郵便において、住所、地名の区分で定められ、それを識別する番号。
また放送局は投書受付のため専用の郵便番号を持つことも多くある。
本邦での歴史
自動読み取り区分機の利用のため、1968年(昭和43年)7月1日に3桁、または5桁の郵便番号が導入された。そのため、昭和40年代の葉書には「郵便番号を書いて出しましょう」との注意書きが書かれていたという。この番号は集配事務を行う郵便局に対して割り振られるものであり、当時の輸送手段の中心であった鉄道路線網を用いた鉄道郵便輸送の路線・経路の駅順を元に大規模局では3桁、それ以外の局では5桁が割り振られていた。
そして、1998年2月2日には、それまでの郵便番号の末尾に4桁または2桁を付け加えた7桁の郵便番号が導入開始となり、より細かい区分けができるようになった。