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へっぽこーずの編集履歴

2010-06-18 01:13:13 バージョン

へっぽこーず

富士見ドラゴンブックから刊行されている、TRPGソード・ワールド」のリプレイ集で誕生したパーティーのうちの1つの通称。


「新ソード・ワールドRPGリプレイ集」

グループSNE制作のTRPG「ソード・ワールド」のリプレイ集(プレイ内容を誌面に書き起こしたもの)の第6世代に当たる。

前作から3年強の時間が経過している(同時並行していた外伝的作品、サプリメント「名探偵デュダ」シリーズのリプレイを除く)事から「新」がタイトルにつけられ、雰囲気を一新した。GM(ゲームマスター、シナリオの進行役)もそれまでの練達したグループSNEメンバーから、TRPG初級者の秋田みやびを採用して、新たなユーザー層の取り込みを図った(と、第1巻『進め!未来の大英雄』の冒頭で秋田みやび自身が言っているのだが、その後書きでは「ソード・ワールドTRPG」のGGM(グランドゲームマスター、TRPGシステムの制作・管理責任者)の1人である清松みゆきがこれを否定するような発言をしている為、審議は曖昧である)。


へっぽこーずとはこのTRPGに参加したメインPC(プレイヤーキャラクター)パーティーのことを差す。これはゲーム参加者・執筆陣・読者の間で使用される名称で、このPCを登場させた小説(ソード・ワールド ノベル)のタイトルにも使用されているが、キャラクター達自身がそう名乗ったり、(作品世界の中で)周囲からそう呼ばれたりしているわけではない。


もっともへっぽこと言っても、後述するとおり怪力少女イリーナや老獪(?)なガルガドの存在によりパーティー全体ではあえて言うほどへっぽこではない(ダイスの目次第でありえない失敗があるのは「ソード・ワールドTRPG」のようなダイスをロール判定の基本としたTRPGでは良くあることで、公式リプレイでも第1弾スチャラカ冒険隊からの伝統である)。

実際にへっぽこといわれる所以はGMにあるのではないかという説もある(秋田みやび先生ごめんなさい)。


リプレイ用セッションは2001年から開始され、当初単行本3巻で終了の予定が「ソード・ワールドTRPGリプレイ集」としては久々のヒットとなった為延長され9巻、さらに9巻分セッション中のハプニングからさらに1巻延長され全10巻分で2004年に終了した。

しかし人間くさく親しみやすいキャラクターと、浜田よしかづによる愛らしいキャライラストから根強く人気を繋ぎ、長編小説やコミック版、ドラマCDなど、TRPG公式リプレイ由来としては以来の広範の展開を見せ、2007年頃までこれらの新規出版が続けられた。


現在でも人気・知名度は割合と高いが、グループSNEと富士見書房の主軸が「ソード・ワールドTRPG」から、名前こそ告いでいるもののキャラクター及び世界観に互換性のない「ソード・ワールド2.0」に移行した為、長編小説やコミック版の刊行などは事実上打ち切られている。


作中の舞台、時間軸について

本セッションの舞台、時間軸は『魔法戦士リウイ』とラップしている。実名は避けられているが、たびたびリウイのパーティーとニアミスしている。また、『リウイ』の物語の方が本シリーズとの兼ね合いで初期プロットの変更を受けた部分もある。


へっぽこーず

イリーナ・フォウリー

ファリスの神官戦士。PCとしては筋力値24のソード・ワールド世界首位タイ(のち25に成長し、単独首位となった)を誇る「ファリスの猛女」。他にも「鉄塊娘」「重戦車」「モビルスーツ」などと呼ばれている。

しかしその実態は若干16歳、外見は年齢からしてもさらに小柄な、可憐な少女。八重歯がチャームポイント。貧乳ツルペタの幼児体形。


武器フェチで、特に自分の能力をフルに発揮できる大剣(グレートソード)に強い執着を持っている。また鎧もスタート時点ではありふれたスプリント・アーマーだったが、のちに装備可能限界の重量級プレートメイルに替えている。これを着て歩くと周囲があたかも地震のように揺れる。


非武装時は普段着としてファリスの法衣を着ているが裾の短いタイプで、その下はプリーツのミニスカート。しかしこの設定は作画担当の浜田よしかづの暴走によるもので、秋田みやびや清松みゆきの逆鱗に触れ「パンチラ禁止令」を出される。当初完結予定だった3巻でこれを破りパンチラシーンを描かれる。その後は吹っ切れたのかコミック版ではもっと際どいシーンを描かれている。


性格は良くも悪くも素直で明朗快活。ファリス神官にありがちな堅苦しさや融通の利かなさ、異形・異質に対する過度の攻撃性はあまりない。この性格も相まって周囲には彼女を慕う者も多い(が、実際に弟子入り志願されたり憧れですと告白されるのはなぜか女の子ばかりである)。この為ファリス信仰のキャラにありがちな所謂「ファリス・バッシング」は受けていないが、反面、マウナほどは酷くないものの、時折見せる銭ゲバぶりから「それじゃあはファリス信仰じゃないの!?」と言われたりしてもいる。


幼馴染のヒースを「ヒース兄さん」と呼んで慕っている。本来は実兄がいるが、乱暴者の破戒僧となってしまった為勘当されている。


ヒースクリフ・セイバーヘーゲン

大言壮語が得意な法螺吹きソーサラー。イリーナの幼馴染で兄のような存在の17歳。

前衛系魔術師

三白眼でやや悪人ヅラだが黙っていれば長身でそれなりの色男ではある、のだが、とにかく口が悪い。中盤以降のパーティーの実質的リーダー。


スリープクラウドが好きだがほとんど失敗している。


アウトローを気取っているが本来は寂しがりや。同僚で先輩のアイラ(「魔法戦士リウイ」の登場人物で、後に同作の主人公リウイの婚約者になる)に横恋慕しており、リウイのことを(リプレイや小説の本文中にはその実名は出てこないが)「筋肉ダルマ」と呼んで敵対視しているが、正面切って喧嘩を売る度胸はないらしい。

一方で妹分のイリーナに思慕している様子も時折見られ、リプレイ9巻の“ハプニング”の際に確定的なものになった。しかし本人は照れくささの為否定している所謂逆ツンデレ状態。イリーナの方も鈍感なのでなかなか進展しない。


なお神官(プリースト)能力はないがファリス信者である。


マウナ・ガジュマ

銭ゲバハーフエルフのシャーマン。父親がエルフで両親の記憶はなく、幼い頃は母方の祖父の元で育てられた。

資料メモ:マウナ

年齢は20歳。イリーナとは対照的に巨乳で長身と容姿には恵まれている。コミック版におけるサービスシーン要員でもある。


容姿も能力も程よく恵まれているのに何処か貧乏くささが抜けないのが玉に瑕。しかしパーティーの拠点兼マウナの下宿先である『蒼い小鳩亭』の経営者老父際の甥っ子クラウスといい仲だったり、中盤から参加するエキューに惚れられ付きまとわれるなど、美女としてのステータスはそれなりに発揮されている。


冒険者になったきっかけは祖父がなくなったため故郷の村にい辛くなった事から。しかしコミック版では「(混血児というコンプレックスから)周囲に対して自分から壁を作っていた」と、過去を回想して反省するシーンがある。


銭ゲバ設定で、クエスト時以外は就寝前に溜め込んだ小銭を数えるという嫌な趣味を持つ。反面、ファリスの神官とは思えない俗物的な小悪事に走るイリーナを制したりもする常識人。


ノリス・ウェストイック

ノリーナ


ガルガド


エキュー


バス


関連タグ

TRPG ソード・ワールド

ファリスの聖女 魔法戦士リウイ

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