祠堂圭
しどうけい
概要
私立巡ヶ丘学院高等学校二年B組。みーくんの友人。公式での愛称は「けい」だが現状その表記で彼女を呼ぶ人物はいない。
ワインレッドの瞳で茶色の肩にかかるくらいの髪をハーフアップにしている。おでこは出している。みーくんと同じく装飾品は皆無。
関連項目
以下、ネタバレ注意。
- 原作
ゾンビパンデミックが起きた日、学校の帰りにみーくんと共にショッピングモールと共に寄っていく。だがそこでゾンビの連鎖襲撃に巻き込まれてしまい、生き残りグループと合流することでかろうじて生き残る。
生き残りグループのリーダーに対して恋愛感情を抱いていたような描写もあるが詳細は不明。
しかしリーダーのゾンビ感染と火災からみーくんと彼女以外の生き残りは全滅してしまう。
その後もみーくんと共に二人で生活していたが、「生きていればそれでいいの?」という言葉を残し、外へ出てしまう。
あらかじめ外出するための準備を整えていたため自殺的な意図は無かったと思われる。
その後の消息は不明だが、6巻の巻末資料に彼女と思われる人物についての記載がある。
それによると、「噛まれてこそいないものの、足を怪我して動けなくなり、駅長室に立てこもっている」旨のラジオ放送を行っていた『K』なる女子高生の記録がある。『K』は巡ヶ岡駅駅長室の機材を使い、自身と、駅前のショッピングモールの最上階に一人で待機している子の救援を要請するラジオ放送を一時間おきに計三回行ったとのこと。
なお、翌日以降、『K』の放送はなかった。
学園生活部が「卒業」した後、みーくんが圭に似たゾンビを見る。それが本当に圭だったのか、みーくんの見間違いだったのかは不明である。
- アニメにおける変更点
太郎丸とその飼い主の老婆と出会いのシーンが追加される。その後ゾンビ化した老婆から逃げてきた太郎丸とみーくんと2人と1匹で暮らす(生き残りの人々と共同生活していたシーンはカット)。
当初はみーくんと助け合って生きていたが、次第に精神的に追い詰められてずっと残り続けることを考えていたみーくんと意見を対立。外へ助けを求めに行ってみーくんにポータブルCDプレイヤーを預けて出て行った。
学園生活部が「卒業」した後、みーくんが圭に似たゾンビを見たのは原作と同じ。しかし原作と違い、ゆきの機転で他のゾンビを「下校」させた後であるため、(避難していたため)遅れて「登校」して来たそのゾンビが、圭本人である可能性がより強く示唆されている。