鈴木涼

すずきりょう

鈴木涼は、ひぐちアサ原作の野球漫画『おおきく振りかぶって』の登場人物。

概要

春日部市立高校。捕手。右投左打。

7月1日生まれ。血液型はA型。クラスは2年1組。

家族構成は祖父・父・母・兄（葵）妹。

鈴木葵とは双子の兄弟で、涼は弟にあたる。

アッシュがかった明るめの茶色の短髪で、吊り目。幼さの残るさっぱりした顔立ちである。

春日部市立の正捕手で、エースピッチャーの葵とバッテリーを組んでいる。

試合に集中すると熱くなりすぎる葵のストッパー役として、ピッチャーを導くようなリードをする。

一卵性双生児であるためかバッテリー間のサイン交換が速い。そのため、バッターに考える隙を与えないよう指示することができる。

また、相手の4番バッターの今日の成績が悪いとわかると、相手にわざと打ちやすそうなボール球を打たせることで、一度期待させることで調子をさらに落とすというキャッチャー向きの意地悪な性格を持ち合わせている。

根本的な性格は葵と同じく熱い性格であるが、試合中は感情を抑え込むことで冷静になる様子が見受けられる。

試合中、榛名に葵と全く同じ顔をしていると指摘された際、「ったりめーだろ。」と返しているように、葵とは一心同体のような存在であると考えていることが示唆されている。

17巻の表紙裏によると、春日部市立高校は館内屈指の進学校という設定であるため、かなり頭がいいことがわかっている。

また、家族内では練習によって日増しに臭くなっていくことを気にしつつはあるものの、テキトーな理由づけをしてお茶目に振る舞うような、年相応の可愛げな様子が描かれている。

名前の由来は7月の異称「涼月（りょうげつ）」から。髪の毛の色が葵より薄い。