曖昧さ回避
- 哺乳綱(Mammalia)ネコ目/食肉目(Carnivora)イヌ亜目(Caniformia)クマ下目(Arctoidea)イタチ上科(Musteloidea)イタチ科(Mustelidae)に含まれる哺乳類の総称である。当項にて説明。
- 『NARUTO』の登場人物の一人。→うちはイタチ
- 『鉄コン筋クリート』に登場するキャラクター。闇の力を持つ伝説の餓鬼。
概要
手足は短くて胴体と首が長く、ほっそりとした体つきが特徴の小型~中型の肉食動物。
肛門の近くに臭腺を持っており、なわばりの主張や外敵に追い詰められた時などに使用する。(いたちの最後っ屁と呼ばれるものはこれである)
可愛い見た目をしているものが多いが基本的に性質は気性が荒く凶暴で、怖いもの知らずな性格が強い傾向にある。
小さいながらハンターとしてはかなりの腕を持ち、小型のイタチ科ならウサギを、クズリ等中型のイタチ科であれば大型のシカなどの自分よりも何倍も大きな獲物を仕留めることが出来る。
特にアフリカ大陸などに生息するラーテルは「世界一怖いもの知らずの動物」と呼ばれギネスブックに認定されるほどであり、
メスライオン1匹程度の相手なら簡単に追い返してしまうほどの強さと凶暴性を持つ。
クズリやラーテルのような中型のイタチ科は一般的なイタチのイメージは殆どなく小型のクマのような体型をしているため、
同じイヌ亜目に属するクマなどと近縁であるということが伺える。
愛玩動物においてはフェレットが一般向けに家畜化されたイタチ科の動物として広く認知されている。
イタチという動物のイメージ
日本では主に可愛らしいイメージが浸透しており、
ネズミやハムスターなどの可愛い小動物と同じ扱いをされることが多いが、
海外では上記で述べた凶暴で気の荒いイメージが強く、
キツネやオオカミなどと並んで狡賢くて怖い動物として扱われ、アニメ等においては悪役になることが多い。
例:「くまのプーさん」に登場するヒイタチ、「ロジャー・ラビット」に登場するトゥーンパトロールなど。
※ただし日本の作品においても「ガンバの冒険」に登場するノロイなどの例外はある。また「しあわせソウのオコジョさん」に登場するオコジョさんは気の荒い性格として描かれている。
関連イラスト
日本的なイタチのイメージ
海外的なイタチのイメージ