概要
・同人サークル「トリック・ノスタルジー」のJynX氏が手掛けるフリーゲーム。2016年2月の時点では完成作品は三作あり、現在は「連縁天影戦記」を製作中である。某巫女さん弾幕STGのリスペクトをしており、基本的に弾幕STGシステムは同じである。
独特の世界観、キャラクターの魅力、センス溢れる会話や曲等、フリーゲームとしてはクオリティが高く、海外でもコアなファンが急増している。尚キャラクターの殆どが性別不明と設定されており、JynX氏はプレイヤーが好きに決めて良いと言っている。
鏈縁シリーズ全体を通した主人公は「鳳聯藪雨(ほうれんやぶさめ)」と「燕楽玄鳥(えんらくつばくら)」であり、その他多種多様なキャラクターが居る。全キャラ知りたい、という人はとりあえず天影戦記を待とう。
あとこれは完全に余談だが、鏈縁の弾幕は総じて東方よりも難易度が高く、二面で残機全部持って行かれる法則的な物がある。だからって一面でも三面でも舐めてると事故死する。特にステルス能力持った暗殺者とか自分の分身作る式神ナメクジとか気弱かと思ったら完全に殺しに掛かってくる末っ子とか。(それも魅力と言うべきか)
无現里
鏈縁シリーズの舞台となる国の名前。無限の縁と夢幻の理とが連なった地である。外の世界とは隔離されている様だが、作中では「裏も表もない」と言われている。我々が想像しているよりも広いが、まだ作中では語られていない。
ちなみにこの无現里を制圧しているのは「闡裡(せんり)神社」であり、主人公二人と愉快な仲間達はその神社の神主に色々な事を押し付けられている。詳しくは鏈縁无現里で検索だぞ。
ストーリーの大概は異変を解決する、といった物であるが、その異変の大体が栓抜きだったり新皇(自称)だったりとかなり緩い。むしろこの緩さが鏈縁らしさなのか。詳しくは本編をやるべし。
登場人物
登場人物の多く、と言うか大半は性別不明である。妖怪や神様、歴史の人物をモチーフにしたキャラクターが多く、一人のキャラクターの元ネタが何人も居るというパターンもある。考察楽しいね。
ちなみに一部のキャラクターは鳥の名前を持っている事があり、鏈縁シリーズに置いても重要な要素である。あと大概のキャラクターは一発で名前が読めないという事がある。そこは愛嬌か何かだ。名前がやたら長くても、愛嬌だ。うん。
二次創作
鏈縁シリーズはリスペクト元の東方Project同様のルールがあるので、東方の二次創作ガイドラインを参考にしよう。
> http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/1736/t-081.html
作品
全体的に无現里を舞台にしたストーリーを基盤にしている。
作品順 | 作品名 | 発表 |
1 | 鏈縁无現里~Evanescent Existence | 11月11日(?)(2013) |
2 | 鏈縁蛇叢釼~ Earthen Miraculous Sword | 11月11日(?)(2013) |
3 | 鏈縁 霊烈傳~ Reactivate_majestical_imperial | 11月24日(2013) |
4 | 連縁天影戦記~ Brilliant_pagoda_or_haze_castle | 1月31日(2015) |
(上記の鏈縁无現里・鏈縁蛇叢釼の完成版は一応11月18日である、誰か正確に知ってる人書いて)
ちなみにJynX氏はTwitterにて11月11日を鏈縁の記念日として扱っている。
2015年では2周年を迎えた、めでたいっ!
2016年1月2日にて、JynX氏のTwitterにて「鏈縁Project」から「連縁Project」に改名(?)する事が明らかになった。違いは基本的にゲームシステ厶に左右される様であり、基本は「連縁」で通すとの事。
システムの違いは簡単に表すとこうである↓
作品名 | システム |
鏈縁无現里 | 基本的な動作やシステムはリスペクト元の弾幕STGと変わらない |
鏈縁蛇叢釼 | フラッシュボム・雲花ゲージが无現里加わった |
鏈縁 霊烈傳 | 前作同様のフラッシュボムに加え自機チェンジ、霊堤瓶(れいさげべ)の追加 |
連縁天影戦記 | めっちゃ変わるので詳しくは公式マニュアルで |
現在は全て弾幕STGに変わりないが、今後どういった作品が出るかによって変わるかもしれない。ちなみにpixivでは鏈縁で通っている。違いはシステムだけなので、そこまで変わりはない(と思う)。
関連イラスト
↓JynX氏本人の絵