九月二十三日 雪
今日も雪原は、昨日と変わりなく吹雪いていた。
その雪の中、私は一人のやせ細った男を見つけた。
彼は非常に辛そうだったが、少しずつ前進を続けていた。
しかし、最後には雪の中に倒れた。
なぜこのような天気の中、雪原に入ったのか。私は彼に興味を持った。
九月二十五日 雪
今日、人間は目を覚ました。
正しくはあまりに起きないので、私の氷壁でこじ開けたのだが。
しかし彼は、ちっとも恐れる様子を見せなかった。
「あのぉ、雪蓮はどこに咲いているか知っていますか？」
突然彼はそんな質問をした。
場所を教えてあげた。そして好奇心から同行することにした。
そう、ただ好奇心から。
（伝記一より）
概要
CV:諏訪彩花
中華人民共和国のソーシャルゲーム『陰陽師』の登場キャラクター。ストーリーでは12章から登場。
チュートリアルの召喚で必ず入手できるうえ、凍結効果付きの全体多段攻撃スキルを持つため序盤はかなり頼れる式神。
全身からすべてを凍結させると思われるほど冷たい空気を放つ雪の美少女。
一言で嵐を呼び、わずかな動きでも吹雪も引き寄せるが、常に無表情で、心の中をのぞくことはできない。
彼女の心も、その氷を沸騰させる顔と同じ冷たいままなのだろうか。
彼女の過去を知る者は一人もおらず。果たして、その氷を溶かす者は現れるのだろうか。
（陰陽師「式神図鑑」より）
関連イラスト
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