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詰将棋の編集履歴2018/03/07 00:54:11 版
編集者:a
編集内容:新規記事作成

概要

将棋のルールを用いるパズルゲーム。指定された局面から相手の玉を詰ますにはどう動かすか、どう持ち駒を打ち込むかのプロセスを求める問題である。

「攻める方は先手」「王手の連続かつ最短のルートが正解」「相手玉は最善で逃げ続ける」といった一部詰将棋特有のルールが存在するが、それ以外は指し将棋のルールをそのまま用いる。指し将棋での反則行為はもちろん詰将棋でもご法度である。

通常、15手詰めとか7手詰めとか言う形で、詰ませる手数が指定されている。たとえば最短となる1手詰めならば、示された局面から、任意の盤上の自分の駒を一回動かすか、持ち駒を適当な場所におくだけで詰めが成立するものである。ルールから手数は先手からみたものとなることと、かつ詰め上がるときは必ず先手の手番となるので、指定される手数は必ず奇数となる。

中には詰ますのに数百手に登る問題もあったり、(主に作成者の見落としによって)詰みが成立し得ない「不詰」や、最短手数以外のルートも存在する「余詰」も存在する。

2010年代の現代では、パズルとしての5-7手程度の短手数の詰将棋本が出版されている。

その意義

相手の玉を詰ますという共通点から、詰将棋の解答能力はほぼそのまま指し将棋の終盤戦の強さにつながる。ゆえにプロ棋士の中には詰将棋を解く方・作る方両方のスペシャリストも少なくない。

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