吉利汽車
じーりー
概要。
浙江吉利控股集団有限公司(ジーリーホールディンググループ、Zheijiang Geely Group Holding Co., Ltd.)傘下の自動車会社。
1986年に冷蔵庫の製造企業として設立。
1992年にバイクの製造を開始し、1997年には自動車の生産を始めた。
2002年に上海吉利美嘉峰国際貿易股份有限公司 (Geely International Corporation) を設立し、翌2003年から自動車の輸出を開始。
一方、親会社の浙江吉利控股集団も自動車会社の買収を進めて拡大している。
・同年、ロンドンタクシーを生産していたロンドンタクシーインターナショナル(LTI)の株式を保有していたマンガニーズ・ブロンズから経営権を委譲され、車体の製造も受託。(最終組み立てはイギリス)
・2017年、マレーシアの自動車メーカー・プロトン社の株の49.9%を獲得してロータス・カーズの株式も51%を取得。
・同年、スカイカーを開発しているテラフージア社を買収。
・2018年、ボルボ・グループ(ABボルボ)の株式8.2%を取得、筆頭株主に。
そして2019年にダイムラーとともに、EVの販売と中国での有人ドローンの事業を発表している。
更に「北京吉利大学」(現・吉利学院)を設立、2004年に全国で初めてのモーターショー専門モデルの養成学部(吉利自動車モデル学科)を設置したり、「航空サービス学科」も設置している。(日本では2010年に「カンブリア宮殿」で紹介された。)