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ストーリー

“悪漢”の想区

開幕:“悪漢”の想区にやってきた一行。陰鬱な空気が流れる街なかで、突如として住人がヴィランに変わる。ヴィランに襲われている少年を助けるべく、戦闘となる。

終幕:ヴィランを倒した一行に、少年は礼をし、名を名乗る。少年の名は、“コバヤシ”――しきりに、一行が行った「コネクト」に興味を示す。そして、彼より、衝撃的な事実を聞く。この想区の主役、アルセーヌ・ルパンは、本来ならば勝利するはずの相手、カリオストロ伯爵夫人によって、殺された後だった。

情報収集Ⅰ

開幕:今までと勝手の違う想区に驚いた一行は、手分けして、情報収集に向かうことにする。タオとシェイン、そしてエクスとレイナで、街の人たちに聞き込みに向かう。

合流地点

終幕:情報収集を終えた一行。コバヤシ少年の言った通り、この想区の主役に等しい存在、アルセーヌ・ルパンは六年前に殺されており、その相手こそが、カオステラーと化したカリオストロ伯爵夫人であるとわかる。しかし、その、死んだはずのルパンからカオス・カリオストロへ予告状が出され、大騒ぎになっているのだという。カオス・カリオストロは豪華客船プロバンス号に乗り込み、海上でルパンを迎え撃とうとしていた。

いざ、密航!

開幕:プロバンス号に乗り込もうとする一行だったが、乗船のために必要なチケットがなかった。考えた結果、貨物に紛れて密航しようとするが、警備兵に見つかってしまい、結局、強行突破することとなる。

終幕:警備兵を倒した一行だったが、非常用サイレンを鳴らされてしまい、追われる身となってしまう。しかたなく、警備兵に追いつかれる前にプロバンス号に潜り込む。

伏魔殿プロバンス号

終幕:船室にて、カオス・カリオストロの前に、ガニマール警部が現れる。予告状を出したルパンを迎え撃とうとするカオス・カリオストロと、その手下たち。その中には、明らかに人ではない者も混ざっていた。眉をひそめるガニマールの耳に、衛兵から、密航者の存在が告げられる。

執念の男

開幕:貨物室に潜り込んだ一行。息を潜めていたが、積まれたコンテナの中身を見て、驚愕の声を上げる。中身は、大量のヴィラン。そこに、一行をルパンの変装だと思ったガニマール警部が現れ、戦闘となる。

終幕:ガニマールに勝利する一行。想区を混沌に落としている諸悪の根源が、カオス・カリオストロであることを訴えるが、ガニマールは『運命の書』に従うことに固執する。なおも一行を捕らえようとする彼から逃げるが、隠れる場所がなく戸惑う。そんな一行に、ある人物が助け舟を出す。

名探偵は動けないⅠ

開幕:一行を助けたのは、港町で出会ったコバヤシ少年だった。彼が、今回の一件で、事件解決のためにやってきた、東洋の名探偵“明智小五郎”の助手だとわかる。

名探偵は動けないⅡ

終幕:パーティー開宴まであと少し。コバヤシ少年はなにかを決意し、カオス・カリオストロは不敵に笑い、レイナは空腹にあえいでいた。

狂乱の宴Ⅰ

開幕:ついに開宴する、プロバンス号船上パーティー。来場客がひしめく中、現れるカオス・カリオストロ。ルパンを挑発するカオス・カリオストロだったが、彼女の脇にいた従者こそが、ルパンの変装だった。颯爽と「ドロテの叡智」を盗み出すが、それすらもカオス・カリオストロの罠。パーティーの来場客全てがヴィランに変えられ、襲いかかる。一行はルパンを救うべく、戦闘に突入する。

狂乱の宴Ⅱ

開幕:混戦となるパーティー会場。その中で、一行はルパンを助けるべく、ヴィランたちをなぎ払いながら進む。

狂乱の宴Ⅲ

開幕:ついにルパンの元にたどり着く一行。しかし、そこにカオス・カリオストロも現れる。けしかけられた、彼女の下僕たる双刀の鬼神と、一行は戦う。

終幕: 双刀の鬼神を倒した一行。しかし、なおもカオス・カリオストロは不敵な笑みを崩さない。連戦に次ぐ連戦に疲弊した一行に、強力な力を持つカオス・カリオストロがせまるが、その直前で、会場内の照明が落とされ、一行はその隙に逃げ出す。

ルパン・ザ・サード

開幕:ルパンを連れ、パーティー会場から逃げおおせた一行。気を失ったルパンの手当をしようとしたところ、彼の腕や足が取れ、顔も仮面であることがわかる。その中から出てきたのは――

終幕:助け出したルパンは、機械じかけの手足をまとった偽者だった。ルパンに変装していたのは、先程のコバヤシ少年。その正体は、殺されたアルセーヌ・ルパンの孫であった。彼は――いや、本当は“彼女”であったコバヤシことサードは、祖父と父を殺したカオス・カリオストロを倒すため、この船に乗り込んでいたことを明かす。一行はサードとともにカオス・カリオストロを倒すべく、共闘することになる。

反撃開始Ⅰ

開幕:カオス・カリオストロへの反撃を開始する一行。彼女の部屋までは、複数の場所を通らねばならず、話し合った結果、一旦四手に分かれて敵の目をそらし、その後集合して突破する作戦となる。

私はシェイン

開幕:サードとともに、二階階段を目指すエクス。その合間に、彼女の過去の話を聞く。そこにヴィランが現れるが、間一髪駆けつけたシェインに救われる。

終幕:戦闘終了後、シェインの様子がどこかおかしい。問い詰めるレイナとタオだったが、なんとなく流されてしまい、うやむやとなる。一行は再び分かれ、中央ロビーに向かう。

複雑怪奇Ⅰ

開幕:一行が去った後…そこに、先に向かったはずのシェインが現れる。「もう戦闘終わっちゃいましたか……」とつぶやくシェイン…

あんちゃんはタオ

開幕:中央ロビーに向かうエクスとサード。その最中に彼女から聞いた話の中で、何かに気付くエクス。そのことを質問しようとしたところで、ヴィランが現れるが、現れたタオに救われる。その後、レイナ、シェインとも合流する。

終幕:中央ロビーの戦闘に勝利した一行だったが、今度はタオの様子がおかしい。不審に感じるレイナとシェインだったが、タオは無理やりごまかすと、先に行ってしまった。

忍び寄る影Ⅰ

開幕:一行が立ち去った中央ロビーに、先に向かったはずのタオが現れる。「出遅れたか…」とつぶやき、タオは先に進む。

忍び寄る影Ⅱ

終幕:三階階段に向かうも、道に迷ってしまうレイナ。その背後に、謎の男が現れる。

レイナの焼きもち?

開幕:三階階段に向かうエクスとサード。その最中、サードより、彼女の『運命の書』にまつわる話を聞く。そこに、敵が現れ、レイナの登場で事なきを得る。シェインとタオも合流し、戦闘となる。

終幕:戦闘終了後、今度はレイナの様子がおかしい。エクスに対して、過度に強く当たり、そのさまはまるで、嫉妬する恋人のようであった。困惑する一行。そこに、もうひとりのレイナが現れ、一行の前にいたのは偽者だとわかる。さらにガニマール警部まで現れ、混乱となる中、偽レイナは逃げ去ってしまう。

その痛みすら望み

開幕:またしても現れたガニマールは、再び、一行を逮捕しようと襲いかかる。仕方なく、一行は決着をつけるべく戦う。

終幕:ガニマールに勝利した一行。だが、サードが「ルパンの孫」と知ったガニマールから、「ルパンに孫などいない」という事実を知らされる。サードはカオス・カリオストロの暴走で生まれた、本来なら存在しない登場人物であり、そもそも彼女には、この想区で、果たすべき役割はなかった。それでも、自己の存在を証すために戦うサードを、ガニマールは逮捕をあきらめ、見逃す。

我が一族の誇りにかけて

開幕:カオス・カリオストロの部屋にたどり着いた一行。しかし、一瞬の隙を突かれ、サードが捕まってしまう。窮地に追いやられる一行だったが、一か八かの賭けで、サードに『導きの栞』が託される。本来生まれる予定でなかった存在――サードもまた、『空白の書』の持ち主だった。サードの求めに応じ、アルセーヌ・ルパンの魂が、サードとコネクトする。

終幕:カオス・カリオストロに勝利した一行。これで、事件も解決かと思われたが、カオス・カリオストロは「ドロテの叡智」の力によって不死身の体を得ていた。再び窮地に追いやられる一行。だがその時、突如何者かの声が聞こえた。

怪盗紳士、華麗に参上

開幕:消えた部屋の明かりが再びついた時、カオス・カリオストロの胸元から、「ドロテの叡智」は消え去っていた。盗んだのは、現れた謎の男――本物のアルセーヌ・ルパンだった。形勢は逆転し、最後のあがきに力を暴走させるカオス・カリオストロと、一行は最後の戦いとなる。

終幕:ついにカオス・カリオストロを倒した一行。そこで一つの事実があきらかとなる。目の前のルパンは、アルセーヌではなく、アルセーヌから代役を託された、サードの父、ジャンであった。死んだと思っていた父と再会し、涙するサードだったが、『調律』が行われる寸前、カオス・カリオストロの反撃からレイナを守り、ジャンは夜の海に消えた。しかし、彼は『調律』によって、今度こそ“アルセーヌ・ルパン”となり、サードに彼なりの方法で生存を知らせ、去っていった。

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