転生王子、魔術を極めてお気楽生活!
ストーリー
「魔術を極めたい…!」たった一つの願望を胸に死んだ男は、生前の記憶を持ったままサルーム国の第七王子として転生を果たした!ただの庶民だった前世と違い、有り余る金!使いきれぬ時間!そしてなにより読み切れない魔導書!!”太すぎる実家”という人生バフもりもりの圧倒的勝ち組となった王子の名はロイド。小説家になろう発、ハイスピード成り上がりファンタジー!!
ロイド・ディ・サルーム
本作の主人公。サルーム王国の第七皇子。中性的な見た目で、髪をリボンのような物で留めている事から一見少女にも見えなくない。また、そう言った見た目の為か王宮のメイド達から可愛がられている。
生前は魔力がまともに使えなかった魔術師で、相手の魔術師に殺された挙句、その魔力に感激したという最期を迎えた。
運よく魔力としての才能に恵まれた王家に生まれた事で一から魔力を学ぶことが出来て感激している。
グリモワール
王宮の地下書庫に封印された「禁書の魔神」。ヤギのような見た目をしている。封印が解かれて早々、ロイドの身体を乗っ取ろうとしたが、彼の魔力の前にひれ伏し彼の使い魔となった。
アルベルト
サルーム王国第三王子にしてロイドの兄。爽やかな青年。魔力はロイドより上だが、王族である事を鼻にかけるような事をせず、弟であるロイドの将来にも期待している。
シルファ
サルーム城メイドにしてロイドの教育係を務める女性。教育係として武道の稽古も付けているが手加減している模様。さらにロイドの事を非常に可愛がっている。