フォカロル(メギド72)
ふぉかろるきょうかん
人物
「もっと力を出せるはずだ!!」
ヴィータとしては王都騎士団に所属する兵士。
自他ともに厳しく、口を開けば相手がメギドであろうとヴィータであろうとソロモン王であろうと小言や説教が飛び出ることから「説教魔人」とも呼ばれている。これはメギドラル時代から変わっていない。
だが、彼の説教は的確かつ本人も自己研鑽を怠らないことから、あるメギドからは「ダメ出しばかりのあの熱血漢」「口うるさい割にかなり的確なことを言う」と評されている。本人曰く、改善の余地のある相手にしか説教はしないとのこと。
……だが、アジト(ソロモン一行の本拠地)では備品・倉庫管理を担当していることから、贈り物の際にも「貴重品を勝手に配るな!」と説教される。
この他にも、アジトの風紀の引き締めや運営などの点で欠かせない役割を担っており、一度とある理由で落ち込んだ際には、その隙にフラウロスやカスピエルをはじめ問題児たちが酒盛りなどで大暴走し、在庫の把握はできなくなる、食料の減りが早い、などの混乱が引き起こされた。
また、メギドクエストへの参加者向けに「フォカロルスタンプ」なるものを作成している(2周年イベスト)。
王都近くでの勤務だったころは、自分の研鑽が高い分、幻獣に苦戦する他の兵士のことを不甲斐ないとしか思えず、説教が空回りしていた。しかし、辺境に赴任した際に、仲間への信頼や説教の教え方を学んでいく。この辺りの詳細はキャラストを参照されたい。
なお、この時の経緯から、ユーザーの間での愛称は「教官」。その気質は同駐屯地からの転属後も存分に発揮され、各地の騎士団に対幻獣戦闘法を教授している(リジェネレイト版キャラスト)。
武器は古代の遺物を独自に改造した「エクス・マキナ」という剣。フォトンを吸収する力を持ち、それにフォカロルのメギドの力である「フォトンをエネルギーに変換する」能力が発揮されることで、彼の代名詞「フェイタルブレード」が放たれる。
メギド体は緑の翼をもつ風を象徴する姿。この体の際は光をエネルギーにしていたらしい。ヴィータとして生きる現在でも、関わりを持ったヴィータの一人からは「大いなる風」という印象をうけた、といわれている。
性能
「手本を見せる、こうだ!」
・通常版
長期戦に強いバーストトルーパー。
通常のステータスはそこまで高くは無い。しかし、特性によりターンを重ねるたびに防御力が上昇し、リーダー時には防御と攻撃がさらに上昇する。この結果、後半になると高倍率の攻撃を耐えきっていることもしばしばある。
代名詞ともなっているのは覚醒スキルの「フェイタルブレード」。これは0.95倍×5連続の攻撃なのだが、通常スキル「ギアバースト」はかけるたび自身の攻撃ステータスが強化され、最終的には「攻撃力強化+アタック強化+固定追加ダメージ付与+列攻撃化」となる。つまり、この状態で「フェイタルブレード」が放たれた場合、一撃で相手が全滅することもあり得る。
以上の事態から、「フェイタルブレーダー」「フェイタルブレード学会員」とも呼ばれる、フェイタルブレードをいかに最大威力で放つかに魅せられたプレイヤーが後を絶たない。相性の良さとしては、グラシャラボラスやアンドロマリウスによる強化や、ユフィールによる状態異常防止、ハルファスの奥義によるスキル付与などが知られている。
なお、奥義は2倍列攻撃と味方の素早さ上昇。マスエフェクトは全マスに攻撃・防御のターンに応じての強化という同じ効果を付与するもので、逆に珍しいパターンである。
・リジェネレイト版
バレットアーツの起動を担うラッシュトルーパー。
通常スキルでは飛行特攻・防御力低下効果を持つバレットを作成し、奥義では単体対象にスキル・ダメージ軽減の付与と、対象のレベルに応じた追加ダメージを発生させるバレットを作成する。現時点(2019年12月)でスキルフォトンのみでバレットアーツ状態を起動できるのはフォカロルしかおらず、バレットアーツを手軽に始めたい人にとっては頼もしい存在。
また、大量にバレットを作れるスキルの性質上、特に攻撃スピードが速いラッシュとの相性がよく、バレットアーツの中でも同時期に実装されたオリエンス、スキルによる点穴溜め量がバレットアーツで上昇するレラジェ(リジェネレイト)、飛行特攻を使うマルコシアスなどとはよく使われている模様。
覚醒スキルはバレットを消費する2連撃。また、マスエフェクトは通常版と同じく、全てのマスに同じ効果が付与される。