電話番号

でんわばんごう

目的の相手に電話で通話する為の番号。

概要

電話をかけたい目的の相手に電話を掛ける為に電話機を介し通話する為の番号。

固定電話の場合、(市外局番)-(市内局番)-(四桁の加入者番号)の計10桁となっており、これをひっくるめて電話番号となる。

携帯電話の場合は(090もしくは080)-(四桁の番号)-(四桁の番号)の計11桁が主になっている。

市外局番は二桁～五桁のものが日本国内で使われており、五桁は少なくなっている。以前は六桁のものもあったが現在は廃止されている。

ちなみに市外局番の最初の「0」は厳密には市外局番ではなく、一般加入電話であることを示すための「国内プレフィックス」と呼ばれる識別番号である。国際電話を掛けるときに、電話番号の冒頭の「0」を付けないのはこの事が関与するためである。

語呂合わせできる数字の組み合わせや1234といった並びはわかりやすい為、主に企業等から欲しがられたりするので価値が付けられる事もある。

国際電話は010-(国番号)-(相手先の電話番号)となる(一例であり、利用する電話会社で異なる)。

ここでは固定電話のパターンを解説する。

東京・大阪でよく見られるタイプの電話番号。市外局番が二桁・市内局番が四桁であるのが特徴。現時点（2016年3月）で存在するのは、03（東京都区部）、04（埼玉県・千葉県の一部）、06（大阪府の一部）の三つである。

大都市等で見られるタイプの電話番号。市外局番・市内局番が三桁あるのが特徴。市外局番が四桁から三桁に変わる場合は市内局番に一つ数字がずらされる。

多くの市町村でよく見かけるタイプの電話番号。市外局番が四桁・市内局番が二桁であるのが特徴。

今では殆ど見られない電話番号。昭和の頃は地方でよく見かけられた。市外局番が五桁・市内局番が一桁であるのが特徴。

現在、全国の市外局番を四桁（プレフィックスも含む）以下に変更する電話番号変更が全国で進められているため、このタイプの電話番号は今後さらに減っていくと考えられる。

現在は廃止になった電話番号。2006年に北海道にたった一つだけ残っていたものが整備されて「-0XXX-XX」形式になり、消滅した。