アンチ・ホモセクシズム
あんちほもせくしずむ
同性愛主義を批判する立場。
概要
ホモセクシズムとは、同性愛が至上のものと考え、その価値観を外部にも押し付ける態度、「同性愛主義」のことである。
アンチ・ホモセクシズムとは、その態度に異議を唱える者をいう。
そのため、アンチ・ホモセクシズムはホモセクシュアルに対して嫌悪の感情を持つかどうかを担保しておらず、したがってアンチ・ホモセクシズムはホモフォビアではない。
アンチ・ホモセクシズムが批判するのは「同性愛」ではなく「同性愛主義」、その他ポリティカル・ホモセクシュアルの振る舞いである。
同性愛主義に対し、批判の多いものが「性的指向」と「性的嗜好」の恣意的な分別である。
同性愛や両性愛、その他性別に関係する性的少数派だけが性的指向と名乗ることができ、それ以外の性的少数派は性的指向と名乗るべきではないという態度は同性愛至上主義であるホモセクシズムに陥っており、視野狭窄に近い状態になっている。
その他、同性愛の優位性を誇張し、不当に異性愛を貶める行為もホモセクシズムだといえるだろう。
同性愛者の権利を向上させるために、無機物や唾液を愛している罪のない性的少数派に不名誉なレッテルを貼り、貶める必要はないということである。