ドルーシ(王様ランキング)
どるーし
CV:田所陽向
人物像
実力は四天王の中でも最強と称され、真面目で実直な性格からボッス国王からの信頼も厚い。その一方で、情にもろく優しすぎるきらいがあるとも評価されている。
元々はボッス王の傍に控える「王の槍」を担当していたが、アピスが頭角を現したことで入れ替わりとなり、現在の「王妃の盾」に異動させられたという経緯がある。当の本人は王からの信頼を失ったためお払い箱にされたのではないかと絶望していた。
しかし実際は「王の槍」にはアピスのような冷静沈着さが求められるものであり、優しすぎるドルーシにはより適任な場があるという”適材適所”思っての人事であった。
「王妃の盾」を拝命した折に王から、ヒリングが守るに値する人物か見極めるよう言い渡されている。当初は納得がいかないまま任に当たっており、配属直後からヒリングのヒステリック気味な性格に振り回されてげんなりしていた。
しかし、心を開かないボッジに対して何度もアプローチし、時に思い悩み、時にひたむきに努力を重ねるヒリングの不器用な優しさを間近で見たことで考え方が大きく変わり、最終的には「ヒリングは元より、どんな者にも等しく守る価値がある」と”盾”に恥じない誇りを持って正式に拝命するに至った。
以降は徐々にヒリングとも心を通わせ、ヒリングにとっては一番の家臣ともいえる信頼を得ており、ドルーシ自身も彼女を守るためならば自分の命を賭す覚悟で任に当たっている。
能力
主に自己の肉体による格闘を主体としている他、戦闘によってはトゲの付いた盾を両腕に装備したり、プッシュナイフなどの武具も利用する。
戦闘スタイルも筋力に物を言わせたゴリ押し一辺倒かと思いきや、時には投擲した盾を壁に反射させて敵に命中させるといった搦手を使う器用さも持ち合わせている。
過去の回想ではボッジと一緒に小走りで走り去るヒリングにも追いつけないほどに鈍重と思われていたが、素早さが無いのは常日頃から厚さ10cmはあろうかというほど分厚い鎧を全身に着込んでいる所為であり、本気を出した時にはこれを脱ぎ捨てることで防御力と引き換えに素早さを手に入れるという芸当も出来る。
(しかも鎧を脱ぐときは全身の筋肉をパンプアップさせて弾き飛ばすという離れ業を見せている)
四天王最強という評判通り他の三人と比べると頭一つ飛び抜けて強い。
その強さはアピスが一匹も倒せなかった冥府の魔獣を三匹同時に相手にし、痛み分けながらも一人で全て撃退するほど。