主に有名なのはG1世代におけるサウンドウェーブの身体の中に収納されている5体である。
尚誤解されがちであるが、サウンドウェーブ自身はカセットロンではない。
G1サウンドウェーブ
フレンジー
両腕をハンマーアームに変形させ、地割れを起こして戦う。ライフルを持つシーンも。
小さい身体のわりに口が悪く生意気で、すぐ余計なことを言っては仲間を怒らせるトラブルメーカー。
そのためか普段からいつも外で行動しており、サウンドウェーブの中から出撃することは少ない。
日本のTVを通じて水戸黄門のファンになったらしく、メガトロンがセンチュリオンを黙らせた時は
「えぇぇい控えおろぉぉぉぉ!」とか叫んでいた。
とある絶叫要員と声が同じな上にエフェクトがかかった声の為、叫びがとてもやかましい。
ランブル
フレンジーの同型。色が黒い以外は変形するものも攻撃方法も同じ。
スカイワープと喧嘩した以外目立った活躍のない子で、いつもフレンジーと仲良く地震を起こす。
決してサイバトロンにいるジェットブースターを強奪されたランボルと間違えてはならない。
なお海外で発売された玩具では「青がフレンジー、黒がランブル」なのだが、アニメでは名前が取り違えられており、最後までそのままだった。
国内版では吹き替えの際に修正されており、玩具と同じ名称になっている。なお玩具設定では地震を起こせるのはランブルのみで、胸のドラムから振動波を発するとされていた。
ジャガー
海外名はラヴェッジ又はラヴィッジ。(Ravage)
その名の通りジャガーに変形。まんまである。言葉は話さず常に唸り声を上げているが、
サウンドウェーブに格納された状態で言葉を発した事も。
また、『ザ☆ヘッドマスターズ』以降では普通に喋るようになった(これは他の動物型カセットロンも同様)。
いくら最強人類が相手だからってスパイクにも勝てないくらいの弱さを誇るが、ピューマよりは強い。
しかし、あの司令官を二回くらい突き倒しているので、おそらくスパイクとは相性が悪いだけだと思われる。
諜報員としてはとても優秀で、たくさんの戦果をあげている。
でもそれだってコンドルがいれば万事OKだよねとか突っ込んではいけない。
きっと地上なら彼の方が小回りがきく、はず………
後のシリーズでも再登場を果たし、タイムパラドックスに関する様々な暗躍をすることに。
コンドル
海外名はレーザービーク。(Laserbeak)
その名の通りコンドルに変形。まんまである。言葉は話さず、常に金切り声を上げている。
Pixivだとちょっぴり紛らわしくなってしまう名前。
身体が小さく、武器も小型の誘導機能つきビームしかないが、ファンにはとても有名。
何故なら彼はサイバトロンの総司令官であるコンボイをも倒し、更に自軍のNo.2である
スタースクリームすら倒し、運搬してしまうくらい有能だからである。
その為、作中最強とも噂されているが決して無敗ではなく、むしろ負けは意外にも多い。
(主にスナイパーが天敵)
だがそれを差し引いてもその高い諜報能力、判断能力、戦闘力を誇り、カセットロン最強は
最低でも揺るがないだろう。
ちなみにセイバートロンにいた時は少しだけ形状が違っていた。
バズソー
コンドルの同型。海外名も同様。(Bazzsaw)
コンドルで赤かったところが黄色になってる以外何ら個性のない
カセットロン一の空気キャラクターであり、作中の出番もかなり少ない。
コンドルが手こずりそうという時に出撃する以外はまったく使用されない。
コンドルと同型だからといって最強というわけではないようだ。
『ヘッドマスターズ』の時期にサウンドブラスターの玩具と合わせて再版された事もあって、同番組ではコンドルよりは目立つようになる。
スカウトロボ
原語名は「オートスカウト」。アニメに1回のみ登場した偵察メカで、カセットテープから紫の三輪車両に変形する。マニピュレーターを装備している。
玩具化はされていない。
ラットバット
『2010』から登場した新カセットロン。紫色のコウモリに変形する。コンドルに代わって偵察に用いられるようになる。
オーバーキル
白いティラノサウルスに変形する。アニメでは『2010』の「原始の呼び声」というエピソードに数カット登場したのみ。
児童誌『テレビマガジン』に連載された『ヘッドマスターズ』の漫画版では、最終回のみに登場。サウンドブラスターを「あにき」と呼んだ。
スラッグフェスト
黄緑色のステゴサウルスに変形。アニメ・漫画共、扱いはオーバーキルとまったく同じ。