概要
CV:藤原啓治
学園都市の科学者でもあるとともに、都市の暗部組織「猟犬部隊(ハウンドドッグ)」のリーダー。過去に一方通行 (アクセラレータ)の能力を開発した(発現させた)人物。
人殺しが趣味の人間すらいる猟犬部隊のリーダーとして相応しい人格と言動の卑劣漢。その一方で優秀な科学者でもあり状況判断に優れ頭の回転もに早く、しかも彼は『雑草を引き抜くような感覚』で人殺しをするのでその行動には『敵意』や『悪意』といった感情がなく『殺意』しかないので前方のヴェントが使用した天罰術式も効かないなど、非常に厄介な存在。
アクセラレータいわく、昔は「他人の目を見るのすら怖がっていたヘタれインテリ」だったらしいのだが、その「他人」というのはアクセラレータ限定ではないかとも思われるが、明言されていない。
(挑発のためのでまかせだろうか?)
木原数多とアクセラレータの関係は良好とはいえないが、服のセンスは二人とも似ているのが笑える。
打ち止め(ラストオーダー)の回収の指令を受けた際にアクセラレータと戦闘。
殴る動作をアクセラレータに触れる寸前で逆に返し、ベクトルを逆転させることにより引き付けさせて攻撃を行う…というどんな褒め言葉を使っていいかも分からないぐらいのスゴ技(ファンいわく「木原神拳」)を披露し、学園都市最強の能力者である彼を追い詰めるが、途中、インデックスの登場に気を取られた隙に彼に逃げられてしまう。
その後、ラストオーダーをダシに彼を呼び出し再戦するが、制御装置の停止により暴走した彼に逆に追い詰められ、最期はアクセラレータの黒い翼により流れ星になった。音速をも越える速さで飛ばされているので少なくとも生きてはいないだろう。
アニメ版においても僅か4話のみの登場だが、藤原啓治氏の熱演も相俟って2期屈指のネタキャラとして人気を博している。