概要
この記事は物語の根幹になる重大なネタバレを含みます
人物
初出は軌跡☆電撃戦のオータムライブ
かつて芸能界を牛耳っていた支配者のような人物。故人。
凪砂を囲って、軟禁していた。茨の遠縁でもある。
あんスタ世界におけるアイドル文化の立役者で、自身もアイドル。
自身が引退後は裏からアイドル業界を牛耳っていた(犯罪まがいなこともしつつ)あんスタ世界のアイドル文化を語るうえで欠かせない人物である。
陣や日和曰く本名を呼ぶことがタブー視されているらしく作中では「ゴッドファーザー」と称されている。SSをはじめた張本人でもある。
やや遊び人の性格だったのか子だくさんであり、子孫が何人から存在している。
「門番」「使徒」「神父」と呼ばれる3人の腹心がおり、この3人もまた業界に大きな影響を持っている。
”あの明星の例の事件”とゴッドファーザーが亡くなって以降、アイドル業界は大きく傾き、追憶軸の時点(英智達が1年の頃)では悲惨なものとなっており、英智が最初の革命を企てる。
”アイドル”という存在を偏愛し、幼少期の凪砂を軟禁していた。凪砂は”父”と呼び尊敬している。
また、実は明星父にもかなりの偏愛を向けていたらしく籠愛していた。凪砂と明星父が出合ったのもそれがきっかけ。
凪砂はゴッドファーザーのことを慕っていて、悪くは思っていない。「アイドルを愛していた」ことだけは確信がある。
一方で、遠縁である茨は商売をするのにも存在が大きすぎて邪魔であることから良く思われていない。
さらにさらにネタバレ
彼が開催をはじめたSSは「ゴッドファーザーの後継者を探すための催し」ではないかと作中で疑惑が生まれている。凪砂を囲っていたのも後継者の候補であった可能性が高い。
ズ!!では彼の腹心をなのる「GFK」が登場。暗夜行路ではレオを金の成る木として利用しようとしているところをDouble faceが制裁する。
また「Double face」はそもそもゴッドファーザーが誰かと組むために作ったけど、没となったユニットであると語られる。
ボギータイムではゴッドファーザーの友人を名乗る老夫婦が凪砂、光コンビを家に泊める。また、その家で見つかったゴッドファーザーの日記を茨が手にし、一切自分の記述が無い事に対し複雑な思いを巡らせる。
骨董奇譚では、一部でGFKの遺品の売買が行われていた。このストは他のストと構成が異なり、すでに起こった事件を主人公が北斗、凪砂、章匡などの第三者の話を聴いて全貌を把握するというもの。答え合わせのように登場した氷鷹誠矢は、明星父がらみで参戦したようだが…?
SSでは、彼の腹心だったという「ゲートキーパー」を名乗る男が登場。ゴッドファーザーのことを「御大」「世界で最も偉大な神さまで王さまだったあの御方」と称し心酔している模様。
凪砂のことも「凪砂様」と呼ぶ。その一方でアイドルのことを良く思っていないらしい。
シークレットサービスではゲートキーパーが四国に茨と凪砂をおびき出し、凪砂を捕え、ある物を見せた。
それには今までの前提が覆る重大なことが書いてあり、凪砂は激昂するが……?
さらにさらにネタバレ
ゴットファーザーの3人の腹心は
「門番」:ゲートキーパー(あんスタ)
「使徒」:スバルの父
「神父」:ゴットファーザーを信奉する人物
である。
「神父」はゴットファーザーに心酔しており、ゴットファーザーが愛する存在である「トップアイドル」になろうとしたが、その才能が無く、次第に唯一トップアイドルに至り、ゴットファーザーから寵愛されていたスバルの父に嫉妬を抱くようになる。
そしてスバルの父そのものになろうと、変装技術を磨き以降、顔を変えて芸能界で暗躍して生きていた。
SSで「スバルの父」に顔を変え、復活を遂げ、本当の意味でスバルの父と同化してゴットファーザーに愛された存在になり芸能界を支配しようとしたが、凪砂により阻止される。
実は、ズ!!一年目のSSはすべてゲートキーパーが「神父」を炙り出すための舞台装置であり、また同時にESの設立により金脈となった日本のアイドル業界を狙う裏社会の人間を権勢するための催しでもあった。
結果的にアイドル業界を狙う不穏分子は排除され、最もゴットファザーに忠誠をちかっていたゲートキーパーは元の裏社会の世界に帰っていった。主人公に多額の慰謝料を残して。
後に「神父」の変装の技術はある人物に受け継がれていることが発覚する。