概要
タランタクティカルイノベーションズ(通称TTI)とは
アメリカの競技射撃のプロ、タラン・バトラー氏が立ち上げた高級カスタムガンメーカー。
カスタムガンの特徴としてはアイオンボンドで加工された
銅色のバレル周りとステッピング加工が有名。
基本的には拳銃やショットガンのカスタムがメインだが、
最近ではAR-15やMPXカービンなど、ライフル系も増えている。
スライドやフレーム、ロアレシーバー等を既にカスタムされているものを
買うことも可能であり、自分が持っている既製品のモデルを
送ることでもカスタムが可能である。
また、装弾数を増やし、マガジンの自重落下を確実にする
ベースパッドも様々な銃器で発売している。
映画にて
このメーカーを語る上で欠かせないのはやはりジョン・ウィックの存在だろう。
ジョン・ウィックの2作目、チャプター2にてウィックが
ガン・ソムリエにテイスティングを頼み、TTIのカスタムが施された
グロック34、26、ベネリM4、TR-1が登場したのが非常に大人気となった。
実際にウィックを演じたキアヌ・リーヴスもTTIでタクティカルトレーニングを
実弾射撃で行っており、1作目よりも銃撃シーンがリアルになっている。
3作品目のパラベラムにおいてはTTIカスタムのMPXカービン、
STIコンバットマスター2011、ベネリM2が登場している。
また、他にもワイルド・スピード ICEBREAKにてミシェル・ロドリゲスも
トレーニングを受け、その上でTR-1SBRを映画に提供した。
ウィル・スミスもスーサイド・スクワッドにて射撃の名手である
デッド・ショットを演じる際にTTIでトレーニングを受け、
同じスーパーヒーロー映画であるブラック・パンサーで
悪役のキルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダンも受けている。