ピクシブ百科事典

ソビエト連邦

そびえとれんぽう

十月革命によって建国された国家である。正式名称はソビエト社会主義共和国連邦。
目次[非表示]

概要

pixivタグについては「ソ連」を参照。

首都モスクワ
国歌ソビエト連邦国歌
公用語なし

ソビエト連邦(ロシア語:Советский Союз、英語:Soviet Union)は国家体制として連邦制、共和制を採用した。正式名称は日本語ソビエト社会主義共和国連邦ロシア語でСоюз Советских Социалистических Республик 読み ソユーズ ソビエツキー ソツィアリスチェスキー レスプブリク(СССР)、英語でUnion of Soviet Socialist Republics(USSR)。ソビエトとはロシア語で「委員会・評議会」を意味する。
略称はソビエト連邦ソ連ソビエトソ連邦

  • ソ連の国家機構は〈官僚制〉の悪しき典型とも呼ばれた。
  • 日本が経済復興をし経済大国となるまでは、ソビエト連邦はアメリカ合衆国についでの経済大国(2位)であったことは事実である。
  • 国家崩壊に至った原因は「省庁再編」や「共産党統治機構」「民主主義導入」改革の失敗など
  • 歴史的にロシアはアジアのように官僚ピラミッドを構築するわけではないようで、ソ連が例外的に「官僚国家」的になったらしい。

歴史

かつてはロマノフ朝ロシア帝国が約300年続いていたが、王侯貴族と農民労働者との溝は深まり、日露戦争で国力は低下。第一次世界大戦で国民生活が逼迫し、1917年にストライキを機に、レーニンによってロシア革命が起こされ、ソビエト政権が樹立。革命を認めない国内の反革命派や外国勢力の干渉を退け、1922年には世界初の社会主義国としてソビエト連邦の成立が宣言された。

トロツキーを追放して実権を握ったスターリンは独裁体制を敷き、工業・農業・国防の増進を図り、世界恐慌の中で成功させ、各国から国家承認を受け、国連に加盟した。
第二次世界大戦ではナチス・ドイツと共謀してポーランドバルト三国を分割・併合し、冬戦争ではフィンランドを侵略し国際的非難を浴びた。連合国に属して、独ソ戦に勝利し、対日参戦してアジア方面も攻略。
戦後、旧ドイツ東部領土および東欧諸国を支配下に置き、15の共和国から成る、世界の6分の1を占めた超巨大連邦国家となり、国際連合の安全保障理事会の常任理事国となる。

共産主義の陣営拡大を図って資本主義の米英と対立し、共産圏・いわゆる「東側陣営」の盟主とな、「冷戦」となった。このため、幾分昔のアメリカ映画だと悪の国設定によく使われていた。
朝鮮戦争ベトナム戦争などの代理戦争を通してアメリカと対立し、核兵器開発や宇宙ロケット開発でも競争を繰り返した。
共産党の一党支配で現在のロシアよりもはるかに国民の権利等も制限されており、また大韓航空機撃墜事件チェルノブイリ原発事故など、他国をも巻き込んだ事件にも当初は「やっていない」とシラを切り通したりとなかなかエグいこともやっていた。またスターリンなど、苛烈な独裁者のエピソードにもこと欠かない。

フルシチョフが指導者となるとスターリンのやり方を批判(スターリン批判)し、西側との関係改善を図った(これを「雪解け」という。)が、これを機に毛沢東率いる中華人民共和国と対立状態となった。とは言え、途中で米ソ関係改善は暗礁に乗り、ベルリンの壁建設やキューバ危機となった。

後を継いだブレジネフ時代は西側との緊張緩和とともにスターリン時代への回帰を進め、チェコスロバキアの民主化に干渉しこれを潰す(これによりフルシチョフ時代から進んでいた西側共産主義勢力のソ連への幻滅と離反は決定的になった)。1970年代頃からソ連経済は硬直化し、莫大な軍事費の支出と宇宙開発計画のような国威高揚プロジェクトにより疲弊する一方だった。

1980年代、ソ連がアフガニスタン侵攻の泥沼に喘ぐなか、アンドロポフ・チェルネンコとブレジネフの後に就任した書記長の相次ぐ死を経て登板したゴルバチョフは経済立て直しのため「ペレストロイカ(ロシア語で「改革」の意味)」を実施し、統制を緩め情報公開(ロシア語で「グラスノスチ」という。)をすすめた。しかしこれにより、ブレジネフ体制のもとで進んでいたソ連体制の硬直化が一気に表面化し、ソ連は崩壊の道を歩むことになるのである。同時に、連邦を構成していた各共和国のナショナリズムが高揚する。

1990年バルト三国が独立。さらに追い打ちをかけるように、1991年8月に、ゴルバチョフの改革に反発する保守派による議会立てこもりが発生(ソ連8月クーデター)。クーデターに関与した政治家は結局逮捕されクーデターは失敗、事態は一応収束したものの、結果的に共和党の失墜を招き、同年12月、ロシア連邦をはじめとする残りの構成共和国が全て独立し、消滅した。これを受けて、共産党も解散となった。

国家機構

行政単位

  • ソビエト〈勤労者代表ソビエト〉

『ソ連政府』〈当局〉

元首相当

  • ソ連大統領(1988~91、初代、最後ゴルバチョフ)
  • ソビエト議長(1938~88、初代議長カリーニン)

国会相当(ソ連憲法での最高権力)

二院制〈連邦会議(上)、民族会議(下)〉、任期5(4)年〉各共和国一院制ソビエト議会が存在。

  • 一党独裁国家には代わりがないが、連邦国家的な要素もおおい。
  • 一院制ではなく二院制である。(こんな意味のない二院制もないと思うが)
  • 構成共和国は『一院制』ではあるが。
  • ソ連共産党〉と〈連邦構成15共和国の共産党〉が存在したが、相互関係は一概に明確ではない。

  • 人民代議員大会(1988~91)〈ソビエト自治体側の機関〉
  • 最高ソビエト(1938~88(91))(共産党側の機関、旧名:ソ連(全ロシア)中央執行委員会、初代ソビエト議長カリーニン)

内閣相当

  • 閣僚議長(首相相当、初代議長レーニン)
  • 閣僚理事会(旧最高権力機関、旧名:人民委員会議、ソ連構成共和国にも存在)

中央省庁

  • 航空産業省
  • 自動車・農業機械省
  • 原子力産業省
  • 対外経済関係省
  • 総務省
  • 地質省
  • 民間航空省
  • 衛生部
  • 外務省
  • 情報報道省
  • 文化省
  • 素材資源省
  • 冶金省
  • 海洋省
  • 石油・ガス産業省
  • 防衛産業省
  • 防衛省
  • 一般機械建設(ビルティング)省
  • 自然・環境省
  • 運輸省
  • ラジオ産業省
  • 漁業省
  • 交通部
  • 農業・食品省
  • 特殊構造と事業省
  • 造船産業省
  • 貿易省
  • 交通建設省
  • 労働社会問題省
  • 石炭産業省
  • 財務省
  • 化学・石油産業省
  • 経済産業予測省
  • 電子産業省
  • 電気電子業界機器省
  • エネルギー・電化省
  • 法務省

ソ連共産党(実際上最高権力)

  • ソ連共産党大会(党紀上での最高意思決定機関、理論的には〈党綱領,鉄の規律〉を変更できる。しかし実際には鉄の規律はまったく変更できないまま28回大会で終わる。、上記の『最高ソビエト』と一緒くたにされている感もある。)
  • 書記(書記長・第一書記)(最高権力者、初代書記長スターリン)
  • 政治局(通称:ポリトビューロ、レーニン一派が社会主義労働党員を制御するのに使ったのに始まる。共産党世界ではここが最高政治決定機関になる。閣僚理事会メンバー。日本共産党にはこの機関はない。
  • 中央委員会(旧名:中央執行委員会)(通称:中央委、大会の代行として党〈ソ連他〈社会主義国〉の場合中央省庁・国家機関もだけど〉の運営をする。)
  • 書記局(中央委の書記業務な扱いだが、実質中央委員会を統率する局であり、実際は中央委よりも上。)

〈閣僚理事会(内閣)〉関連だが実質〈中央委員会〉直属

  • 国家保安委員会(略KGB、旧名:GPU他、チェーカー、秘密政治警察の代名詞的存在、KGB以前の名称の時代のほうが遥かに危険な組織であった(独自軍保有、拷問、即処刑、不逮捕特権等)初代議長ジェルジンスキー)
  • 食料資源調達国家委員会
  • 森林国家委員会
  • 建設国家委員会
  • 公教育国家委員会(通称:教育委員会)
  • 科学技術国家委員会
  • 国の問題国家委員会
  • 中央統計局
  • 建設投資国家委員会
  • 生物工学・化学委員会
他・・。

ソ連の政党

全連邦共産党

  • ソビエト連邦共産党(ソ連共産党、旧名:ロシア共産党)

行政

(ソビエト共和国共産党(各ソビエト共和国の政府))

  • ウクライナ共産党
  • ベロルシア共産党(ベルラーシ)
  • ウズベク共産党
  • カザフ共産党
  • グルジア共産党
  • アゼルバイジャン共産党
  • リトアニア共産党
  • モルダビア共産党
  • ラトビア共産党
  • キルギス共産党
  • タジク共産党
  • アルメニア共産党
  • トルクメン共産党
  • エストニア共産党
ソビエト(勤労者代表ソビエト)
  • ソビエト共和国
  • 自治共和国ソビエト
  • 自治州ソビエト
  • 民族自治ソビエト
  • 市ソビエト
  • 町ソビエト
  • 村ソビエト

経済

  • 社会主義的所有(国家統制計画社会、〈貨幣価値が非常に低い社会〉)
  • 社会主義的計画経済(五カ年計画

農業

  • ソフホーズ
  • コルホーズ

経済運営設定

  • ゴスプラン(国家計画委員会、五カ年計画の作成。旧名:国家電化委員会〈ゴルエロ〉)

労働組合

  • 全ソビエト労働組合中央ソビエト(ソ連の労働組合、労働者の国なのに労働組合がある。

中央銀行

  • ゴスバンク(ソ連邦国立銀行)

新聞(二誌のみ)

  • プラウダ(『真理』、ソ連共産党中央委員会機関紙兼一般大衆紙)
  • イズベスチア(『報道』、最高ソビエト機関紙兼一般大衆紙)

テレビ(一社のみ)

  • タス(ソ連電報通信社、海外クレジット『イタル・タス』)

航空機(一社のみ)

鉄道


関連タグ

ソ連 ロシア

pixivに投稿された作品 pixivで「ソビエト連邦」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 133276

コメント