ストーリー(映画版)
今は無き著名なフレスコ画の巨匠、間宮一郎の住んでいた廃屋を訪れた5人のテレビ取材班。取材の真っ最中、突如として巻き起こった怪奇現象に襲われ、取材仲間が殺されてしまう。手違いで我が子を死なせてしまった苦悩のあまり精神を病み、付近の村の子供たちを殺し回った末に自殺を遂げてしまった、間宮一郎の妻・間宮夫人の悪霊が蘇ったのが元凶と知ったディレクターの秋子とプロデューサーの和夫は、間宮夫人にさらわれてしまった和夫の娘のエミを奪還すべく、謎の老人山村の手助けを経て館の奥に足を踏み入れていく……。
ファミコン版
カプコンによりファミコン向けのRPGとして制作された。最大3人、2組のパーティーを編成し、操作するパーティ及び操作するキャラクターを切り替え、各キャラ固有の特殊アイテムを駆使して広大な館を探索し、時折襲い来る悪霊やクリーチャーと戦いながら、道を切り開いていく。
ゲーム性に特化した分、映画版のストーリ性はオミットされているが、後のBIO HAZARDに継承される数々のゲームシステムや恐怖演出が鋭く光る一品となっている。RPGというジャンルの枠組みの中でホラーゲームというジャンルを表現すると言う試みが見事に成功しており、原作つきゲームにありがちな駄作要素とは無縁である。
マルチエンディング方式を採用しており、映画と違って5人全員を生存させることも可能。生き残った人数によってエンディングが変化する。
関連動画
ファミコン版プレイ動画
ネタバレ注意