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「なぜならこの私、完璧ですから」

プロフィール

一人称私(わたくし)(わたし)
二人称貴方 お前
主人公の呼び方姫 アニ姫
好きな食べものパンケーキ
舞台徳山秀典

人物像

初登場はダメプリ舞台 ダメ王子VS完璧王子

新たな国家・スパ・ダ・リーン王国の完璧王子

顔、センス、性格、金払いは良く、頭脳明晰。運動神経、立ち振る舞いは完璧。 料理三ツ星級と己を豪語する歌を歌って登場する。

どうやら、嘘ではないらしく、立ち振る舞いは紳士で、ルオーシュ自身が厳選した調度品や装飾品はナレクが「なかなかだな」という程のもので、ルオーシュが計画した、王子達をもてなす晩餐会も、皆かなり満足していた。

しかし優秀な人物であるだけに、他人への評価は厳しいのか、特に彼が許せない事、地雷を踏んだ人物には、従者であろうと容赦なく攻撃する。

その地雷は、ビンゴ形式にまとめられている。

踏み抜かれた地雷でビンゴすると、ルオーシュは「消してやる!!」と口にするほど、激昂する。

そんな中でもお茶目な部分も見え隠れしており、王子達が打倒ルオーシュと動く最中、「来ちゃった♡」といきなり現れて茶番を繰り広げたりしていた。

この部分が後に続編の、ダメ王子VS偽物王子 に登場するルオーシュの人格の大部分となるのだが、もしかしたらこの人の影響を受けているのかもしれない。

ダ迷言

「女性の涙を拭うのは、ハンカチではなくて──ブラックカード」

「予防接種でも防げないのは私への恋煩い」

「来ちゃった♡」

「プッチーン」

ネタバレ

ルオーシュの正体は悪霊である。

鉱山で爆発事故に巻き込まれて亡くなってしまった王子ルオーシュは、ペンダントを拾ったハルに乗り移ることで、スパ・ダ・リーンに帰ってきたのだ。

悪霊となったルオーシュは、従者を洗脳し、隣国でもダメ王子と噂の王子達を抹殺計画を企て、晩餐会に招待した。

しかし最後は弱点がバレ、王子達には敗北し、弱ってなお従者に八つ当たりしていたが。倒されるその瞬間、正気に戻っていた。

「私はいい国を作りたかったのだよ…お前達と…離れていなさい…」と従者を庇うような言動を見せ、「完璧だ!完璧な敗北だ…!」と言い残すとルオーシュはあの世に旅立った。

亡くなったルオーシュ王子自身は、いち領土を国家におしあげる程の努力家だったことが明かされた。

プレッシャーに負けないように自分自身にドンドン、ルールをかし、雁字搦めになってしまわれたのだろうと従者が話していた。

一方ルオーシュに乗り移られていたハルは何も覚えてないと発言。

しかしハルは去り際に「やっぱり面白い王子達だった」呟いていく。ハルの正体や目的が更に深まる結末となった。

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