暦ラン
れきらん
概要
アニメ「SK∞(エスケーエイト)」に登場する喜屋武暦×馳河ランガのカップリング。
スケートボードが大好きな元気で明るい暦と、無口でどこかボーっとしているスケートボードは未経験のランガが出会うことで物語が始まる。
暦とランガは家庭環境も性格も真逆だが、負けず嫌いな面と好きなことに対する情熱は一致しているため馬が合うのではと対談で評されていた。
その一方で、2人は生きてるテンポが違うため、マイペースなランガにたびたび暦が振り回されている節もあるとのこと。
(アニメディア2021年2月号)
暦は元々スケートボード漬けの毎日を送っていたが、ランガがスケートボードを始めてからは学校でも放課後でも常に一緒にいる。
また、世話焼きな性格のためか出会って日の浅いランガを気にかけたり、スケートボードの指南をしたり、アルバイト先の見つからないランガを自身のバイト先の店長に紹介したりと何かと世話を焼く。
経歴
1話
暦のクラスにカナダから帰国したランガが転校してきたことで物語が始まる。
当初はランガのことを「ボーっとした奴」としか認識していなかった暦だが、一つのボードをきっかけにランガと対話する。このことがきっかけでランガはルール無用のスケートボードレース(通称"S")に巻き込まれていくこととなる。
"S"の会場にスケートボードを届けるアルバイト中に、ボードを取り違えるミスが発生。暦は代わりにビーフ(決闘)するように言われたが怪我しているためスケートボードの初心者ランガが滑ることになる。
ランガは実はスノーボーダーで、ガムテープで両足を固定した状態で周りを圧倒する滑りを魅せ、見事に対戦相手(シャドウ)を打ち破る。暦は、ランガが最後にトリックを決めた瞬間を「沖縄に舞う白い雪」と称した。
余談だが、暦がノートに「オレに必要なもの」と書いている瞬間にランガが転校してくる様子があり、意図されているかは不明だが、暦に必要なもの=ランガを示唆していた可能性がある。
2話
スケートボード初心者のランガに、暦がスケボーを指南することになる。
1話では暦に対して気だるげな態度を崩さなかったランガだが、スケートボードにハマってからは意気投合し、1話と比べて表情豊かな場面が増える。
暦はスケボーの指南とは別に、アルバイトの紹介やランガのために自作のスケボーを渡したりと何かとランガのわ世話を焼く。
余談だが、シャドウ戦後のランガに暦が駆け寄るシーンは、当初滑れることを隠していたことを責める予定であったが、内海監督から「すっげーじゃん!」と喜ぶのが暦だと言われたことで自分の中にも2人が生まれた、と脚本家の大河内氏は語っている。(オトメディアWINTER2021 2021年3月号)