ヨーロッパ産フォード車やGM大宇などが製造するシボレー車は指さないことが多い。
メーカー
ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーの大手3社を総称してビッグスリーと呼び、これらがアメリカの自動車産業をリードしている。
かつては他にもパッカードやスチュードベーカー、カイザー=フレーザー等、多くのメーカーが存在したが、徐々に淘汰や吸収合併を受け、1980年代にアメリカン・モーターズがクライスラーに吸収されてからは3社体制が続いている。2008年にテスラ・モーターズが参入し、現在は4社体制となった。
特徴
オートマチックトランスミッション、カーエアコン、サウンドシステム、クルーズコントロール(半自動運転装置)などの快適装備をフル装備した豪華な内装のアメ車は、かつての日本人の憧れであり、日本車はアメ車を目標に進化してきたといっても過言ではない。アメ車といえば重低音V8サウンドでなんか燃費悪くないか?ってイメージが出てきそうだが、最近のアメ車はちゃんと環境に配慮している(とはいえ、通常の街乗りでは日本車に到底敵わないが)。
あと最近のアメ車は直4(フォードのエコブーストなど)も出てきている。
アメ車は他の地域の大衆車より、大柄なのが特徴。ハイウェイの長距離巡航に最適化された、おおらかな乗り味が持ち味である。しかしこれは裏を返すと交通条件が正反対の日本には不向きな車が多い、ということであり、日本市場ではアメ車はあまり人気がない。しかしそれでも、所ジョージらアメリカ文化への憧れを持つ世代の中年層を中心に、未だに一部に熱烈なファンがいる。