ハナ(くノ一ツバキの胸の内)

はな

原作「くノ一ツバキの胸の内」のキャラクター。

人物

あかね組上級生の担任兼長を務める妙齢の女性。厳格な性格であり、男に関する話をしていた生徒に対して厳しく叱る事もあり、その性格故に生徒達からは恐れられている。（本人は「男に対して恐れを見せた」と勘違いしている）

白蛇を操る術が得意。長を務めているだけに、くノ一としての実力ははるかいに高いが、腰痛持ちでここぞという時には腰の痛みで本気が出ない時もある。

※ここから先ネタバレ

彼女が生徒達に男が危険と言い聞かせるのは、ある理由があった。

かつて、まだあかね組が男の忍者集団であるあおい組との交流があったが、その時とある事件が発覚。

恋仲である男女が駆け落ちする事態が多発し、これ以上忍が減るのを危惧した村の長同士の決断により、あかね組とあおい組の交流を絶った。

そして代々、「異性は怖い存在」と言い聞かせて、再び恋仲が生まれ駆け落ちする事を防いでいた。

ある日、男に対する危険性を分からせる為の鬼ごっこを計画した時に、ツバキにこの秘密を知られてしまい、以降は彼女（と途中からあかね組に所属したリンドウ）にこの秘密を守ってもらう事を約束する。

しかし、かつては彼女もあおい組の男と接触があるらしく、現在はそのあおい組の教員らしき男性と未だに何かしらの関係を保っている。