことに加え、2003年当時は『機動戦士ガンダムSEED』の大ヒットにより新規のガンダムファンが参入してガンダムエースの発行部数も伸び、隔月誌から月刊誌に移行する様なタイミングであり、また2003年と云う時代は世間にインターネット環境が完全に普及し終えた時期でもあり、現在も続く「死神シャクティ」と云うネットミーム「カテジナを擁護してシャクティを叩けば通ぶれる」といった様なライト層による誤解の連鎖を招いた原因となったものと考えられる。
    • 上記の理由からも、『機動戦士Vガンダム』という作品が現在でもガンダムシリーズ内で「マイノリティ向けのカルト作品」だと世間から認識されるに留まってしまっている要因の一つになってしまったものと思われる。
    • なお、やまむら氏は「小学校の時からずーっと富野由悠季の小説やらエッセイを読んできた」と自負するほどの「自称・富野作品マニア」であり、『アニメージュ』に連載の『富野に訊け!!』のコーナーでは挿絵を担当しており、徳間書店オフィスでの打ち合わせで富野監督と何度も面会しているようで、「ただの役得狙いです…」X(Twitter)で自慢げに語っている。


交響組曲第二番 THOUSAND NESTS

  • 千住明
    • 当時のアニメとしては珍しいフルオーケストラを起用しており、スタッフはもちろん作曲家を褒めることもほとんどない富野監督は、曲の収録風景を見学に行って「幸せだ」と感じたという。
    • 千住氏は「Vガンダムを担当するに当たって、自分のもつ引き出しをすべて出し切るつもりで臨んだ」と語っている。
    • サウンドトラックはscore1~3が発売されているが、上記の通り富野監督が千住氏の音楽に感銘を受けていたことがあり、score2、3収録曲のタイトルは富野監督自らが名付けている。
    • (例:「春に夏の祭典を」、「スカートの裾が床に触れましょう」)
    • このため、GジェネレーションなどでBGM一覧になると、本作BGMタイトルが浮く
    • アルバム『機動戦士Vガンダム〜交響組曲第二番 THOUSAND NESTS』(演奏:ポーランド放送管弦楽団、指揮:アンソニー・イングリス)を自身の代表作として語っている。
    • 千住氏は後に脚本家の野島伸司氏が企画した『人間・失格』や『未成年』といったTBS金曜ドラマシリーズや、日本テレビ制作の安達祐実主演の人気ドラマ『家なき子』等の民放ドラマで数多の劇中音楽を担当し、NHK大河ドラマでは『風林火山』の劇中音楽を手掛けている。

余談

全方位において多数存在する。


  • 富野由悠季
    • 彼の言葉を借りれば、「このような結果」となってしまったのには色々と要因があるのだが、敢えて言うならサンライズが、本作終了直後バンダイ(現バンダイナムコ)からの買収を受けるという決定事項を、スタッフには隠していたという事実が大きく影響しているのは間違い無いだろう。
    • なお、御大は(少なくとも2004年時点では)本件を許していない

  • 声優
    • 本作にサブ及びゲストのキャラクターとして出演した声優陣の多くは後の平成ガンダムシリーズとなる『G』~『X』以降も続投されることとなり、後続作品でメインキャラに昇格しているという例も多い。
    • トマーシュ・マサリク役の関智一氏が、次回作では主人公のドモン・カッシュを演じた例が最も顕著である(なお、関氏はその後の『W』でもOZ専属技師のメーザー役として続投されている)。
    • 本作は劇中のキャラクターが次々と若くして死亡していったように、演じた声優陣も比較的近い年齢同士で構成されてるにもかかわらず、クロノクル役の檀臣幸氏(50歳没)、タシロ役の中村秀利氏(60歳没)、ストライカー/トランプ役の藤原啓治氏(55歳没)、偽ジン・ジャハナム役の松尾銀三氏(49歳没)と、惜しまれつつも早世している御仁が多い作品である。
    • キャラクターを演じた声優のみならず、キャラクターのデザインを担当したアニメーターの逢坂浩司氏も44歳の若さで亡くなっている。
    • また、亡くなってはいなくともマーベット役の白石文子氏やオデロ役の中田雅之氏など、出番の多いメインキャラクターを演じた声優であっても諸事情により既に声優界を引退済みで、最早復帰は絶望的というケースが多々ある。
    • このため本作はゲーム作品のキャラクター参戦に際しても、かなり早い段階からライブラリーや代役に頼らざるを得なかったガンダム作品でもある。

  • 放映話数や順序に関する話
    • 本作は話数の面でもTVアニメのガンダムシリーズの中で、全51話という『SDガンダムフォース』に次ぐ2番目の話数を持っている。ファーストガンダムは全43話。SEEDは全50話。『SDガンダムフォース』は最大の全52話となっており、SD作品を除いた場合は本作がトップとなる。
    • TVシリーズのガンダム作品としては本作は『機動戦士ガンダムΖΖ』から7年ぶり、放送終了タイミング含めても6年ぶりで、(もちろんその間にも劇場版やOVAこそ発表されていたものの)この空白は2023年現在でも最長で、このためTVシリーズに10年以上も空白があった仮面ライダーシリーズウルトラマンシリーズのような事態は免れている。
    • 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズから機動戦士ガンダム水星の魔女も7年だが、こちらは分割2クールだったため放送終了からは5年半ほどしか空いていない。そしてこの期間内にもガンダムビルドシリーズの方はしっかり制作されていた。
    • 本作は序盤に各話時系列と話数にズレがあり、第1話「白いモビルスーツ」は時系列上は4話と5話の途中の話となる。これは番組タイトルを冠した主役機であるVガンダムが第4話まで登場しないことに難色を示したバンダイに忖度したサンライズ側がアニメ放映開始のギリギリになって無理やり放送話数を組み替えた為に起きた話数ズレである。
    • 一応、2話~4話までは冒頭にナレーションによる説明が入り、サブタイトル後とエンディング直前にはVガンダムを整備するウッソの現在の状況が描かれており、ストーリー自体は「シャクティによる回想」という形にして整合性が取られているものの、この作品を時系列順に楽しみたい場合、2話→3話→4話→1話→5話以降……の順に見る方が物語を整理しやすい。



嘘か真実か?Vガンダム×エヴァンゲリオン

混ぜるな自然


関連イラスト

Vメンテナンス

いくつもの愛をかさねてV2アサルトバスター


関連動画


アイキャッチ

本作のアイキャッチは全て異なっており、全51話×A・Bパート2種の計102枚の静止画で構成され、全部繋げると一つのアニメーションになるというパラパラ漫画方式をとっている。


関連項目

機動戦士Vガンダム Vガンダム 宇宙世紀

木星船団公社 エンジェル・ハイロゥ

光の翼 ネネカ隊


千住明


シリーズ

機動戦士ガンダムF91機動戦士Vガンダム機動武闘伝Gガンダム


宇宙世紀

機動戦士ガンダムF91機動戦士Vガンダム→宇宙世紀の終焉。時は流れ、∀ガンダムのコレクト・センチュリー=C.C.の時代へ移行。


宇宙世紀(富野由悠季シリーズ)

機動戦士クロスボーン・ガンダム機動戦士Vガンダムガイア・ギア


非映像作品

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11

『プロジェクト・エクソダス』を描いた長谷川裕一による『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズの続編。『ゴースト』は本作の裏史と言え、『DUST』は本作や『ゴースト』よりも先の世界観が舞台。『X-11』は『DUST』の裏側を描いた作品となっている。


いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!(本作の公式パロディ漫画)


外部リンク

TVアニメ公式サイト

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