概要
1993年に同社がリリースした「電神魔傀」の続編である。前作の主人公である魔塊と衣世は登場していない。その代わりに、前作ではラスボスだったギルリアンが姿形を変えて登場。前作にも登場したゼル・ディアは、前作のエンディングで見られた翼を生えた少女の姿で登場している。
ベルトアクションでは非常に爽快感がある作品となっており、ガード・起き上がり攻撃・起き上がりライン移動・広範囲攻撃等のプレイヤー救済システムも多い。しかし、敵に与えるヒットコンボ数が多くなると、難易度が上昇してしまう。
前作ではすべての敵キャラクターの体力ゲージと名前が表示されたが、今作ではステージボスの体力が表示されるのみになった。しかし、今作ではプレイヤーキャラクターの残機が設定されている。
ステージは全部で5つ(分岐を含めると8ステージ)。エンディングはキャラが味方の飛行船で勝ちポーズをとる場面が映し出されるのみ。キャラ個別のエンディングは残念ながら無い。
前作からのシステムとしてゲージ消費の必殺技が全キャラに4つ以上+超必殺技が搭載されており、POWゲージを消費することによって必殺技を繰り出せる。 また、自分の攻撃を当てていくと体力が光っていく。超必殺技用のコマンド入力で超必殺技が発動。
ベルトスクロールアクションでおなじみのHPを消費して繰り出せる技であるA+B(無敵技)もPOWゲージを使用するのでHPが減らない。POWゲージはニュートラル(何もしていない状態)、敵を攻撃、アイテム収得などで回復する。
プレイヤーキャラ
ギルリアン
前作はラスボスだったが、今作はプレイヤーキャラとして登場。魔傀に倒されるが、新しい義体を手に入れ、正義の戦士として生まれ変わった。
黒騎士
前作から引き続き登場する女性ファイター。髪型が紫色のストレートロングヘアから金髪のポニーテールに変更(別の義体に交換した)。攻撃力が低いため、単独でのノーコンティニュークリアは困難。
タルクス
前作から引き続き登場する黒騎士の相棒にしてマッチョファイター。今作はなぜかスキンヘッドになっている。
P・ベルヴァ
前作に登場した「ベルヴァ」のパワーアップ版というべき戦闘ロボット。【P】はパワード、パーフェクトと読み取れる。
刃零
今作から登場する忍者。投げ技が強い。
ゼルディア
バイオロイド衣世の妹。今作では『電神魔傀』のエンディングで見せた翼の生えた少女として登場。黒騎士同様、火力不足だが遠距離戦に徹すれば強い。
龍・天明
道師の衣装を纏った男性。
スカルビュレ
前作でのゼル・ディアのポジションにいる巨大モンスター。