概要
『日常(あらゐけいいち)』に登場する架空の国家。
作中では、国主であるアルベルト王とその娘・スターラ姫が飛行船による地球旅行中で、王国の本土は登場せず、物語は飛行船内部で繰り広げられる。
飛行船には前述のアルベルト王、スターラ姫の他に、指揮官のドルフと多数の兵士が搭乗している。
あらすじ
ウッドキューブと呼ばれる、フェイ王国に代々伝わる国宝が存在し、
「2個のウッドキューブを揃えることで古代兵器が蘇る」という伝説がある。
私欲にかられたフェイ王国指揮官であるドルフは、兵士たちと結託し、国王と姫を拘束しウッドキューブを奪おうと試みるが…
登場人物
アルベルト王(CV:大木民夫)
フェイ王国の国主。ドルフの策略により兵士たちに拘束される。
ウッドキューブの一つを所持している。
スターラ姫(CV:日高のり子)
アルベルト王の娘で、フェイ王国の姫君。口が悪い。
ウッドキューブの一つを所持しているが、よく無くす。
ドルフ(CV:土師孝也)
フェイ王国の指揮官。身寄りのなかった己をアルベルト王に救われるが、
古代兵器による王国支配を目論みクーデターを起こす。
が、姫を追い詰めた際に盛大に転び、死亡する。
フェイ王国兵士
フェイ王国に仕える兵士たち。当初はドルフを支持し、彼とともに国王親子を拘束しようとしたが、
彼の失脚(死亡)とともにスターラ姫に寝返った。
全員同じ服装(緑のキャップとジャンパー)をしており、帽子を深々とかぶっているため顔の上半分が判別できない。また、普段は武装をしていないが、銃らしき武器も所持している。
8番(CV:大塚芳忠)
基本的に、彼の視点で物語が展開する。
6番(CV:玄田哲章)
ドルフの死後、真っ先にスターラ姫に寝返り手拍子を始めた兵士。
「かくし芸大会」ではクイズを披露し、生き残りたい一心で答えを2択にしたり
姫の「わからん」という答えを正解にしたりしたが、船から落とされる。
66番(CV:福山潤)
手品が趣味で、王国の専属マジシャンを目指していた。
「かくし芸大会」のトップバッターとして、自慢の手品を披露するが、タネを明かす前に落とされる。
4番
通称「ユーモアの4番」。
お笑いの天才らしいが「かくし芸大会」では姫にまったくウケなかったため落とされる。
13番(CV:岩田光央)
通称「ひょうきんサーティーン」。ひょうきん界隈ではその名を知らないものはいないらしい。
「かくし芸大会」では白鳥パンツを穿いて起死回生を狙ったが、芸を披露する前に落とされる。
おつき(CV:竹内良太)
スターラ姫のお付き。姫の隣で「かくし芸大会」の進行を担当していたが、
11番のネタカブりに吹き出したため落とされた。
22番(CV:中田譲治)
ピアスや腕輪などのアクセサリーで着飾ったチャラ男。
謎の密航者の少女に絡むが圧倒され、死亡する。
参謀(CV:大塚明夫)
フェイ王国参謀。通称「粘り腰の交渉人」。
帽子の「参」の字と、三国志演義の軍略家のようなヒゲが特徴。
謎の少女にウッドキューブをちらつかせ取引を持ちかけるが、問答無用でパンチを喰らい死亡する。
71番(CV:速水奨)
通称「学者」。瓶底メガネと出っ歯が特徴。口癖で語尾に「~でゲス」と付ける。
2つのウッドキューブを身に付けた人物そのものが古代兵器の力を持つ事実を皆に知らせた。
隊長(CV:阪脩)
フェイ王国隊長。通称「特になし」。
古代兵器となった密航者に臆する兵士たちを一喝し、先陣を切って特攻するも、先に開いていた床の穴に落ちる。なにかと頻繁に「仮初め」と口にする。
82番
隊長の言葉で覚醒し続いて特攻するものの、密航者にはまるでかなわず突き落とされる。
帽子が取れると老け顔になる。
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ネタバレ
授業中の居眠りの際に頻繁に見る夢で、オチ(?)のほとんどがみおちゃんに関わるものだったりする。
…のはずなのだが、時定の空にはフェイ王国の飛行船とおぼしき物が飛んでいる事もあり、さらにゲーム『日常(宇宙人)』の設定では本当に実在する事になっている。