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ロシア

ろしあ

ヨーロッパとアジアにまたがる世界最大の面積を誇る国。ロシア連邦。
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  • ♪ロシア連邦国歌(имн Российской Федерации)(日本語訳字幕付き)
(Владимиров Иван)

概要

ロシアは、ヨーロッパアジアにまたがる大統領連邦制の共和国。前身国家はソビエト連邦ソ連)のロシア・ソビエト社会主義連邦共和国。ソ連崩壊(1991)に伴い独立し、ソ連の後継国家を名乗る、国際連合安全保障理事会の常任理事国の一つである。

首都モスクワと旧首都のサンクトペテルブルクが共にヨーロッパに位置していることから分かるようにヨーロッパを発祥の地としているので、ヨーロッパの国とされることが多いが、面積で言うならアジア部分の方が3倍近く広い。国号は「ロシア」「ロシア連邦」の二つともを正式のものとしている。「ロシア」という語はロシア北西部やウクライナ・ベラルーシの地域を意味するギリシャ語「ルーシ」から生まれた。
日本での漢字表記は「露西亜」と書き、漢字で「露」かカタカナで「ロ」の一文字で表現する。かつてはロシヤとも表記した。
 
国土面積は世界最大であり、ノルウェーフィンランドエストニアラトビアベラルーシウクライナグルジアアゼルバイジャンカザフスタン中国モンゴル北朝鮮日本アメリカと国境を接し、北は北極海、東は太平洋に囲まれている。
また、リトアニアポーランドに挟まれた飛び地・カリーニングラード州(旧プロイセン)が存在するため、これらの国とも国境を接する。
国土のほとんどが北極圏に近いため亜寒帯気候。

また友好国では、中国、北朝鮮のほかイランアルゼンチンベネズエラトルコベトナム等であり、特にイランとは仲が良い。

BRICSの一員であり、一人当たりのGDPの伸び率はBRICSで一番である。

歴史

 現在のモスクワ周辺の東欧がロシアの母体となり、1世紀にスラブ民族の東スラブ系がロシア人の始まりとなり、6~7世紀に侵出したアジア系遊牧民も混ざった。
 9世紀後半にルス族の長・リューリクがノヴゴロド国を興し、9世紀末にオレーグによってキエフ公国が建ち、10世紀末のウラジミール1世がギリシャ正教を国教として導入。
 国内が不安定になった13世紀にモンゴル帝国が侵略し、モンゴル構成国の一つ・キプチャク・ハン国(ジョチ・ウルス)の支配下になった。
 14世紀前半、モンゴルの衰退に乗じてイヴァン1世がモスクワ大公国を建て、後にモンゴル支配から完全脱却。15世紀にイヴァン3世はロシアを統一し、国内制度を全国規模で整え、ビザンツ帝国滅亡を受け、その後継者を意味する称号・ツァーリ=皇帝を宣言。16世紀半ば、雷帝イヴァン4世は国内の近代化整備、皇帝集権化、シベリアへの領土拡大など、ロシアの礎を築いた。
 イヴァン4世死後、皇帝と貴族とで対立し国内は荒れ、隣国のポーランド・リトアニア共和国との連邦構想を巡って、ポーランドも巻き込んだ戦いとなり、ポーランド軍は退却し、ピョートル大帝によって17世紀初頭にロマノフ王朝が成立した。西欧の近代化や絶対主義を急速に導入し、スウェーデンとの北方戦争を破り、新首都ペテルブルグを建設。17世紀後半には女帝エカチェリーナ2世が啓蒙専制君主となり、ポーランド分割に関わった。19世紀に遠征しに来たナポレオン軍を追い払った。19世紀からロシアは東欧・中東極東などへ南下政策を進め、ロシアの領土は極東にまで達し、ウラジオストクを建設。イギリスと対立が増した。
 20世紀初頭に日露戦争で敗北し、国内の政情不安も悪化。第一次世界大戦に連合国側になって参戦したが、国民の不満は爆発し、レーニンによってロシア革命が発生し、ロマノフ朝ロシア帝国は終わり、世界初の社会主義国家・ソビエト連邦を建国。事態を危険視した各国は出兵し、日本もシベリアに出兵。
 レーニン死後はスターリンが実権を握り、重工業化を進め、世界恐慌を乗り切ったが、独裁政治によって多くの人々が粛清や追放された。ドイツと密約を結んでヨーロッパ分割を取り決め、ポーランドを分割し、フィンランドを侵略(冬戦争)したが、独ソ戦が起こり、スターリングラードの攻防をはじめとする多大な被害を出した。それがこれによりソ連は一転して米英と手を結ぶことになり連合国に属し、第二次世界大戦の戦勝につながる。日本とは不可侵条約を結んでいたが、ヤルタ会談でスターリンはルーズベルトと密約を交わし、条約を破って参戦し、北方領土を占領。

 大戦後は連合国(国際連合)の大国として常任理事国となったが、アメリカを筆頭とする民主主義陣営の西側に対し、社会主義・共産主義陣営の東側盟主として、世界を二分する超大国として対立し、冷戦の時代となった。1949年に成立した中華人民共和国とは友邦だったが、スターリン死後のフルシチョフ時代の1960年代には思想方針の不一致から中ソ対立が表面化した。

 1970年代ブレジネフ時代には経済停滞が進み社会が硬直化、この反省から1980年代ゴルバチョフ時代にはペレストロイカが叫ばれ自由化が進めれられた。しかし、ゴルバチョフが上からの統制を緩めた事で体制のほころびが隠せなくなり、これに反発する保守派がクーデターを起こす(ソ連8月クーデター)。同クーデターを収拾させたエリツィンが引導を渡す形で1990年にソ連は崩壊。ロシア連邦をはじめとした各構成共和国は独立することとなった。

 ソ連崩壊後の1990年代エリツィン率いるロシアは急激な資本主義化により経済は崩壊し、医療崩壊やアルコール依存症の蔓延によって男性の平均寿命は極端に短くなり、公務員の賃金未払いも常態化、1998年にはアジア通貨危機の余波を受けてデフォルトになってしまい、国民にソ連時代への郷愁と反米感情を抱かせる要因となった。

 2000年代以降、プーチン大統領主導で強いロシアの復活を目指して、財政を始め様々な改革に取り組み、持ち直してきている。旧ソ連構成国と独立国家共同体を結成して影響力の保持に努めているほか、グルジアの南オセチア独立紛争などに介入し緩衝地帯の建設に熱心である。国内の地域独立運動を抑えることに関しては強権的な姿勢で臨んでおり、強力な愛国心教育を行い、近代的で強力な軍隊の創設に乗り出している。2014年にはウクライナの政治混乱に乗じてクリミアに侵攻し併合、国際的非難を浴びた。

 その影響で、欧米対露制裁を受けたものの当のロシア側は米ドルユーロを決済しない方向へと進み、特に中朝やBRICS諸国、イランなどで対米ドルの決済を除外し、独立国家共同体では米ドルに加えてユーロの決済を行わない方針を決めた。
 その後の報道では中国イランでも中国元イランリアルロシアルーブルでの相互決済に移行し、ユーロ排除も鮮明になって来た。

 以下のPOLITRUSSIAの米ドルの排除する動画があることからも米ドル排除の準備が行われている。


 そして2015年秋にシリアのアサド政権を支持して、ISILの拠点を爆撃したが、その年の11月27日にトルコエルドアン大統領がロシア機を襲撃する事件が発生し、トルコとの関係は著しく悪化した。(ただ、後にトルコがこの事件のお蔭でISILを支援している事が明らかになったが。)
 ただ、ISILについては事実上、壊滅し翌年の2016年では原油問題では、ロシアの石油会談とシェールガスの倒産も相まってルーブルと原油が徐々に上がった為、ロシア経済は持ち直しし始めた。
 その後、2016年7月にトルコのクーデター問題でロシアとトルコの関係は改善した。

 2016年4月にパナマ文書問題が発生し、プーチン大統領の友人がその名前を問われた時、「アメリカの陰謀」だと、述べて欧米メディアからは反感を持ったものの、その後の文書の内容でアメリカ企業や有名人の租税回避地(タックス・ヘイブン)については殆ど掲載されていない事が明らかになった。

地理

北極の半分以上を占める領土とユーラシアの北側の大半を占めるが、アジアロシアで栄えている都市はハバロフスクウラジオストクオムスクなどの国境沿いが中心であり、人口の多くは欧州ロシアに住む。
欧州ロシアは欧州では最も東になり、東欧では最も栄えている国であり、サンクトペテルブルクモスクワノヴゴロドウファソチなど栄えている街の多くは欧州ロシアである。
但し、インフラは欧州で遅れている方になり無電柱化は欧州ロシアでは低い。
ロータリーより信号が多い。
また、ロシアの領土では石油天然ガス等のエネルギー資源が多く存在する為、資源大国のロシアとしての一面も存在する。
クリミア半島ソチを除き、寒冷地を通る為、冬場は雪が多い。

人口

ロシアの人口は約1億4千万人で中国の人口の約10分の1である。
あれだけの領土を持ちながら人口は多くない為、人口密度は日本フランスよりも低い。
多くは欧州ロシアに住んでおり特にモスクワサンクトペテルブルク等に住む。
人口減少しているが、出生率は徐々に上がっておりソ連崩壊後よりも高く、現在では1.7でドイツ南欧中国日本韓国シンガポール等よりも高い。
また、アメリカ合衆国でありがちな悪性人口増加はない為、一人当たりのGDPは着実に増加している。
現在は乳幼児死亡率も減少しており、中国よりも低くなっている。

鉄道

鉄道は欧州ロシアが多くを占めているがロシアを東西に横断する2大鉄道がある。
シベリア鉄道バム鉄道である。
アジアロシア側では主に中国カザフスタンと国境を隣接していおり、双方に通じる鉄道も存在している。
欧州ロシア側ではドイツフランスに直行できる鉄道も数多く存在している。
モスクワサンクトペテルブルクカザン等では地下鉄が存在しており、何れも綺麗な地下鉄で知られている。

外交関係

日露関係

 日露の関係は幕末前夜の19世紀頃からあるが、黒船来航以前から開国を迫って日本近海に出没している。文化4年(1807年)には衝突も起こり(露寇事件)、ロシアに拘束された商人・高田屋嘉兵衛は女帝・エカチェリーナに謁見している。
 明治維新後、大陸に影響力を拡大させる日本に対し、ロシアは満州朝鮮に進出し、日露戦争が勃発。ソ連成立では社会主義の拡大を恐れてシベリア出兵し、昭和にノモンハン事件も発生。日本はソ連との直接対決は避け、北進論から南進論に重点を置き、不可侵条約を結んで米英と大東亜戦争を開始した。しかし、条約は破られて対日参戦され、北方領土も奪われ、シベリア抑留を生んだ。
 戦後の日本はサンフランシスコ講和条約で主権を回復したが、ソ連はこの条約に調印しなかった。鳩山一郎によって日ソ共同宣言を国交を回復したが、北方領土の返還も叶わず日ソの関係は険悪な状態が続いた。ロシア成立では日本は国家承認したが、やはり領土問題は解決できずに交渉は現在も続いている。
 このように江戸時代から続く日本人の対露感情は、ロシアの政治体制が幾度も変わっても、ロシアに対しては警戒的なものが多い。
 その一方で、鳩山由紀夫中川昭一鈴木宗男など日露関係改善に努める親露派政治家も多い。理由としてはロシアは世界一の資源大国であり、天然ガス石油の中にはロシア産のエネルギー資源が埋蔵されているからに他ならない。
 一方のロシア人にとっての対日感情では、戦争については厳しい目を持っているが、基本は親日的で印象は比較的良く、日本文化への傾倒も強い。

露中関係

ロシアと中国は比較的、仲が良く、経済関係でも良好だが、両国間では自由貿易は行われていない。
これは自由貿易に含まれているISDS(投資家保護条例)の影響でロシアが中国に資源を取られない策であり、両国は領土問題を抱えている為である。
例えば、尖閣諸島問題ではロシアは中国の領土とは認めていないのは、認めると極東ロシアが乗っ取られるためである。
極東ロシアは約700万人しかおらず、反対に中国北東部は人口減少しながらも1億人存在するので、この1億人やISDSなどで極東ロシアを奪われる恐れがある為、中国に対しては制限のある関係良好を行っている。
反対に、中国は北方領土をロシアと認めておらず、クリミア半島に関しても公式でロシア編入を認めていない。
それでもBRICS開発銀行AIIBでは協力している者の、ロシアはBRICS開発銀行(ISDSが含まれていない方)を中心に、中国はAIIB(ISDSが含まれている方)を中心に行っているので、両国での銀行の姿勢に相違が有る。
中国人個人主義が強く、ロシア人集団主義が強いのでアメリカに対抗する為だけの同盟と言えるが、中国は同じ個人主義アメリカと気が合う為、中ソ対立を含め潜在的なロシア蔑視が強く、中国は完全にロシアの味方をしてくれるとは限らない。
又、両国はビザなしで入る事は不可能なので、ビザを得る必要がある。

ロシアとイランの関係

 ロシアで忘れてはならないのが、ロシアとイランの関係である。
 ロシアとイランは反米同盟として活躍しており上海協力機構や両国間での物々交換、米ドル決済の除外等、常に助け合う同盟である。
 イランに対しては中国とは異なり両国との関係がかなり深く、互いの信頼度も中国よりも高い為、資源を輸出している。
 故に、イランラジオラジオスプートニクで同じ記事が出てくるなどこの2国の同盟はより強化されつつある。
 またシリア問題では両国でアサド政権を支持している国である。

ロシアと欧州各国の関係

ロシアは欧州各国の極右政党及び極左政党(例:フランスマリーヌ・ル・ペン率いる国民戦線デンマーク国民党ドイツの為の選択肢チプラス等)を支援しており、極右極左からするとプーチンやロシアは憧れの対象になる。
ロシアは欧州連合崩壊容認派の国で英国のEU離脱を容認している国であり、EU残留を願うアメリカ、ドイツ、中国などとは一線を画す。
ロシアが欧州連合崩壊を容認するのは欧州連合が対露制裁を継続する事が大きい事、欧州連合が消える事でロシアの影響力を高める事が大きいとされている。

同性愛に対する認識

 欧米諸国が同性愛を容認する中、ロシアでは正教会の力の影響で同性愛宣伝禁止法を可決され、同性愛者を公言する事が罰せられる。
 ただ、こっそりゲイバーでやるなら罰せられないが、Appleのティム・クックみたいに公言すると外国人でも処罰の対象になるので要注意。

関連タグ

ロシアと関連するもの
ハードボイルド
 ユーラシア ヨーロッパ 東欧 アジア シベリア
ソ連 ロシア帝国 ロシアルーブル 親露

料理
こちらも参照。
ウォッカ ボルシチ ピロシキ ビーフストロガノフ キャビア いくら ババ スメタナ カーシャ シチ― キシュカ ロシヤケーキ キエフスキー ブルヌイ ペリメニ コトレータ ウハー

文化
クレムリン クドリャフカ チェブラーシカ テトリス ウサビッチ
民族衣装 ロシア帽 マトリョーシカ カモミール ひまわり システマ

地名
こちらも参照。
モスクワ サンクトペテルブルク ソチ カザン オムスク ムールマスク キジ島 ペトロザヴォーツク ノヴゴロド ウーグリチ ヤロスラヴリ コストロマ スーズダリ ヴラジーミル ウラジオストク バイカル湖 カムチャッカ半島 ハバロフスク サマラ ウファ ロストフ

軍事・諜報機関
ミリタリー ロシア連邦軍 KGB FSB КГБ SVR СВР スペツナズ спецназ

企業
こちらも参照。
ガスプロム ロスアトム RussiaToday アクロン ノヴァテク 統一エネルギーシステム ルスギドロ イクルート スホーイ・カンパニー メガフォン モバイル・テレシステムズ ロシア銀行 インツーリスト グム百貨店 バルチカ・ビール ラジオスプートニク タス通信

その他
満州 北方領土 アラスカ
ソチオリンピック CSKAモスクワ デカブリスト
2018年FIFAワールドカップロシア大会
ロシア的倒置法 おそロシア 赤いpixiv
白符「白亜の露西亜人形」 統一ロシア ユーロシア

関連人物

こちらも参照。
ウラジーミル・プーチン メドヴェージェフ エリツィン ガガーリン
プルシェンコ ユリア・リプニツカヤ アデリナ・ソトニコワ エリザヴェータ・トゥクタミシェワ ナタリア・ポクロンスカヤ アレクサンドル・セロフ ORIGA

関連キャラクター

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