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性的指向

せいてきしこう

どうした性別を性愛の対象とするかという、人間の根本的な性傾向のこと。
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概要

性的指向とは、
性的指向とは、自分の心の性別(性自認)から性的な関心や魅力などをどの性別に対して感じるかを現したものを言う。例えば、異性に対して関心を抱くのか、同性に対して抱くのか、
異性・同性に対して抱くのか等。
英語では「sexual orientation」と言う。

いわゆる「趣味」、「性癖」、「性的嗜好」等と勘違いされやすいが、全く違う概要であるので、注意が必要である。

主に、「異性愛」「両性愛」「同性愛」「全性愛」「非性愛」「無性愛」などがある。

また、異性愛以外の性的指向・性自認を含めたLGBTsの当事者の割合は、
7.6%という結果が出ている。これは、およそ13人に1人という割合であり、
身近にも必ず存在する。

※LGBTsの当事者割合の7.6%は電通ダイバーシティーラボによる調査によるもの。
他に当事者の割合調査では、
博報堂調査で 8.0%、
日本労働組合総連合会調査で 8.0% という結果もある。

特徴

性的指向は生得的なものであって、本人の意志や周りの説得などで変わるものではない。
したがって、同性愛などを「治療できる」というのは不適切である。
(昔、治療できるといった根拠のない論理や宗教的価値観の勢いによって、電気椅子などで矯正治療などが行われたが、当然治療できる疾患でも何でもないため、結果的に、同性愛や両性愛の性的指向の当事者達の精神に深い傷を与えてしまった。)
現代科学はまだそこまでの能力を得ていないので、治療できるとしているのは「治った」とされる人が単に両性愛者であった、または当事者が「治ったふり」をし通したなどに過ぎない。

ナチスドイツ時代には、ユダヤ人・障がい者・同性愛者等へ対しての大量虐殺や強制労働が行われた。

また上記と同様に、元々の性的指向を、異性愛から同性愛にさせたり、
同性愛から異性愛になったりすることはない。

道徳や宗教的戒律で一部の指向を禁じても、当事者の社会適応を困難にするので、強姦を始め誰かの心身に損害を与える指向以外は素直に許容した方がいい

※ただし、「機会的同性愛」と言うものがあり、男子校・女子校などの様な同性だけの場所で長い期間過ごすと、一時的に、自分の心の中で関心の高いイメージの人に近い同性の人に対して、関心を持つことがあるが、場所が変わり、異性と接する場面ができるとその関心は無くなっていく。
これは相手を一時的に異性に見立てているとされている。

SOGI(ソギ)

また、最近では、SOGI(sexual orientation・gender identity)という表現も使われるようになった。これは、(性的指向・性自認)という意味で、頭文字をとってSOGIという。
使われるようになった背景には、セクシャリティーはLGBTという文字だけではでは表しきれないほどあるので、すべての人がそういったセクシャリティーの話を共有しやすくするために使われるようになった。
また、「LGBTs」の「s」は「LGBT」とそれ以外のセクシャリティーを現している
複数形の「s」である。
他にも、「Q(questioning)」や「性分化疾患」等も存在する。

性的指向の法的な取り組み

日本では、LGBTs当事者に対するセクハラ等へも対処できるように厚生労働省でセクハラのガイドラインが改定されたり、法務省では、性的指向・性自認に対する人権啓発の情報を発信している。
国の第4次男女共同参画基本計画では、性的指向・性自認を理由とすることで困難があった場合に、そのようなことに対して配慮が必要であるとの趣旨が明記されている。

また、今日において、自治体レベルでの、男女参画社会の中に、
性的指向・性自認への理解を深めるための啓発会議や、条例レベルの法的な整備が進んできている。

さらに、大企業を始めとする会社等では、性的指向・性自認に対する差別禁止や同性カップルへの福利厚生などを拡充させたりしている。

世界では、2008年に、
「性的指向・性自認による人権侵害を非難する国連総会声明」が出されている。
日本はこれに賛同したが、日本が自由権規約を守れていないため懸念の勧告を受けている。


生物学見地の性的指向

身体的性成熟とは違い、脳の性成熟は目には見えない為、性欲対象へ反射reflexで性的指向を確認する研究がなされている。
研究には、目の瞳孔反応や唾液分泌の反射等があり、そこから脳の視床下部近辺の反応を推測している。

「片思い」に関する実験とその解釈

脳の視床下部には食欲中枢、性欲中枢、攻撃中枢があり、食欲が増すと性欲も攻撃も増し、性欲が増すと食欲も攻撃も増す。といった関係性をもっている。
例として唾液によるテストは、性欲対象になるだろうものを見せて、視床下部が反応すると性欲中枢と共に食欲中枢が刺激され、唾液の量が増し、更に強く性欲中枢が反応すると攻撃中枢が刺激され、唾液のテストステロン値が上がる。
反射の度合いは個人差もあるが(Aさんの大きな反応はBさんの中くらいの反応である)、
「接点が欲しい」「話がしたい」
「手を繋ぎたい」「キスをしてみたい」
「触れてみたい」「抱き合ってみたい」
という、「好きな子がいるって言えばいる状態」もしくは片思いは、狩の準備に実は似ている。

「狩りだなんて、まぁ野蛮」と思う人がいるかもしれないが、脳の視床下部は”ワニの脳”とも言われ、ヒトが哺乳類であり、哺乳類が脊椎動物であり、陸上の脊椎動物の始まりがイクチオステガだったりなかったりする話まですると、「」とは仕方ないことで、ついでにレズビアンも狼だったりする。
ついでのついでに、女の子の「片思い」ってなんだか可愛く感じるかもしれないが、片思い中の女性は考えるよりも嫉妬深く、意中の男性が他の女性と仲良くしてたら、カーっと劣等感と嫉妬が沸くのも狩の準備である。
これで、女性も狼なら、狼が狼をむしゃむしゃしてるゲイは、「割とふつー」になる。
※男と女で右脳と左脳をつなぐ脳梁の形と大脳との比率が違うことは分かってきているが、「これがあるから男である女である」という強烈な決定にはなってない・・・はず・・・。(LGBT的な意味で)


このため、「どうして人は発情するのか」という事は、「どうして人は人を愛するのか」という哲学のような神秘的なことが、生物学上で研究され、もしかしたら性的指向ってのは仮の名前で、「愛してる」って事が研究されている。

オキシトシンと「両思い」の関係

※オキシトシンの作用については、2012年頃それまでと一段違う発表がされてきたので、割愛する。

主な性的指向の定義

異性愛 / ヘテロセクシャル自分にとっての異性に恋愛感情や性的願望を抱く
同性愛 / ホモセクシャル自分にとっての同性に恋愛感情や性的願望を抱く
両性愛 / バイセクシャル男女両方に恋愛感情や性的願望を抱く
全性愛 / パンセクシャル男女両方の他に、トランスジェンダー両性具有(性分化疾患)などを含め、あらゆる人々に恋愛感情や性的願望を抱く
非性愛 / ノンセクシャル恋愛感情は抱くが性的願望は抱かない
無性愛 / アセクシャルいかなる性別をも恋愛・性的対象としない



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