概要
主人公。
親王の後援の下、殺戮者の銀星号を討つために暗躍する陰鬱な風貌の青年である。劔冑は三世村正。活動時は非公式のパート警察官を名乗り、それ以外では尊属殺人を含む多数の殺人を犯した未決囚として拘置所に収監されている。生真面目な性格であるが故、善悪相殺の呪いに苦しみながらも両手を血に染めていく。その生真面目さは事件が解決した暁には自分を処刑するよう嘆願していた程。
吉野御流合戦礼法を修め卓越した戦闘技術を持つがあくまで凡人の域は出ない。（厳密には比較対象等が悪すぎるだけで実際には下述のように常人にはできないことをやってのけるそれは明らかに凡人の域ではないのだが）直感や本能といったものに頼らず、理詰めで戦闘を進めるタイプ。
母や妹が突出した才を持ち、それを遺憾なく発揮している為に自身を凡才と評価しているが実際はそうでも無い。確かに母や妹のような生まれ持った直感や本能などを最大限に活用する天才タイプではないが生来の真面目さにより学習能力が高く、豊富な知識から応用力も有り闘う程に強くなり、格上の相手と戦う事になった際はそれらを最大限に活かした索を弄して勝利を引き出すという秀才タイプの頭脳派である。…本人の望む所ではないかもしれないが。
そうした秀才肌と下記の多趣味な所が相合わさって非常に多芸な人物で、硬貨を一瞬で縦に積み上げることを得意する等、非常に地味な才能に満ち溢れている。
学生時代に山岳部にサッカー部、茶道部等と数々の部活を渡り歩いたことから雑学始め精通している知識の幅が広く、野球においては「バントの魔王」と呼ばれていたが、中でも一番嵌まり込んでいたのは装甲競技でその趣味が昂じて研究部に所属していた関係から、装甲競技の歴史や競技用劔冑の構造への深い知識は勿論のこと、本編の数年前までテストレーサーを務めていたほど本気でにレーサー目指していた頃があった程だったが、引退後は骨董品にも興味を示して骨董商としての生活を夢見たりもしている。
目前に死が迫っているなど、無我の境地に在る場合に限り「魔剣・兜割」を放つことが有る。その威力は生身で甲鉄を断ち切る程。
漂う雰囲気の暗さ・陰鬱さは折り紙付きで「暗黒星人」とあだ名された。
若干天然気味であり真面目な顔で物凄くどうでもいいことを考えていたり、生真面目さと合わさって意図せずボケてしまい相手を脱力させることもしばしば。また微笑む程度なら問題無いものの、笑い顔がかなり特徴的で一度見たら忘れられない。曰く「悪魔」
その真面目な性格とは裏腹に性的な欲望に結構忠実で、裸を見たいかとの問に即答ではいと言ったり水着姿の感想に「男性として刺激されます」と答えたり色々と直球。
また本編のベッドシーンでの豹変具合からベッドヤクザとも称される。
その陰鬱さと生真面目且つ天然からか、公式人気投票では男性且つ主人公でありながらまさかの２連覇という人気っぷり。
「この世を平和にしたいなら、武道が消えてなくなればいい！！あらゆる武器あらゆる武人が、剣も槍も銃砲火器も、貴様も俺も！！」
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