富士見ファンタジア文庫より出版されている麻生俊平の小説。挿絵は弘司。
舞台は20世紀末の日本、裏次郎と名乗る謎の中年男性から波型の鞘に収められた短剣を受け取った主人公。
その日から主人公の周りで不可思議な事件が頻発する。
シリーズは長編9冊、『ドラゴンマガジン』に連載された短編を集めた外伝が1冊の計10冊が発売される人気シリーズとなった。
このシリーズをはじめとした麻生俊平の作品は富士見ファンタジア文庫の他の作品にくらべてページ数が多いことでも知られており、最終巻となる『イェマドの後継者』においては500ページをオーバーし通常の作品の二倍近い分量を誇っている。
小説家乙一が本作の大ファンであることを公言している。