イタリアのタンフェリオ社がチェコのCz75を元に開発したTA90の技術提供によってIMIが開発した銃。Cz75にデザートイーグルのような正面から見ると台形をしたスライドを載せたようなスタイル。
バレルを交換することで、9mm 40S&W、41AE弾の三種類の口径に対応できる銃である。
Cz75に比べると、比較的耐久力が高い。
アニメ・漫画界ではスパイク・スピーゲルの銃として有名で
レーザーサイト搭載のカスタムグリップを装備して登場。
玩具銃としては、ハドソン産業がガスガン化、大日本技研が無可動モデルとして製品化している。
また、「スパイクの愛銃」に外見をカスタムするため、大日本技研がグリップ・レーザーサイトのレプリカを出していた。
しかし、現在は三品とも絶版。
*ハドソン製ジェリコについて
現在、日本国内で、実銃に近いフィーリングのジェリコを手に入れるとなったら、ハドソン製ジェリコ941を入手するしかない。
しかし、中古で平気で一万以上する価格に加えて、ガス漏れが多く、一度ガス漏れを起こしたまま放置すると、バルブまでおかしくなるので注意。また、ガスを入れたまま保存しておかないと、これもバルブの故障につながる。
また、初期ロットは、スライドの動きが鈍い、弾が装填されないなどの弱点があり、可動状態で長期保存するためには、メーカーも倒産したこともあり、アフターサービスが受けられないので、ガスガンの故障にある程度対処できないと難しい。
ジェリコを買おうとする方も多いと思うので、参考までに。