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イリーナ=クロックワーカー

いりーなくろっくわーかー

イリーナ=クロックワーカーとは、「悪ノP」が作り出した物語音楽「七つの大罪シリーズ」の登場人物である。

概要

モチーフ:猫村いろは

災厄によって滅びたレヴィアンタ魔道王国の生き残りの一人で、悪意の権化「her」の魔道師。

ぜんまい使いキリル=クロックワーカーの妹で、兄の婚約者エルルカの義妹にあたる。義姉のエルルカを憎んでおり、彼女への復讐と自分と同じ「her」になり得る存在を増やすために行動している。

セト=トワイライトによって造られた人造体「ghoul child」の一人で同じ「ghoul child」のキリルを兄として暮らしていたがキリルがエルルカと婚約したことと彼の「her」を治療した事で兄を奪われたと感じたイリーナは表面上エルルカと仲良くしつつも憎しみを持つようになる。第七次Ma計画の候補者にエルルカと共に選ばれた際には他の候補者を殺害し、新たなMaとなったが女王になってから半年も経たずレヴィアタンタの災厄で立つこともままらない身体となり、直後に現れた「her」の科学者セト=トワイライトによって赤い猫のぬいぐるみにその意志を宿した存在となる。

ぬいぐるみは普通の猫と同じ俊敏さを備える以外は魔術も使えない無力な物だが、人間を乗っ取り傀儡とする能力を持っている。魔力の高い者を見つけては己の目的のために自分のものとし、「大罪の器」を狙って名と姿を変えながら陰謀を巡らせ歴史の裏で暗躍してきた。彼女の本来の姿のモチーフとなったVOCALOIDは猫村いろはだが、時代ごとに様々な者の姿をして現れている。

傀儡とされた人間が彼女の支配から脱するのは困難で、本体の赤猫が離れている時も糸の切れた人形のようになって本人が意識を取り戻すことはない。ただ、意識の残滓らしきものは本人も感じ取り、僅かなりとも影響を受けるようである。操られている人間は加齢する事はないが一度支配から解放されるとその分の時間が経過する。本人の意識を残したまま操る事も可能。ぬいぐるみの心臓部には小型の「BLACK BOX typeS」が仕込まれている。

強欲の悪魔の力を持って生まれた「系譜者」という存在でもあり、強欲の器「マーロン・スプーン」の能力である蒼炎を使用できる。

なお、外見に拘るエルルカと違い、イリーナは外見よりも能力と利便性を重視している。

炎を操る魔術を好んでおり、口癖は「消し炭にするぞ」。

登場楽曲は「Maサバイバル」「どこかで聞いた歌」

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