広島県呉市出身。1971年、大学生時代に「別冊マーガレット」誌上でデビュー。良い意味で男性の感性を生かした骨太なストーリーテリングに特色があり、少女漫画にファンタジーと大胆なアクションを持ち込んだ。代表作『スケバン刑事』は累計2000万部を超える大ヒットとなり、何度もTVドラマ化されている。
後年には漫画原作や青年誌等での執筆も多く手がけている。
柴田昌弘は和田のアシスタント歴があり、同じくアクションものを得意とする男性少女漫画家として、しばしば並び称される。和田の作品に影響され漫画家となった竹本泉とは親交があり、画集「竹本泉☆WORLD」では対談もしている(和田と竹本の作風には全然共通点が無く、むしろ対極的であるが)。
2011年、61歳没。秋田書店「ミステリーボニータ」に連載中の『傀儡師リン』が未完のままとなった。
代表作
『スケバン刑事』『ピグマリオ』『超少女明日香』『忍者飛翔』『傀儡師リン』など