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薄久保薬師

うすくぼやくし

薄久保薬師は漫画「戦隊大失格」の登場人物。また、この項目では彼が変身した「大怪人デスメシア」についても記載する。
目次 [非表示]

概要

戦隊大失格に登場するキャラクター。男性。

第74話「この世で一番有名な怪人」にて初登場。カラオケで竜神戦隊ドラゴンキーパーの主題歌を歌っていた。

この時点では名前も判明しておらず、ただの一般人かのような表現であったが……?


正体

その正体は怪人保護協会の理事を務める生粋の怪人マニア。性質の悪い厄介とも。

「正義の味方」よりも「悪の怪人」に肩入れしており、中学生特有の反骨精神がそうさせたようだ。

特にその時期は「特撮版」の放送時期であり、当時の録画・VHSリマスター・DVDボックスと思わしきものを揃えるなどの熱の入れよう。

「最後には負けるからこそ変えられない運命に抗う怪人の姿に目を奪われた」とは本人の弁。


第86話「ようこそ怪人保護協会へ②」で戦闘員Dが合体怪人ヤケコカブ・チャコブルの手で薬師の部屋へ転送され、第87話「ようこそ怪人保護協会へ③」で対面。

戦闘員であるDのことを尊敬はするものの、今もなお大戦隊にこき使われる仲間たちに「心が動かなければ怪人としてのあなたは死んでいる」と突き放す。

13年前に起きた怪人幹部による宗教団体殲滅事件の生き残りであることも明かされた。


戦闘能力(薬師)

ほぼ一般人とも言えるレベルだがドラゴンガジェットを扱うことが出来、日々輝に擬態している戦闘員Dに容赦なく斬りつけた。


大怪人デスメシア

第101話「戦保怪戦⑦」にて薬師が怪人化薬を使用し、変身した姿。

「黒い竜人」ともとれるような姿をしており、ありとあらゆる能力を駆使して大戦隊を追い詰める。


正体(デスメシア)

「長年の研究により、その再現に成功した」とは薬師本人の弁だが実際のデスメシアが戦った姿は誰も見ておらず、特撮版での状況から薬師が「伏線」として穴埋めしただけに過ぎない。


戦闘能力(デスメシア)

デスメシアには「伏線」と定義付けた事象を再現する能力が備わっている。

以下はその一例。


  • 「デスメシアが一夜で街を焼け野原にした」
    • 「超強力な火炎攻撃を持っているに違いない」→巨大な火炎球を作り出す。
  • 「デスメシアと幹部の会話には順序を飛ばした不自然さがある」
    • 「相手の心を読める伏線に違いない」→相手の攻撃をノーモーションで避ける。
  • 「作中での時間軸から2ヶ所同時に存在してしまうことになる」
    • 「分身体を出せるに違いない」→同等の戦闘能力を持った分身を生み出す。

と、これだけでも分かるように特撮版の脚本の「穴」を「伏線である」と都合の良いように解釈した結果、かなり滅茶苦茶な存在と化してしまっている。


関連タグ

戦隊大失格 ラスボス

怪人保護協会:統括する組織

薄久保天使:娘

戦闘員D:尊敬すべき神





※以下の項目から物語のネタバレがあります。


薬師の過去

第120話「戦保怪戦㉒」で若き日の薬師は怪人「ユリメリダ」と出会う。

地方の田舎特有の疎外感に加え、怪人支持派ということで冷遇されていた薬師はユリメリダと共に穏やかな日々を過ごすが「村に火種を持ち込んだ」として村人から住んでいた屋敷を燃やされることになってしまう。

その後は2人で都会へ出向き生活をすることになるがドラゴンキーパーや申の幹部・チャコブルとの遭遇によりこれも破綻。

ユリメリダはレッドキーパーと戦うも敗北し、その精神は現場にいた少女に宿ることになる。


デスメシアのその後

ユリメリダが天使の精神を乗っ取ろうとするも最後の抵抗に遭い消滅。

薬師も「自身こそが作品を正しく理解している」として悍ましい怪物となるが特撮版の「結末」を聞かされたことと自身の「弱点」を暴かれたことにより敗北、自分自身が神具レプリカで作った「全ての攻撃を絶対に通さない」部屋に閉じ込めらえることとなった。


デスメシアはなぜ人間性を保っていたのか

怪人化による変化は1本目が「半人半怪人」+元となった怪人の能力の行使、2本目が「人格を消し、怪人そのものと化す」のだが薬師は2本同時に打つことができなかった。

天使の推測によれば「どんなに怪人に憧れてもお母さん(ユリメリダ)との思い出が捨てられなかった」とのこと。

薬師が「半分人間」であることに加え、「神具でなければ死なない」戦闘員Dが立ちはだかる以上、彼に残されたのは何もせずにそのまま死を迎えることしかなかった。

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