王手李亞
わんてりあ
『寄宿学校のジュリエット』の登場人物。
概要
黒犬寮監督生、14歳飛び級生。
姉である王胡蝶の双子の妹。活発な性格の胡蝶とは違い、大人しく恥ずかしがり屋な性格であまり自己主張をするタイプではない。
顔立ちこそ双子だけあって姉とそっくりだが、小柄ながら発育は良く胡蝶よりも胸が大きいロリ巨乳(露壬雄からは「本当に姉妹か！？」と驚かれるほど)。
監督生という立場に加え飛び級しているために同級生の間では「近寄りがたい存在」として見られ孤立しているらしく姉共々親しい友人と呼べる人間はあまりいない。
以前からいろいろと問題を起こしている犬塚露壬雄とは木の上から降りられなくなっていた猫を助けている際に面識を持つようになる。姉と共に露壬雄を監視する内に彼の部屋で露壬雄がペルシアからプレゼントされたロザリオを見つけるもその場では露壬雄に逃げられてしまったため、とりあえずは学園の向こう岸で行われる豊作祈願の祭りに浮かれて問題を起こす生徒がいないかどうか監視するために向かう。
そこでも露壬雄を追いかけ回すがその一方で、本当は一緒に気兼ねなく遊べる友達が欲しかったという気持ちを露壬雄に見抜かれ彼と祭りを楽しみ、遊び終えた後で露壬雄から「監督生とだからと気張るのも立派だがお前らはまだガキなんだからたまには甘えてもいい」と諭されたことで露壬雄に心を開くようになる。
以降は姉と共に露壬雄の部屋によく遊びに行っており、特に手李亞は胡蝶曰く「気に入った相手の後を尾けていく」癖があるらしく、姉以上に露壬雄に懐いている。露壬雄が藍瑠との口論の末に首を絞められた際は率先して露壬雄を助けようとしたり、藍瑠を出し抜くために露壬雄からの要請に快く応じたりと露壬雄には異性としての感情も芽生えつつある模様。