早念勿怜那とは、東方オリジナル作品・「東方薄月森」に登場するボスである。
概要
東方薄月森・4面中ボス
種族 :植物(ワスレナグサの精霊)
能力 :記憶を一時的に植えつける程度の能力
二つ名:豊年に埋まり放念される
本人について
ワスレナグサに宿る精霊。
自分の仲間を摘もうとした1組のカップルの男が命を落としてしまい、
その事に罪悪感を覚えて、記憶を失くしたくて色々な手を尽くそうとした。
最初は蓑凪屋菊香に出会い、「物を隠蔽する程度の能力」で記憶を隠蔽してもらうよう頼んだ。
しかし、「他人の記憶を完全に隠蔽する事は出来ない」と言われる(※)
途方に暮れていた彼女が次に出会ったのは、百合科萱薄である。
彼女の能力である「記憶を一時的に曖昧にする程度の能力」によって、その罪悪感から解放された。
正しくは、「心の中に曖昧な靄」が出来ただけであり、彼女にとって「それは決して取ってはいけない物だ」と
自分で記憶を新たに植えつけた事で、ほとんど忘れたと同じ状態になっただけである。
つまり、もしも真実を知っている誰かに言われたとしたら、思い出してしまう虞があるにすぎない。
時折左の脇腹が痛むらしく、薄はそれを心配してか常に傍にいる事が多い。
(※)菊香の「物を隠蔽する程度の能力」で、果たして記憶は隠蔽する事が出来ただろうか?
出来たならば恐らく、今回の異変は薄がいなくても菊香1人で、記憶を忘れさせるといった事が出来たはずである。
恐らくこの時はまだ、菊香も自分の能力に対して恐れており、
「隠蔽する能力はむやみに他人に使ってはいけない」と思っていた事から、嘘でこう言ったのかもしれない。
さらに詳細
名前・種族
「そうねんぶつ れな」、ただしこの名前は、薄から付けてもらった名前である。
記憶を何もかも曖昧にしてもらう前には、別の名前があったらしい。
種族は、ワスレナグサに宿る精霊であるが、行動制限など無く自由に行動している。
性格・口調・特徴
何を考えているのかわからない、無表情で上の空な性格。
薄や、薄に関係する人物以外とはあまり喋る事は無い。
かといって無愛想と言う訳でもないらしく、喜ぶものには素直に喜び、泣くものには泣くらしい(by薄)
能力
記憶を一時的に植えつける程度の能力。
実弾の他に、相手にとって嘘である(いわゆる存在しない)弾も見せてハッタリを利かせる。
事故を起こす事が目的らしく、意外といやらしいとこがある。
テーマ曲
(道中)申三つ時のマジックフォレスト
所持スペルカード詳細
スペルカードは今のところ持っていない。
その他の設定など
・現在は魔法の森に住んでおり、薄と同じ場所にいる。
・菊香、梦森とはよく喋るが、里蔭とはあまり喋らない。
・発案時は「記憶を操る程度の能力」で1人だったのが、「名前に入れたい単語が入りきらない」事から、
「記憶を植えつける」怜那と「記憶を曖昧にさせる」薄に分かれた。