ピクシブ百科事典

シャクティ・カリン

しゃくてぃかりん

 シャクティ・カリンとは、アニメ「機動戦士Vガンダム」のヒロインである。
目次[非表示]

cv:黒田由美(現・市原由美)

概要「見てください!」

機動戦士Vガンダムのヒロイン。やや薄い褐色の肌を持つ11歳の少女。小説版では本名『アシリア・カレン』の名がでてくるがTV版ではアシリアという名前は一切登場しておらずマリアからはシャクティと呼ばれてる。主人公であるウッソ・エヴィンとは幼児期からの「おとなりさん」であり、作中以前の数年間は共に両親が失踪していたためふたりでカサレリアでの生活を構築していた事から、彼の「パートナー」にもなっている。
実は、ザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの実の娘であり、クロノクル・アシャーの姪にあたる。

人物

身体能力は低いが、非常に優れた感知能力(後述)を有しており、知識面でも的確な包帯術や野外での簡易手術が可能なレベルである。また、家庭的な面と母性を特に強調されており、ウッソ、カルルマンとはひとつの「家族」を形成しているといえる。
性格は非常に大人しく、物語開始当初は言葉を発するのにも躊躇する場面も見られたが、自分よりも更に年下の少年少女を守るためには行動力を見せることもある。更に物語中盤で、ザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの一人娘であるという自らの生い立ちの運命を知ってからは、徐々に芯の強さも備えるようになった。
なお、小説版では何度か優れた容姿と高い気品を有していることが表現されており、作中としてもかなりの美少女のようである。

カテジナ・ルースと共に本作の幕を下ろす役目を与えられており、現行では機動戦士Vガンダムが宇宙世紀で最も後年の作品となる(Gセイバーやガイア・ギアを除く)都合上、宇宙世紀を網羅するような作品(ゲーム等)では、その作品全体の幕引きも実質的に担うことになる。

ニュータイプ?

彼女の有する力が何であるのか、劇中では言及されていない。
優れたサイキッカーである母親(マリア・ピァ・アーモニア)からサイキック能力を受け継いでいたとも考えられ、また、巨大サイコミュ要塞であるエンジェル・ハイロゥを制御できたことからニュータイプ的な力を持っていたとも考えられる。

確かなことは、彼女の「力」が極めて強力であるという事である。

ザンスカールのエンジェル・ハイロゥクルーから「純粋に強力」と評されたその力で、10万人のサイキッカーと呼応してエンジェル・ハイロゥを自壊させ、戦場の人々を故郷あるいは生命を育むための新たな場(小説版では地球圏を脱出したものもある)に導いた現象は、媒体によっては「奇跡」と表現されており、特に地球圏外に人類という種を運んだ可能性は、∀ガンダムを歴史の最後に有するガンダム作品群において大きな意味を持つ。また、サイコミュを介して、マシンのスペックに無い力を引き出したという点では、歴代のニュータイプ主人公に近いとも見なせる。
物語終盤以前も、優れたニュータイプの素養をもつウッソに対してすら「感じ取る」能力で勝り、敵機の接近などについてはウッソが気付くよりも更に以前に、正確に把握する場面が見られた。そして周囲の状況や自分の意思を、遠く離れたウッソに「伝える」ことで対応/適応しながらも、パートナーが隣に立つ時は手を取り合い、身体全体で抱き締め合うその姿はニュータイプの理想を体現していた。
サイッキッカーとして見ても、小説版では母であるマリアが、エンジェル・ハイロゥ本来の機能程度であればキールームにただ立つだけでも起動させることが出来るかもしれないと、その強力さを感じ取っていた。
しかしながら、これらの彼女の力は「地球」という自然の存在を知り、内包しているからこそのものであり、また地球での暮らしでは、広範囲の環境を読み取って生活に必要な情報(川の氾濫や季節の気温の上下、動植物の動きなど)を得るための使い方をするなど、その存在はウッソとともにジオン・ダイクンの提唱したニュータイプ論を否定するものでもある。

ウッソと彼女の力、そしてその関係性は、「それは人が最初から持っていて、自然の中で他者との関わりあいを育めば、誰もから引き出される」という教訓であり、希望なのかも知れない。

「病気」

戦闘中に錯乱してヤナギランの種を植えたり、捕虜を独断で解放して一方的に投降するなど、戦時下において状況を把握できていない行動が散見され、それらを原因として戦死者すら幾人か出してしまっている(ウッソの母親ミューラ・ミゲルの悲惨な死も、シャクティの行動が間接的な原因であるとも言える)。仲間の少年たちにすら「病気が始まった」とまで表現されたこともある。
リガ・ミリティアにとってはトップエースであるウッソのパートナー、ザンスカール帝国にとっては姫君と、双方の勢力に影響を与える立場であったため、彼女の行動が各勢力に与えるインパクトが比較的大きかったことが、いつも事態を複雑にしてしまっていた。
これらの事から、シャクティは悪女に数えられることもある。
しかしながら、本質的に彼女は閉鎖環境で育ってきた世間知らずの幼い少女でしかないため、彼女なりのロジックに従い、周囲に「正常」なリアクションを期待しての行動ではあった。カサレリアでまっすぐに育ってきた彼女にとって、無為に命を奪い合う周囲の行動は、異常であり全く想定から外れていたものであったため、現実との大きな剥離が生まれたのであろう。
賛否は別途として、ウッソの「大人の世界はそんなに単純じゃないんだ」という言葉が、彼女の行動を表しているだろう。

関連タグ「見てください!」

機動戦士Vガンダム ガンダム Vガンダム シャクティ

pixivに投稿された作品 pixivで「シャクティ・カリン」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 298094

コメント