ふぃっとねす
ふぃっとねす
概要
ストロマ作のフィットネスクラブを舞台にした4コマ漫画。
まんがタイムきららMAXにて連載していた「ストロマロジック」の終了後に「まんが4コマぱれっと」で5回の読み切りを掲載後、「まんがぱれっとLite」で連載を開始。同誌のVOL.22から最終号となるVOL.38まで連載した後、「ぱれっとONLINE」に連載の場を移した。
単行本は2010年11月22日に1巻、2011年11月22日に最終巻となる2巻が発売された。後に電子書籍版も発売。
ストーリー
ちょっとお腹まわりが気になる女子高生・菅原 誠。
たるんだ肉体を改造すべく入ったフィットネスクラブには、怪力オーナー・空気のよめない子・なんだか友情以上のものを育てにかかる女の子と愉快な仲間でいっぱい! どうなる、誠の体重と貞操!?
(amazon紹介ページより引用)
登場人物
椿フィットネスクラブ
菅原誠
本作の主人公。
お腹まわりが気になっており、友人の虎谷麻衣の勧めで椿フィットネスクラブに通うことになる。
極度の運動音痴で腹筋が10回できない、食べ物の誘惑に弱い、スタミナ=焼肉などなど体力ド底辺レベル。勉強はかなりできるレベル。
特に間食はやめられないようで減らした体重1割を速攻でリバウンドさせるなど自制心が希薄でもある。
その代わりなのか出るとこは出ているようでサイズは奈々委と同じ。
ノーコンだがかなりの強肩。
真面目に通った成果か最終的には人並みレベルの体力がついたようである。
椿玲
椿フィットネスクラブのオーナー。
資産家の祖父から受け継いだ施設を皆に使ってもらおうとフィットネスクラブとして運用している。
誠とは真逆のスポーツ超人で幼少時はハイハイからの腕立てや立ち上がってからそのままスクワット、80kmマラソンを余裕でこなすなど底なしの体力を持っている。
また、マニアレベルのジャージ収集家でもあり並々ならぬこだわりを持っている。
子供も大好きで曰く「エネルギーの塊。見ているだけで心が温かくなりませんか?」とのこと。ただし、接し方が極端過ぎるので真冬に一時ロリコン疑惑をかけられた。
かなりスラっとした体形だが本人的には納得してないらしく、将来的にはムキムキになりたいと思っている。
姫宮真冬
姫宮家三女の元気少女。クラブのメンバーの中でも一番のムードメーカーでもある。
見た目かなりのちびっ子かつぺったん子で本人も相当気にしている様子。
なつきとは同じ高校に通っている。勉強に関しては悪くないようで文系。
クラブにはほぼほぼいるらしく、シャワーを浴びに来るだけの時もある。
一男六女の7人兄妹で生まれ育ったせいか家計を気にしたり、使えないはずの5円玉を探しに自販機に手を突っ込む。
神凪なつき
真冬と同じ高校に通う長身の女子高生。
クラブメンバーの中では割と常識人ポジション。
学校では先輩・後輩問わず「様」付けで呼ばれ慕われることに戸惑いを感じている。
なぜか誠の言動にドキドキしており、本人曰く「ノーマル」だが周りから見ると「ダダ漏れ」でかなりアレ。どうやら無自覚レベルで垂れ流しているらしく奈々委曰く「恥ずかしい」。
回が進む毎に鼻血や血涙、嫉妬の炎に駆られるなど若干変態要素も混ざりつつある。
虎谷麻衣
誠の親友で眼鏡をかけている。
彼女にフィットネスクラブを勧めた張本人だが自身は無料体験を利用し続けているだけで会員ですらなかった。
誠「で」遊ぶのが大好きでなつきとは色んな意味でライバル。
中学時代は眼鏡をかけておらず、目を細めてモノを見ていたため友達ができなかったがあるきっかけで誠が初めての友達になった過去がある。
そのためか誠とその他で態度が違うことが度々あったりする。
大葉奈々委
椿フィットネスクラブのインストラクター。
セクハラ大好きで特に誠が犠牲者になることがしばしば。
隙あらばエロいトレーニングを考えたり、エロい器材を造ったりもしている。
玲の指導にあたっているため感覚が鈍っており、玲の「ちょっと疲れる」は常人では「ヤバい」を意味する。
設楽ユリ
椿フィットネスクラブの受付。
当初は名札をしていなかったため、誠に「受付」という名前だと勘違いされており、すったもんだの末に名札を作ってもらった。
奈々委を除いて誰も「設楽ユリ」という名前を覚えておらず、玲すら忘れていた時はさすがの奈々委も同情せざるを得なかった。
その後も「シバタさん」や「白スク」と呼ばれていた。
彼氏は大絶賛募集中だが応募者は0な様子。酒癖はかなり悪い。
菅原家
菅原幸
誠の妹。
厳しいところもあるが誠が風邪でダウンした時は看病するなど優しいところもある。
根っからのゲーム好きでコントローラーは綺麗に扱ってもらいたい派。
姫宮家
姫宮春一
姫宮家長女。
文とは先輩・後輩の仲で彼女にフィットネスクラブを紹介した。
真冬の上着を届けに来た時に陸海空トリオ用の体操着を着させられ恥ずかしい目に遭った。
姫宮夏織
姫宮家長男。
言い訳を咎めたり、夕食のリクエストに律儀に応えるなど真面目な性格。
誠に惚れているらしく真冬からメアドを貰った後は連絡を取り合っているようだ。
姫宮秋緒
姫宮家次女。
夏織とは双子で男っぽい性格。
彼が「夏織」と名付けられたことにかなり不満を持っているようで男っぽい名前を気にしており、夏織自身もそれには同意している模様。
姫宮陸緒・姫宮江海・姫宮美空
元気っ子の陸緒、物静かな江海、若干泣き虫な美空からなる姫宮家の三つ子。
春夏秋冬と揃った後に陸海空が来たため「家計に大打撃だ!」とかなり驚いた様子。