洋式トイレ
ようしきといれ
概要
西洋風のトイレのこと。和式便所とは異なり、腰掛けて用を足すことができる。
日本国産の洋式トイレが登場したのは大正時代からで、当時は帝国議会議事堂や富裕層の洋館などに取り付けられる程度だったが、徐々に一般家庭や企業にも取り入れられるようになった。
現在、住宅の洋式トイレの保有率は2008年時点で約90%に達しているが、公立の小中学校などは2020年現在も未だ57%に留まっている。現代日本では洋式トイレがほぼ当たり前になっているせいか、学校や外出先で和式トイレを正しく使えない子供も増えているとか。
小便器がない場合、男性の小便もこれで排泄することになるのだが、立って行うと実はかなりの小便がトイレの周囲に飛び散ることになる。これが積み重なると悪臭の原因となるため、可能であれば座ってやるか、床などを拭いてから出てあげると次の人も気持ち良く使えるだろう。