演技力抜群の『変態仮面』?
「Amazing!今日も宇宙に愛の囁きを……☆ あなたの日々樹渉です!」
「素晴らしきアイドル! 私の愛と驚きをもって、高らかに歌いましょう☆愛と輝きの世界のために!」
プロフィール
ユニット | fine、アルティシモ(臨時)、Puffy☆Bunny(シャッフル) |
---|---|
クラス | 3-B |
部活 | 演劇部(部長) |
身長 | 179cm→180cm |
体重 | 63kg |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 2月21日 |
お気に入り | 仮面コレクション |
嫌い | 不明 |
家族構成 | 両親・鳥 |
趣味 | 他人のモノマネ |
特技 | 手品 |
CV | 江口拓也 |
キャッチフレーズ | 愛と驚きの変態仮面→愛と驚きの表現者 |
概要
気まぐれでつかみ所がなく、独特の世界観を持っている『三奇人』の一人。突飛なパフォーマンスで周囲を驚かせるのが趣味。よく仮面をつけているせいで、部員から『変態仮面』と呼ばれている。
(公式サイトのプロフィールより)
一人称 | 私 |
---|---|
二人称 | あなた |
三人称 | 彼・彼ら |
その他 | 愛すべき同胞たち(奇人)等 |
各キャラクターへの呼称詳細については、記事下部の「呼び方・呼ばれ方」を参照。
容姿
髪は銀髪の超ロングヘア、左サイドにハーフアップしたお団子と、左前に垂らした三つ編みが特徴的。
身長は全キャラクター中2番目に背が高く、華のある青年。
制服をロングコート風に改造し、紳士らしさがあるベストやウィングチップのコンビシューズを着用。ユニット衣装はネクタイをワンポイントとし、結び方は華やかなシーンで好まれるエルドリッジ・ノット。彼の遊び心や個性がここからも見て取れる。
人物
高校3年生。
愛と驚きが代名詞。自信家で明るい性格。神出鬼没でミステリアス。
声はデカくにぎやかで目立ちたがり屋。いつもテンションが高く子供っぽい一面がある反面、達観していて大人びた発言も多く浮世離れしている。
誰にでも敬語で話し、いつでもステージの上のような演技がかった調子で話す。
一人で複数の楽器を演奏しながらステージに立ったり、気球を乗り回したり、あらゆる場所から鳩を出すなど奇行が目立ち、人を驚かせたり楽しませたりすることが大好きな生まれながらのエンターテイナー。
「器用大富豪」と評されるほど手数が多く、手品、声帯模写、催眠術、楽器演奏などエンターテイメントに関することは大体可能。
学院における3人の天才、三奇人にも数えられる圧倒的な天才であり、入学試験の成績は学院史上最高得点であった。
しかし、自他ともに認める天才であるにもかかわらず、エンターテイメントに対してストイックであり、努力を欠かさない人物でもある。
ユニットは「fine」に所属。
天祥院英智のことを「英智」「皇帝陛下」と呼び慕い、彼の利き手である「左手」を自称。英智の「右手」と自称する敬人のことは勝手にライバル視しているが、肝心の敬人には全くその気がなく関わりたくもない様子。
渉の大ファンである英智からは、「僕の渉」や「僕の永遠のアイドル」と言われたり、誕生日に気球をプレゼントされるなど数多の寵愛を受けている。そんな愛情を一身に受ける渉自身も、英智の生き方を「面白いひと」と称し傍に仕えては、できたばかりの手品を一番に見せたり学院内公認で交換日記をしたりと、周りからは「二人の世界にいくな」と飽きれられるほど仲睦まじい様子が見受けられる。
演劇部では部長を務めている。
奇行で部員を苦しめることもしばしばだが、その技術と演劇への熱意は本物。声帯模写を利用して一人で複数の役を演じ分けたり、女装をして完璧な女役を演じたりと幅広い役柄をこなす。
演技に対してシビアでストイックであり、大女優の息子である氷鷹北斗が入部した際には、期待とは裏腹にあまりにも不出来だったため、厳しい痛烈批判の毒舌指導。
渉の女役が完璧すぎてまんまと騙され入部させられた真白友也には、可愛いしか取り柄がないと女装を強要して追っかけ回したり生身でサファリパークに置き去りにしたりと容赦ない教育と愛情表現に気持ち悪がられ「変態仮面」と嫌悪される。
それでも演劇部に居続け伸びしろを見せて成長していく後輩二人を、普段はぞんざいに扱い扱われながらもとても可愛がり慕っている。
日頃の行いが悪いせいか後輩から慕われることには慣れておらず、ひなた・ゆうた・宙・忍ら下級生に懐かれたときは照れて挙動不審になったり、過剰に張り切ってしまう一面も見られる。
寂しがり屋であり、かまってちゃん。
無視をされることと、叱られたり否定されることが大の苦手。
人間好きではあるも、圧倒的な天才故に普通の人間の感覚を感じ取ることが苦手で、「高尚すぎて理解できない」と遠巻きにされ孤独を抱えた過去を持つ。
後輩への指導がスパルタになりがちなのもこれが理由なようで、「対決!華麗なる怪盗VS探偵団」では、友也への度を超えた扱いに佐賀美先生から叱られてしまう。自身と違い普通の人間は丈夫にはできていないことを改めて痛感し、珍しく友也相手に猛省したり、孤独だった過去を思い出してか酷くショックを受け落ち込む姿が見られた貴重なストーリーであった。
友也からは「他人を喜ばせるために頑張りまくったら、うっかり独りぼっちになっちゃったひと」などと評され、独りになりそうな彼の後ろ髪を手繰り寄せてくれたのは英智であった描写も作中では度々語られている。
また、自分の感情を言葉で表現することが苦手であり、読書感想文なども苦手。何を書いたらいいかわからず「Amazing!」とだけ原稿用紙に書いて提出したほどである。
「追憶*集いし三人の魔法使い」では、夏目と零を前に五奇人たちとの青春を振り返り、歯切れ悪く感想を述べようとするシーンがあるも、「あぁ、自分の言葉で喋るのは苦手です♪」と結局言葉を飲み込んでしまう不器用な一面が垣間見えた。
未だに謎多き人物であり、養子として老夫婦に育てられたと過去を語ったことがあるも真偽は不明。「日々樹渉」という名前すら本名なのか未だ定かではないが、本人は覚えやすくてとても気に入っているようだ(『Link♪ここから始まるシンフォニア』参照)。
抗争時代
以下、ネタバレを含みます
1年前の渉は現在と髪型が違い、お団子の代わりにもう一本三つ編みを結ってポニーテールにまとめていた。また、髪色のグラデーションも紫色で現在とは異なる。
紫色であったことは、悪役なのでクールな雰囲気にするためとのこと(ファンブックより)。
五奇人の全盛期には、なずなが「空気を読まずに、ドリフェスじゃなくて演劇ばっかりしてるっていう、変わり種」(『追憶*マリオネットの糸の先』参照)と言及しているように、ユニットには所属せずアイドル活動より演劇を優先していた。
しかし、秋に行われた旧Valkyrieと旧fineのライブ対決を皮切りに、英智による学院改革として「五奇人」の処刑が始まる。
渉は演劇科とも切り離され孤立無援となるも、次々と倒されていく五奇人の最後の一人として、英智のシナリオに沿う形で『悪役』を演じきる。
そして改革後、五奇人から三奇人の一人となり、なぜか敵であったfineに所属。経緯については、所属当初の本人曰く「まぁ、いろいろと事情がありまして……」。
続いて、「私の興味は『fine』ではなく英智に向いておりますので! あまり『fine』として活動する意欲はありませんよ?」と明言している(『誉れの旗*栄冠のフラワーフェス』参照)。
ユニット活動自体はやはり消極的で、アイドル科であるにもかかわらず演劇に傾倒したり、他人にあまり興味を抱かず一箇所に留まることも得意ではないとしていた彼が、次第にユニットに愛着を見出し「fineは最高の環境です!」と謳うほど唯一無二の居場所を作り上げていく過程も本編では見ることができる。
改革にあたり、「謎の怪人ホッケーマスク」として北斗を最後の処刑の舞台に上げることで意図せず彼に革命の動機を与えたり、なずなに助言しRa*bitsの結成に一役買うなど、現在に繋がる学院の歴史においても重要なポジションを担っていた。
五奇人はかけがえのない友人。
とりわけ逆先夏目は「師匠」と呼んで彼のことを慕っていた。斎宮宗は芸術論を語り合ったり休日に遊んだりと意外にも仲が良いが、「似ている」と言われるとお互い全否定する。ズ!!の春夏私服が似ていたのはたまたまだそう。
ズ!!(現在)
夢ノ咲学院を卒業後、fineとしてスタプロに所属。寮ではスバル・斑・宙と同室。サークルは劇団『ドラマティカ』といきものクラブ(アニマルズ)に所属している。
演劇界では狭き門である北斗の母の劇団へ先に所属を決めたことで、アイドルから離れるのではないかと英智や桃李らに心配されていた(『Link♪ここからはじまるシンフォニア』参照)。しかし、そこは天才超人・日々樹渉。しっかりアイドルとの二足草鞋で活動中。なお、北斗の母からは今も厳しい扱いと指導を受けている。北斗曰く「母は才能がある若者に厳しい」。
「降臨!紡ぎ始めるネヴァーランド」では、乱凪砂と臨時ユニット「アルティシモ」を結成。大会に出た際は、お互い人間の感覚に疎いため「ご乱心」と記事に書かれるほど難解なものだったよう。
メインストーリー第二部・第六章「サンクチュアリ」では皆が優勝に向けて奔走する中、混乱に乗じて自己催眠をかけ五歳児の人格へ退化。「今の私では無理ですが、五歳児くらいの私なら」と、子供の頃に出会っていたら仲良くなれそうとの思いで友也と友達として交流をし、幼い頃の孤独だった自分に優しくしてみたかったと語った。
なお、五歳児の人格の時点で「日々樹先輩」と呼ばれても記憶が抜け落ちていたのか、自身の名前にあまりピンときてはいなかった。十七歳の友也と対等かそれ以上の会話ができ、料理をしたり異様に礼儀正しかったりと、幼い頃から優秀な天才児であることも窺い知れた。
関連イラスト
呼び方・呼ばれ方
他人をあまり名前で呼ばず(『誉れの旗*栄冠のフラワーフェス』参照)、あだ名を用いていることが多いが、現在では下の名前で「くん」付けすることが増えてきた。
薫は当初あだ名で呼んでいたが薫側の要望により名前呼びに。敬人については、冬以降に徐々にあだ名から名前呼びに変化した。
名前 | 呼び方 | 呼ばれ方 |
---|---|---|
転校生ちゃん | ○○さん | 日々樹先輩 |
紫之創 | 日々樹先輩 | |
真白友也 | 友也くん | 変態仮面→部長→日々樹先輩 |
葵ひなた | ひなたくん | 日々樹先輩 |
姫宮桃李 | 姫君 | ロン毛→日々樹センパイ |
仙石忍 | 忍くん | 日々樹殿 |
葵ゆうた | 双子の弟くん | |
天満光 | 変態仮面のに~ちゃん | |
春川宙 | 宙くん | 大ししょ~ |
明星スバル | バルバル | ヒビキング先輩 |
氷鷹北斗 | 北斗くん | 部長、日々樹部長 |
遊木真 | 遊木くん | 日々樹先輩 |
神崎颯馬 | 日々樹殿 | |
乙狩アドニス | アドニスくん | |
逆先夏目 | 夏目くん | 師匠、渉にいさん |
衣更真緒 | 『二代目くん』 | 日々樹先輩 |
伏見弓弦 | 執事さん | 日々樹さま |
影片みか | 『かわいこちゃん』 | 日々樹先輩 |
天祥院英智 | 英智 | 渉 |
蓮巳敬人 | 右手のひと→敬人 | 日々樹 |
羽風薫 | 薫くん | 日々樹くん |
瀬名泉 | 『騎士』さん | 日々樹 |
守沢千秋 | 千秋くん | |
斎宮宗 | 宗 | 渉 |
三毛縞斑 | 『お祭り男』さん | 渉さん |
鬼龍紅郎 | 紅郎くん | 日々樹 |
深海奏汰 | 奏汰 | わたる |
朔間零 | 零 | 日々樹くん |
仁兎なずな | 子ウサギさん | 渉ちん |
月永レオ | 『王さま』さん | ワタル |
青葉つむぎ | 先代さん | 日々樹くん |
佐賀美陣 | 佐賀美教諭 | 日々樹 |
天城一彩 | 渉先輩 | |
礼瀬マヨイ | 怪人さん |
関連MV
fine「The Tempest Night」
Puffy☆Bunny「パラダイム・リバーシ!」
関連タグ
コンビ・グループタグ
三奇人 五奇人 3-B組(あんスタ) 演劇部(あんスタ) 劇団『ドラマティカ』 いきものクラブ(アニマルズ)