サクラ(イズミ幻戦記)
さくら
サクラとは、若木未生のSF小説「イズミ幻戦記」の登場人物である。
概要
アオイと同じくマザーコンピューター「ジュリア」によって作り出されたアーマノイド四姉妹の一人。製造番号はSR-0128。
銀色の髪とピンク色の瞳と他の姉妹と同様に美しい容貌を持つ(目撃した人間の証言ではせいぜい十八歳ぐらいの若い女性と形容されている)。
二言めには「殺す」「死ね」などの物騒なワードが口から出るほど好戦的で、標的に恐怖を与えて殺害したり、子供にまで手にかけようとしたほど残虐な性格の持ち主。
口も悪く、妹のアオイに対して「役立たず」と言い放ち、彼女を怒りに震えさせている。
戦いに於いては小細工を嫌い、メイン画像のような露出の多い大胆な装いで臨む。
人間のESP因子に基づいたアオイの発火能力に対し、彼女の特殊能力はメカニカルな側面に基づくマイクロウェーブ照射。
これは物体の分子構造を振動させ内部から木っ端微塵に破壊するという、残虐な彼女の性格にまさに一致した能力といえる。ただ、この能力には欠点がいろいろと存在し、イズミとの再戦においてはこのうちの一つをつかれてしまう。
余談だが四姉妹のうち、唯一彼女だけが表紙絵に登場していない。