ライコウ(うたわれるもの)
らいこう
CV置鮎龍太郎
概要
知略に長けた美男子で【聖賢のライコウ】の異名を持つ、ヤマトを守るヤマト八柱将の一人。
身内に弟と母が、側用人としてシチーリヤがいる。 弟も同じ八柱将だが、自身と違い武に長けている。
弟の家に寄った時には、彼の客人に興味を示し『会ってみたい、いいだろう?』と了承を得て彼らと城以外の場所で面識を持つ。
また、家族想いなのか帰る時に『たまには母上の所に顔を出せ、会いたがっていたぞ』と弟に告げていた。
『世を制するのは情報である』というのが第一で 戦場で采配を下す際に逓信衆(ティリリャライ)という、離れた場所にいても念話で情報伝達ができる兵(所謂:通信兵)を使い、正確な情報をもとに緻密な用兵を行う。 ※実際、ウズールッシャとの戦では最大限に発揮されていた
更にハクやネコネの出会いの経緯や彼女が誰の妹なのかも掴んでいる。
ムネチカ曰く その采配は『【兵=重要な戦力】ではなく【兵=盤上の駒】であるという考えで 情に一切左右されない故、戦果だけを求められた場合 であるが 自軍の損失が大きい程、その帳尻を合わせる為に戦を拡大し、徹底的な殲滅戦を始めるだろうと その時は敵も味方も、戦に関係ない民、女子供の多くの屍が積み上げられることになる』 と言われている。
トゥスクル侵攻戦でデコポンポ、ムネチカと共に先発隊に選ばれるが ムネチカと共にデコポンポが失敗した時の保険であった。 作戦会議中、デコポンポとムネチカの口論で『そこの豚(ブルタンタ)が見苦しいのは何時もの事だが、お前まで憤慨するなんて・・・らしくないじゃないか』とムネチカが怒っていたことに冷静ながら驚いていた。
その後、【帝崩御】の知らせを聞くと、本国に帰国。
帝亡き後のヤマトのために、行動を取る
第三部では
帝亡き後のヤマトを総べる、朝廷軍の司令官として活躍。 しかしという考えがあってのことらしい・・・・
デコポンポがいなくなった後、彼の采配師として活躍していたマロロを、自身の采配師として入れたりと懐も広く オシュトル一行を倒すべく知略を最大限に活用して立ち向かう。
【これより先、彼が辿った末路が含まれているため注意されたし】
『帝の人智を超えた能力や技術には驚かされていたらしいが 逆にそれがもたらすのは思考停止や衰退で、やがてヤマトの民は堕落してしまう』
と考え、『帝がもたらした技術(作中では隣国のナコクが持つ橋)を破壊し 自分達の能力で造り上げていき 自分達の力で生み出していかねばならない』 とオシュトル一行に語っていく。 そして、『俺達は、自分達の力で立ち上がって 帝が造りだした揺り籠から巣立ち 自分達の力で羽ばたかねばならない』
『国とは そこに生きる人々の力によって繁栄と衰退を繰り返していくものであり、それが自然の摂理である』と語ると それを聴いたアンジュは『ヤマトは衰退しない、どこまでも続く長しえの桃源郷なのだ!』と反論するも、『それこそ・・・・夢のようなものでございます。』
と冷静に反論。
最後は彼らと激闘を繰り広げるのだが その前にシチーリヤから仮面を渡される。 最初は『帝の力に頼らず、自分達の力で立ち上がろうとしているのに それに頼るのでは、意味がない』と強く反発しかし、しかし彼女の願いを叶えるために使用 彼らと激闘を繰り広げ敗北した。
誰よりも国を愛した男は、最後まで国のために行動し続け、愛する国の大地に眠った・・・