恋文
こいぶみ
ラブレターのこと。古くは愛しい相手に想いを込めた和歌を詠んで送った。
解説
恋しく思う気持ちを書いた手紙。ラブレターという方が通りが良い。文字だけでなく絵をつける場合もあるが、やりすぎると引かれることも。
現代社会では携帯メールで済ます例もあるというが、大事な気持ちは紙面に直筆で認めるのが礼儀と言う感覚は廃れてはいない。
古くは懸想文（けそうぶみ）といい、相手に対する恋心を和歌に詠んで紙に認め、それに関連する草木を添えて、人づてに渡しあった。
音楽
Every Little Thingの曲の題名。
ゲーム
『Rewrite』のボーカルソング→恋文（Rewrite）
絵画
オランダの画家ヨハネス・フェルメールの絵画(1670)。原題《Liebesbrief》。楽器(シターンと呼ばれる撥弦楽器)を持つ女主人が女中から手紙を受け取り、当惑の表情を浮かべている様子を描いている。アムステルダム国立美術館所蔵。