拡張子は.midiや.midで再生すると音楽が再生されるので
wavやmp3と言った音声データと同じ仲間かと思うかもしれないが、
このmidiとwav,mp3はまったく別のタイプのデータである。
MIDIデータは簡単に言うと楽譜のデータで、どの楽器でどの音階をどのくらいの長さ鳴らすかといったデータが入っている。そのデータをMIDI対応した電子楽器等に送るとその電子楽器の音色でMIDIデータを演奏してくれるという事。
「でも自分のパソコンに電子楽器なんて繋げてないけど?なんで譜面データなのに鳴るの?」
と思うかもしれないが、Windowsの全てのパソコンにはMSGSというソフトMIDI音源がデフォルトで内蔵されており、そのおかげで再生したときに音楽が鳴るのである。MSGSが入っていなければもちろん鳴らない。
MIDIデータを専用の編集ソフト(MIDIシーケンサ)で読み込むと五線譜表示の物では五線譜で。ピアノロール表示の物で読み込むとエクセルような編集画面が表示される。ピアノロールでは音符が棒グラフの様に表示され、ソフトにもよるが各パートごとに色分けができる。これを利用しドット絵の要領で絵を描くこともできる。
これをさらに発展させたのがMIDIアニメである。