概要
『スターフォックスゼロ』と共に発売された
シューティング兼タワーディフェンスゲームである。
テレビ画面とWiiUのGamePadを併用して、
次々に現れる敵のロボットを
光線銃付きの監視カメラ「プロテカム」で
撃墜してレアメタル採掘基地を防衛する、
というのがこのゲームの大まかな内容。
詳細
レアメタル採掘企業「コーネリア株式会社」の
新入社員として、
戦場となる「レアメタル採掘基地」を
ロボットから守り抜く任務を任される。
基地は、いずれも迷路のような複雑な構造をしており、
入り口が複数存在する。
中心には「コントロールタワー」なるモノがあり、
監視カメラ兼レーザー銃の「プロテカム」を駆使して
タワーを破壊されないよう立ち回る必要がある。
テレビ画面は実際にプロテカムで映された映像
WiiU GamePadは基地のレーダーで、
敵機の場所や動向などを見ることができる。
プロテカムは全部で12個あり、
基地の好きな場所に配置することが可能。
プロテカムにも種類があり、
時間の流れを遅くするモノ、空を飛ぶモノなど様々。
(後の項目で詳しく説明)
ロボットは、基地の外からこのコントロールタワーを
破壊しにやってくるのだが、
ロボットの全部が全部タワーを狙っている訳ではない。
ロボットのタイプは、
「アタックタイプ」「ジャマータイプ」
の2種類に大別され、
「アタックタイプ」は、
コントロールタワーを直接破壊しに向かい、
「ジャマータイプ」は、
主に防衛の為に使うプロテカムに対し
破壊、ジャック、持ち去りなどの手段で
プレイヤーの防衛を邪魔する。
防衛を成功させるためには、
「アタックタイプ」のロボットを全て倒す必要が
あるのだが、
「ジャマータイプ」のロボットがそれを執拗に妨害
するのであれば、
ジャマータイプのロボットも倒しておかなければ
ならない。
逆に言えば、
アタックタイプのロボットが1,2体程しかいない
状況で無理にジャマータイプのロボットを
倒し切る必要も無い。
アタックタイプのロボットを全滅させ防衛が成功すると、
残ったジャマータイプのロボットは一目散に
逃げて行く。
結論から言うと、
アタックタイプのロボットを倒し切ると防衛成功、
コントロールタワーをロボットに破壊されると防衛失敗
である。
また、防衛中
敵機に5発連続で弾を命中させると
"Combo"
(耐久力がプロテカム2発分以上の敵を利用する場合、
射撃命中後の無敵時間も考慮する必要がある。)
遠くから敵機を撃ち、撃破すると
"Sniper"
アタックタイプのロボットが
タワーを破壊する寸前でそのロボットを倒すと
"Attack Avoid"
と言ったような表示が出るのだが、
これは
防衛成功時にボーナス点として加算されるものである。
ワールドは全部で6つあり、
メインステージを全てクリアするとエンディング。
奇数ワールドの最終ステージはボス戦
偶数ワールドの最終ステージは難関防衛戦
となっている。
敵ロボット一覧
アタックタイプ
アタッカー
通常のアタックタイプのロボット。
殆どの基地で出現する。
体力はプロテカム2発分で、
1発命中すると上半身が分離して身軽になり、
移動速度が速くなる。
プロテカムで監視されていることに気がつくと
驚いたり、
タワーの破壊に成功すると得意気にアピールしたりなど、
自我を持っているような動きをすることがある。
シールド
体力はプロテカム2発分。
色味はアタッカーと似ているが、
正面を大きな長方形の盾でガードしている。
バリアに何発撃ってもびくともしない代わりに、
体の後方には何の装備もしておらず
そこを撃てば撃墜可能。
普段は1つのプロテカムの方を向きながら侵入するため、
コイツの背中が見えるプロテカムに切り替えて
倒すのが正攻法だが、
たまに盾から顔を出して辺りを見回すことがあるので
その隙に撃墜するのも一つの手段。
(だが、この動作をする頻度はさほど高くない。)
また、タワーに近づくと盾による防御を解き
タワーを破壊する動作に移行するため、
余裕があるならタワー近くに引き寄せて倒すのも良い。
シールドらしく盾をぶつけてタワーを破壊する。
防衛失敗のアピール時も盾をぶん回している。
ステルス
体力はプロテカム2発分。
侵入してもWiiU GamePadのレーダーに
反映されず、
他のアタックタイプよりも体が小さいため、
テレビ画面を注視しなければ見逃してしまう。
ただし、流石にタワーに近づくと
レーダーに場所が反映されるようになるので、
コイツも余裕があれば
タワー近くに引き寄せて倒すと良いかもしれない。
ビッグG
体力は脅威のプロテカム20発分。
とにかくタフなのだが、
一方で移動速度はアタッカー以下。
ただし、
プロテカムの近くまで来ると
そのプロテカムを落としてきたり、
後述のスモッグやジバックが近くにいる場合
タワー近くにぶん投げてタワー付近に配置された
プロテカムに悪影響を与えるなど、
ジャマータイプのような性能も持ち合わせた
ハイスペックなロボット。
"G"とあるように、モデルは動物の「ゴリラ」。
防衛失敗時は、
両手でバンザイをしてアピールする。
スケルス
体力はプロテカム2発分。
外見は先述のステルスとほぼ同じだが、
普段は透明で、テレビ画面で識別するのが難しい。
ただしWiiU GamePadのレーダーには居場所が
反映されるため、
テレビ画面で見失った際は要チェック。
プロテカム射撃を1発命中させる
またはタワー付近に接近して
タワーを破壊する体勢に移行すると透明化を解く。
ステルスと同じく、もし余裕があるなら
タワー付近に引き寄せて倒すと良い。
ジャンプレラ
体力はプロテカム3発分。
円錐のような形をしており、
足がバネになっている。
基地の外から現れ、
ジャンプで壁を乗り越えながら
タワー目掛け一直線に向かってくる。
跳んだ直後はゆっくりと地面に降り、
着地すると再びジャンプして着地…
を繰り返して前進する。
だがもし壁が進路上になければ
そのままタワーを破壊しに向かうので
油断大敵。
移動速度もそこそこ速い。
また、近くにプロテカムがある場合、
飛び蹴りの要領で破壊することがある。
防衛失敗時は左右に跳んでアピールする。
ミサイル
体力はプロテカム2発分。
出現すると凄まじい移動速度で
基地内を飛び回ってタワーに向かうため、
見つけたら優先的に攻撃しよう。
一応体力はプロテカム2発分だが、
1発撃ってしまえば攻撃能力を失い、
踵を返して逃げようとし、
一定時間経過すると自滅して撃破扱いになるため、
余裕がない場合には
1発だけ命中させたら放置して
他のロボットの撃破に専念すると良い。
また、コイツは
移動速度が速いと言うだけが取り柄であり、
それ以上に厄介な性能は特に無い。
タワーへの攻撃方法が捨て身の特攻であるため、
防衛失敗時のアピールを見ることができない。
マイマイ
体力はプロテカム2発分。
出現場所、タワーへの向かい方は
ジャンプレラとほぼ同じだが、
移動速度が遅く、体力もジャンプレラよりも低い。
ただし、音が無く静かに入ってくるため
侵入したのを分からないまま
見過ごしてしまいがちである。
WiiU GamePadのレーダーをよく見て
対処するのが最善策。
モデルは動物の「カタツムリ」。
タワーへの攻撃時は殻部分から
攻撃用のアームを出す。
出現から攻撃までとにかく静かなので、
いち早く対応できなければ
タワーを破壊されてしまう。
ハコリョーシカ
体力はプロテカム3発分。
マトリョーシカの要領で
撃たれる度に体が小さくなる。
その分動きもすばしっこくなるため
撃破しづらい。
選んでいないカメラの方に近づくと
その方を見ながらジャンプしてアピールしたり、
防衛失敗時もぴょんぴょんと跳ねたりと
外見や動作は可愛らしい。
終盤に登場するだけあって、
単体でも撃破難易度は高めである。