「……私はね、人間であることを辞めたいんだ」
「……かつて世界を支配した父の、すべてを受け継ぎたい」
プロフィール
ユニット | Eden、Adam、アルティシモ(臨時)、La Mort(シャッフル) |
---|---|
クラス | 秀越学園3-S→卒業 |
部活 | 考古学研究部 |
身長 | 178cm |
体重 | 62kg |
血液型 | B型 |
誕生日 | 10月27日 |
お気に入り | 興味を持った人間 |
嫌い | 自分自身 |
家族構成 | 両親、妹、弟 |
趣味 | 人との関わり |
特技 | 何でもできる |
サークル | 劇団『ドラマティカ』、アーカイブス(ビブリオン) |
cv | 諏訪部順一 |
キャッチフレーズ | 望むままの万能神→千変万化の万能神 |
概要
世間と隔絶した生活が長く、浮き世離れしている。七種茨とふたりで『Adam』としても活動している。穏やかで物静かだが、思慮深く仲間思いなところがある。深く語りかけるような歌声で、パフォーマンスはひとを惹きつける魅力がある。『COSMIC PRODUCTION』の『Eden』に所属しリーダーを務めている。
(公式サイトより)
2017年10月9日に発表されたキャラクター。
人物
<!において>
秀越学園の3年生。
Adamの後輩茨のプロデュースにより、ステージ上ではオラオラとした帝王っぽい口調で話すが、素の口調は「~だよ」「~かな」など穏やか。一人称は「私」。相手のことは「◯◯くん」と呼ぶ。茨とジュンのみ下の名前で呼び捨て。
コミュニケーションは得意ではないのか、頭の回転の速さに口が追いついていないのか、セリフには独特の間があり、「……」と一拍置いてから話す。
性格は博愛主義かつ平和主義。争いの絶えない世を憂いている。
一方でアイドルとして舞台に立つ時は、茨の台本に沿い「閣下」らしい尊大なキャラを演じる。しかし最近は、茨の行動をとがめる際などに自分から威圧的なキャラを使うようになりつつある。
幼少期は外部と隔絶されて育った(後述)ため、浮世離れしている。頭の回転が速く知己に富むが精神年齢が若干幼く無垢というアンバランスな状態。天然で予想外な動きをすることも。
甘党で特にチョコレートが好き。
好奇心旺盛であり多趣味。ふらっと海外に渡航したりとフットワークが異常に軽く茨が手を焼くことも多い。特に考古学を好んでいる。
また読書が好き。
大抵のことは卒なくこなせる「万能神」。特にアイドルの才能は並みはずれており、「生まれながらのアイドル」と自称するほど。故に本人には悪気はないのだが、凡才の気持ちをえぐる発言をしてしまうことがある。英智には「性格に難がある」と評されていた。
茨からは『閣下』と呼ばれ持ち上げられていて一見主従関係に見えるが、実際は茨にその才能を利用されている。だが自我が薄い凪砂にとっては、マネジメントにより果たすべき役割を明確に示してくれる茨の存在はありがたいと思っているためWinWinの関係。
ただし完全に茨の言いなりになっているわけではなく、茨がミスに気づかないまま計画を進めていたり、調子に乗って暴走している際には彼を高圧的に注意する等、上手く手綱を握っている。
幼馴染のような兄弟のような関係である巴日和のことを大事に思っていて、不安な時は手を握る癖がある。
<!!において>
秀越学園を卒業。変わらずEden、Adamのリーダーとして活動している。
ズ!の時よりも自我が芽生え、ますます茨の思惑通りに動かない場面が増えた。
アーカイブス(ビブリオン)や劇団『ドラマティカ』でサークル活動を送り、イベント「降臨!紡ぎ始めるネヴァーランド」では渉と臨時ユニット「アルティシモ」を組むなど、以前より他者との交流が増えつつある。
茨に黙ってバラエティの台本を書き換えたり(バラエティとタッグ/ボギータイム!)、勝手に四国までついてきたり(!!メインストーリー第二部・第三章)と自由奔放さは輪をかけている。
人間関係
茨:Adamで自身をプロデュースしてくれている後輩。お互い利用しあっているような間柄だが関係はかなり良好。自由な行動で振り回すことも多いがかわいがっている。
日和:夢ノ咲にいたころに共にfineに所属しており、日和に付き添うように夢ノ咲を去った。また幼少期も共に過ごしたことがある(後述)ためとても仲が良く、お互いを大事に思っている。
ジュン:読書仲間。同ユニットの先輩・後輩として良好な関係を築いているが、日和との距離の近さに稀に嫉妬のような感情を抱いている。
つむぎ:旧fine時代の仲間。よく面倒を見てもらっていたため懐いている。現在も分からないことがあるとつむぎに連絡を取っている。
英智:旧fine時代の仲間。平和主義のため英智の考え方に難色を示すこともある。ズ!!SS(メインストーリー第二部)を経て英智と対等に戦える権力を身に着ける。
スバル:後述の過去のこともあり、SSでの交流以後気にかけている。
過去(ネタバレあり)
幼少期、アイドル業界の親玉『ゴッドファーザー』に鑑賞品として世間から隔離されて囲われていた。
『ゴッドファーザー』のことを父と呼び、作中では疎まれがちな彼を一貫して慕っている。
『ゴッドファーザー』の死後、彼は発見され一時的に巴家に預けられた。日和は義務教育も受けていなかった凪砂に文字の読み書きなどを教えてやり、歌い踊って楽しい時を過ごしたという。そのため、日和とは親友のような兄弟のような親子のような関係であり、凪砂の精神が不安定な時は日和が手を握ってくれる習慣が身についている。
凪砂は亡き養父を理解するため『アイドルになりたい』と主張しており、感化された日和も同じ夢を見るようになる。
その後、凪砂は養子として別の家に引き取られたが、夢ノ咲学院にて日和と再会。英智の理念に共感して『fine』に所属し、日和と共に二枚看板として活躍した。
この頃はまだ会話に慣れておらず口調が片言であり、髪も青いリボンで一つに結んでいる。つむぎに度々世話を焼かれていた。
五奇人の討伐後、自身も日和も精神的に限界に近かったのもあり、日和と寄り添うようにfineを脱退。
茨からスカウトされ秀越学園に転校した。
追憶時代の姿
囲われている際に同様にゴッドファーザーから好かれていた明星スバルの父親とも面識があり、憧れのような感情がある。ちなみに、世間には認知されていないが『ゴッドファーザー』の曾孫が七種茨である。
☆以下、ズ!!メインスト2部ネタバレ
ゲートキーパーからは「凪砂さま」と呼ばれる。
!!メインストーリー第二部・第三章「シークレットサービス」では四国八十八ヶ所の零に当たる場所に監禁され、ゴットファーザーのある重大な秘密(物語の根幹レベル)を知る。普段の落ち着いた態度からは信じられない程怒りを見せた。地下室からの救出後、一度は舞台に立ったものの下記の理由によりふたたび地下室に戻され、SS本戦までの間(斑によるとエピローグのライブシーン時点で『何週間も』)監禁状態となっていた。
ゲートキーパー側の事情としてはゴッドファーザーの後継者として有力な凪砂を狙う勢力が存在するため『保護』の名目で監禁したようである。凪砂自身もそれは理解しており『大人しくしていた』とは本人談。加えてストーリー内では『ゴッドファーザーの情報』を凪砂に与えることがゲートキーパーの目的であったのではないかと仄めかされている。
その後、アイドルのために、日和のためにとある決意をしたようだが…………
関連イラスト
関連タグ
ゴッドファーザー(あんさんぶるスターズ!) 天祥院英智 青葉つむぎ
コンビ・グループタグ
Eden(あんスタ) Adam(あんスタ) 旧fine LaMort アルティシモ
劇団『ドラマティカ』 アーカイブス(ビブリオン) コズプロ 秀越学園