蒼月紗夜
そうげつさや
人物
アニメ版の実質的な主人公。メディアへの露出としてはこのアニメ版が最先発だが、TCGでは同時期発売の最新弾にてメインを張る他スマホゲーム版でも扱いが良く、「他メディアに逆輸入されたアニメオリジナルキャラ」というよりは「最新弾メインキャラということで他メディアでクローズアップされた」と捉える方がニュアンスとしては近い。
光のエクシードを持つ。
主に光の剣を作り出して近接戦を挑むが、光弾を撃ったり光のバリアを張ったり閃光を発して目眩まししたりとエクシードの応用範囲は非常に広い。
プログレスになる前から自分を「誰でもないその他大勢のうちの一人」と思い込んで強い嫌悪感を抱き、「特別になりたい」と願っていた。
エクシードに目覚めたことで夢は叶ったかと思われたが、青蘭学園に来てもっとすごいプログレスが大勢いる現実を目の当たりにしたことで自分が特別などではないと思い知らされ、現状に対する強い不満を増幅させていくことになる。
アルファドライバーである彩城天音とは、青蘭学園に来た日に出会い自らのエクシードを引き出してくれたことで、天音の「一人だけの特別」になりたいと思い強く依存していた。
いつまでも実力が伸びず格上のプログレスに敵わないことで「自分が特別なんかじゃない」ということを認めるのを恐れ、全てを天音の努力不足のせいにしてしまい、現状への不満や複雑な感情をぶつけた直後に天音が次元断層に封印されてしまう。
闇墜ちした美海との戦いで天音の優しさに甘えて天音とわかり合おうとしなかった自らの身勝手さを厳しく指摘されたことで、「天音に謝る」と決意をする。
その後は仲間達を率先してまとめ、問題を抱えた時は積極的にフォローして絆を深めていく……のだが、その結果やたらと仲間達から懐かれ、一部には危ない領域に片足突っ込む娘まで。ある意味で天音以上のフラグメーカーと言える。
TCGでは前述の通りアニメ版をフィーチャーした第11弾にて、アニメでの仲間達と共にメインキャラのひとりを務める。
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アニメ版ネタバレ
最終決戦にて、Dr.ミハイルらの手により封印された天音とリンクする。
天音もまた「大勢の人の中にいても孤独」「仲間のことをわかってあげられなかった」という苦しみと悩みを抱えていたことを知り、拒絶されながらも天音を大事に思う気持ちをぶつけて心を開かせて救出に成功する。
今まで培った絆の力で最高ランクの美海をも凌駕するほどのパワーアップを果たし、再び闇堕ちした美海と巨大ウロボロスを一蹴した。
「特別」に対する過剰な執着も、「特別になろうとすることに意味なんかない」「何があっても諦めず大切な人のことをわかろうとし続けることで、『誰でもない自分』という『特別』になれる」と振り切っている。
その後を描いたスマホゲームアプリ「ガールズバトル」の追加シナリオ「世界の敵編」ではプログレスになった天音を心配しつつ、さらに彼女が退学の危機に陥っていることからアルファドライバーである主人公(プレイヤー)に天音のことを頼み込む。